焼き方のコツを覚えておいしいたまご焼きを!
お弁当の定番「だし巻きたまご」。でも、「なかなか上手くできない…」と思っている人も少なくはないでしょうか? たまご焼きをふっくらきれいに巻けるたまご焼きのコツと、味がビシッと決まってふわふわに仕上がるだし汁の作り方をご紹介します。また、たまご焼き器を持っていなくても、フライパンできれいに仕上がる方法もあわせてご紹介します。
定番おかずのたまご焼きをふっくらきれいに作ってみましょう。
たまご焼きは固まりはじめたら巻いていくのがポイントです!
たまごを巻くタイミングが重要な たまご焼き。今回は3つのタイミングで巻いて検証しました。
底部分が固まってきたら、表面が半熟状態で巻きはじめます。少し残っている液体はフライパンを傾けて移動させて。
評価:◎
仕上がりはこちら。中心まできれいに焼けた、美味しそうなたまご焼きが完成しました。巻きはじめのタイミングは下が固まりだしたらが正解です。
巻くというより、崩すような感覚で寄せつつまとめます。勢いをつけて一気に巻くと、たまご焼きっぽい形になりました。
評価:△
仕上がりはこちら。中心部分は巻かれていないものの、外側は3周分巻けました。ただ、作りづらくベストな手法とはいえません。
全体が完全に固まってから巻きました。薄焼きたまご状態なので、巻き方での失敗は少なそうです。
評価:×
仕上がりはこちら。薄焼きたまごのため、他の方法より多く巻けました。ミルクレープのようなお菓子みたいな食感です。
たまごとだし液は2:1がベスト!ふわふわのだし巻きたまごが完成
だし液の量を20cc、30cc、60ccの3種類の量で仕上がりを比較してみました。たまごのサイズはM(60cc)1個に対して検証しています。
評価:◎
だし液がたまごに対して半量のため巻きやすく、仕上がりはやわらかくてふわふわ!
評価:○
ほかの割合と比べて最高のふわふわ食感を実現。ただ、ひと巻きごとの焼き時間と手間がかかり評価を落としました。
評価:△
だし液20ccでは水分が少なく、あっとう間に固まってしまいます。結果、固めのだし巻きたまごになってしまい、評価は△に。
だし液が多いときは片栗粉を小さじ2分の1追加してください。形状が安定して固まりが早まります。
仕上げに巻きすを使ってかたちを整えればOK!
たまご焼き器がなくても、巻きすを使えばきれいに仕上げることができます。半熟オムレツを作る要領で作り、巻きすでくるんで5分休ませれば、きれいに仕上がります。
手順1
フライパンでたまごが半熟なうちに、細めのオムレツを作る感覚でたまごを巻きます。
手順2
巻きすに直にたまごをのせて楕円形になるように形を作ると、巻きすの1本1本が模様になって見た目もきれいな仕上がりに。
手順3
巻き終えたら5分程度休ませます。巻いた時が半熟でも、休めることで余熱によりしっかり火が通ります。
以上、「だし巻きたまご」が上手に作れるコツをご紹介しました。たまごを巻くタイミングが重要なポイントでしたね。
火加減やだし液の量を調整すれば、味はもちろん、見た目もきれいなたまご焼きを作ることができるので、たまご焼きを作るのに苦手意識がある人はぜひ、チャレンジしてみてくださいね。