安全な自転車ライフに欠かせないグッズを紹介
運動不足の解消や密を避ける移動手段として今、注目を集めている電動アシスト自転車。主流の子ども乗せモデルのほか、通勤やアウドドア向けのスポーツモデルやミニベロなど、ラインナップも多様化しています。
そこで、より安全な自転車ライフを送るために欠かせないグッズを比較。今回は、自転車用ヘルメット4製品をテストし、おすすめを探しました。なお、検証には自転車雑誌ライターの田中弾さんにご協力いただきました。
自転車用ヘルメットの正しい選び方
自転車用ヘルメットは、"正しく"選んで"正しく"着用するのが理想です。大人用なら軽さ、子ども用なら安全性を重視して選びましょう。
選び方:安全基準を満たしたヘルメットを選ぶ
自転車用ヘルメットを選ぶ際は、安全基準を満たしたヘルメットを選びましょう。代表的な安全基準には、次の4つがあります。
SG:一般財団法人 製品安全協会が安全性を認証した製品に表示されます。
CE:EU(欧州連合)加盟国の安全基準を満たしていることを証明します。
CPSC:アメリカで流通しているヘルメットに付く、最も一般的な安全基準です。
ASTM:世界最大規模である米国の団体が発行する安全基準の規格です。
SGマークは、ヘルメットの後頭部の下部あたりに貼られていることが多いので、購入時に確認しましょう。
着用時:ピッタリサイズを左右均等にかぶる
あごとあごひもとの間に人差し指一本が入るほどの余裕を残してから、しっかり締めます。ヘルメットの先端が、まゆ毛のすぐ上にくるように角度を合わせてかぶりましょう。
自転車用ヘルメットを購入する際は、頭のフィット感や子どもが気に入るデザインかどうかも重要なので、実際に店舗で試着するようにしましょう。
自転車用ヘルメットの人気4製品をテスト
今回テストするのは、自転車用ヘルメットの人気4製品。軽さ、使いやすさ、蒸れにくさの3項目をプロと一緒にチェックしました。
それでは、自転車用ヘルメット4製品のテスト結果をおすすめ順にご紹介します。
軽くて蒸れにくいOGKカブト「REZZA-2」
OGKカブト
REZZA-2
実勢価格:7779円
頭囲:57~60cm(M/L)
重量:215g
▼テスト結果
軽さ :◎
使いやすさ:◎
蒸れにくさ:◯
ベストバイは最も軽くて疲れにくく、頭部へのフィット感もよいOGKカブト「REZZA-2」。軽くて蒸れにくいので、長時間かぶっていても快適です。
ポイント1:インナーにネットを装備
クッションにネットが付いているので、頭にとてもフィットします。
ポイント2:空気が通る感触がある
穴に入る風を感じます。多少熱くなりますが、不快感はありません。
蒸れにくさと安さならLAZER「COMPACT AF」
LAZER
COMPACT AF
実勢価格:4235円
頭囲:54~61cm
重量:320g
※Amazonは出荷・販売共に自転車のトライ
▼テスト結果
軽さ :△
使いやすさ:◎
蒸れにくさ:◎
A評価だったのは、LAZER「COMPACT AF」。蒸れにくさと使いやすさが高評価。価格が安いのも魅力。
蒸れにくさが良い BELL「TRAVERSE AF」
BELL
TRAVERSE AF
実勢価格:7506円
頭囲:54~61cm、58~65cm(UXLサイズ、マットブラック、ホワイト/シルバーのみ)
重量:287g
▼テスト結果
軽さ :◯
使いやすさ:◯
蒸れにくさ:◎
同じくA評価だったのは、BELL「TRAVERSE AF」。軽さと使いやすさは◯でしたが、蒸れにくさは優秀でした。
ベストバイに続く軽さのGIRO「FIXTURE」
GIRO
FIXTURE
実勢価格:7920円
頭囲:54~61cm、58~65cm(XLサイズ、Matte Black のみ)
重量:260g
▼テスト結果
軽さ :◎
使いやすさ:◯
蒸れにくさ:◯
こちらも同じくA評価だったGIRO「FIX TURE」。ベストバイに続く軽さでしたが、使いやすさと蒸れにくさは平均的でした。
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以上、自転車用ヘルメットおすすめ5選でした。
OGKカブト「REZZA-2」は、価格もそこそこですが、軽くて疲れにくいのでおすすめです。店舗で見かけたら、ぜひ試着してみてくださいね。
ヘルメットの中にハチなどの虫が入らないようになっています。