ゆでたまごを6パターンの時間で作りました!
水から作るという方も多いゆでたまごですが、今回は、ゆで時間を調整しやすいので沸騰したお湯から作りました。たまごには薄皮と殻の間に空気が入るよう、画鋲で1カ所穴を開けておきます。ゆで時間5分半から30秒ごとに取り出して、白身と黄身のゆで具合を検証してみました。
それでは結果をどうぞ!
ベスト・オブ・ゆでたまごはゆで時間7分が正解でした!
ベスト・オブ・ゆでたまごに輝いたのは、ゆで時間7分でした。仕上がりは黄身の中心がレアでトロリとしながら、外側は半熟でしっとりし、黄身だけで美しい二重層ができあがりました。白身も安定した固さになり、殻むきの成功率も上がります。
オレンジの濃淡で、美しい二重層になりました!
黄身がなめらかで食欲を誘います!
さて、ベストのゆで時間がわかりましたが、ゆでたまごの好みは人によって違うもの。そこで、ベストの7分前後の結果もご紹介します。ご自分の好みにあわせて試してみてくださいね。
ゆで時間7分以外は黄身か白身に欠点あり
5分半から10分まで検証したゆで時間は、7分以外は欠点あり。でも、たまごを使う用途や好みの固さの参考になるので、白身と黄身の具合を見て、好みのゆで時間を探してみてくださいね。
レア好きが喜ぶ黄身の仕上がり。黄身の食感は生たまごに近くて、”トロリ”というより”サラリ”とした感じでした。
白身はやわらかく、気を抜くとすぐに壊れてしまうので注意。
白身の状態が落ち着き、殻むきの成功率がぐんと上がりました。レア好きなら6分あたりで取り出して!
ゆで時間7分のものよりも30秒早いだけで、全体にとろみのある黄身になりました。白身も少しやわらかく舌触りも◎。
白身はまだやわらかいので、薄皮と白身の間に水を注ぎ、慎重にはがしましょう。
黄身の外側が固まりはじめているものの、まだまだ半熟状態。7分よりむきやすく、固ゆでと半熟のいいとこどりです。
黄身の中心はまだ半熟なものの、しっかり固まっているため、サンドイッチの具材やタマゴサラダにもしやすい固さです。
黄身が安定して固まるので、ほぐしやすくタマゴサラダに最適!
黄身のしっとり感を残しつつ、全体に火が通り、固ゆで派ならなんとか許容範囲です。
ゆで時間7分のものよりも、黄身が一段階薄い二重層に。黄身の内側はまだ少ししっとり感が残っている状態です。
白身がしっかり歯ごたえのある固さになりました。黄身は少しもそっとしています。
しっとり感がほぼなくなり、少しやりすぎな印象。黄身は黄色の二重層に変化しています。
以上、ゆでたまごのゆで時間の検証結果でした。他のゆでたまごを見ても、やはり7分がベスト! 断面もきれいに仕上がるので、料理の盛りつけでも一役買いそうですね。