たまごはフライパンの端に落とすのがポイントです!
どんなめだま焼きを焼く時も重要なのが、たまごを落とす位置です。焼くときはフライパンの中央ではなく、端にたまごを落として焼くと白身が広がりすぎずに美しく仕上がります。それでは、この基本のポイントをふまえて、4つの焼き方のコツをご覧下さい。
黄身がトロ~リとした「レア」はトーストにのせて食べるのがおすすめ
ナイフを入れると黄身がトロ~リと出てくる「レア」に仕上げるには、極弱火でじっくり火を通していくのがポイントです。トーストにのせて食べたり、ロコモコなど黄身を絡めて食べたい料理におすすめです。
中火にして焼き、白身の端がチリチリとなってきたら、フタをせず極弱火で5分焼きます。
5分焼いたら完成です。黄身に薄い膜がかかり、中が液状のままになっている様子がうかがえます。
仕上がりはこちら。ナイフをスッと入れると黄身がトロ~リと出てきます。
白身の白い膜で覆われた「ミディアム」黄身はとろりと溢れる繊細さです
白身が白い膜でしっかりコーティングされた「ミディアム」。黄身は「レア」と同じようにトロリと出てくるので、丁寧に扱うのがポイントです。
たまごを落とし入れて、白身が固まりはじめたら水大さじ1を入れてフタをします。
フタをして1分経ったらすぐに引き上げます。火の通りが速いのでこの作業は急いで!
黄身は白身でコーティングされていますが、少しの衝撃で破れる繊細な状態です。
黄身まで火が通った「ウェルダン」焦らずゆっくり作ることができます
かた焼きの「ウェルダン」は、黄身までしっかり火が通った仕上がりに。途中までは「ミディアム」と同じ焼き方で、黄身の火加減などを気にしなくて良いので、失敗する心配もありません。
白身が固まりはじめたらフタをします。ここまでの手順は、ミディアムと同じです。
水の量をミディアムの2倍の大さじ2を入れてフタをして、3分間火を通します。
しっかり焼くので、引き上げのタイミングで焦らなくても大丈夫です。
しっかりした焼き目の「両面焼き」でも黄身は半熟の仕上がりです
表裏にしっかり焼き目がついた「両面焼き」が家庭でも簡単にできちゃいます。フライ返しでひっくり返す時に、黄身をつぶさないように注意して返すのがポイントです。
フライ返しで持ち上げられる程度に白身が固まったら裏返します。
フライ返しで押しつぶさないように返して、1分焼きます。
両面香ばしく焼けました。ナイフを入れると黄身の中心は半熟でしっとりとした仕上がりです。
以上、めだま焼きの4つの焼き方でした。火加減や水の量など、ちょっとしたコツを実践して、お好きな焼き加減のめだま焼きを楽しんでみてくださいね。