ホーム お掃除の難敵・油汚れを綺麗に拭き取れるのはどれ?

今回は豚肉をサラダ油と焼肉のタレで炒め、フライパンに残った油汚れをボードに塗布し、さらに3日間放置したもの仮想の油汚れとして用意し、以下の方法で汚れ落ちを検証しました。

①拭き取り力テスト:油汚れを水拭き1回だけでどれだけ綺麗に拭き取れるかをチェック
②汚れ落ちテスト:拭き取り力テストの後に水に浸しながら指で10回こすり、汚れが落ちるかをチェック


触るのもはばかられる油汚れを、洗剤なしで綺麗にすることができるなら、これほどありがたいことはありません。早速、評価の高い製品から順に、その実力を確かめていきましょう。

S評価 水拭きだけでスッキリコスパも優秀な万能クロス

拭き残しが一切なく、拭き取り後のヌメりも残さない抜群の性能を示したのは、「激落ちクロス」でした。

レック:激落ちクロス:マイクロファイバー

レック
激落ちクロス
マイクロファイバー 10枚入り
実勢価格:596円

<拭き取り力:A>

水拭きだけでスッキリコスパも優秀な万能クロス イメージ
水拭きだけでスッキリコスパも優秀な万能クロス イメージ2

一度の拭き取りでスッキリ綺麗になります。油汚れ特有のヌメりも残さないのは驚きの一言。

<汚れ落ち:A>

水拭きだけでスッキリコスパも優秀な万能クロス イメージ3

拭き取ってべったりとついた汚れも、

水拭きだけでスッキリコスパも優秀な万能クロス イメージ4

指でこするだけでここまで落ちました。繰り返し使える上に1枚あたり60円程度というコスパの良さもとてもうれしいです。

A評価 実力は紛れもなく本物単価の高さがネック

汚れを落とす上で文句無しの実力を示したのはこちらの「パルスイクロス」でした。油汚れに強いと謳うだけの実力を証明しました。

コパ・コーポレーション:パルスイクロス

コパ・コーポレーション
パルスイクロス
実勢価格:1100円

<拭き取り力:A>

実力は紛れもなく本物単価の高さがネック イメージ

力を入れなくても油を綺麗に拭き取ることが出来ました。

<汚れ落ち:A>

実力は紛れもなく本物単価の高さがネック イメージ2

ついた汚れも指で軽くなでるだけで落ちました。ですが、1枚入りでこのお値段というのは気になります。

A評価 100均で手に入る高性能な1枚

マイクロファイバークロスを、とりあえず試してみたい時に気軽に使えるのがセリアで手に入る「やわらかクロス」です。

セリア:セイワ・プロ:ミクロ繊維で汚れスッキリ!:やわらかクロス

セリア(セイワ・プロ)
ミクロ繊維で汚れスッキリ!
やわらかクロス
実勢価格:108円(10枚入り:1080円)

<拭き取り力:A>

100均で手に入る高性能な1枚 イメージ

こちらも拭き残しはなく、綺麗に汚れを拭き取ることができます。

<汚れ落ち:A>

100均で手に入る高性能な1枚 イメージ2

多少の汚れは残りましたが、実用上はこれだけ落ちれば十分と言えます。1枚入りなので、「激落ちクロス」と比較すると、コスパは高めです。


A評価の2製品も性能は高いのですが、1枚あたりの単価が60円を切るレック「激落ちクロス」が白眉でした。

続いて、B評価以降を発表します。

C評価: 24枚入りは嬉しいが
油汚れには不向き

通販大手アマゾンが提供するファイバークロスは1枚60円程度とコスパは上々。いろんな箇所に使えるのがポイントですが、油汚れに対してはイマイチという結果になってしまいました。

C評価: 24枚入りは嬉しいが油汚れには不向き イメージ

Amazonベーシック
マイクロファイバークリーニングクロス
実勢価格:1480円

<拭き取り力:C>

C評価: 24枚入りは嬉しいが油汚れには不向き イメージ2

残念ながら、拭き残しが多く見られました。

<汚れ落ち:C>

C評価: 24枚入りは嬉しいが油汚れには不向き イメージ3

水で落としても汚れはこびりついたまま。油汚れ以外には便利に使えるので、用途を分けた方が無難です。

C評価: コスパは高めだが
油には強くない

こちらも100均で手に入るマイクロファイバークロスです。2枚入りで1枚あたりの単価はお手頃なのですが、油汚れを落とすには不向きと言わざるを得ない結果となってしまいました。

C評価: コスパは高めだが油には強くない イメージ

キャンドゥ
万能マイクロふきん
実勢価格:108円

<拭き取り力:C>

C評価: コスパは高めだが油には強くない イメージ2

この通り、汚れの大部分が残ってしまいました。

<汚れ落ち:C>

C評価: コスパは高めだが油には強くない イメージ3

ある程度は落ちたものの、はっきり分かるレベルで汚れが残ってしまいました。


今回の検証で、油汚れに使えるか否かがはっきりと別れました。総じてA評価のものは油汚れに大活躍するレベルです。また、今回あまり高評価を得られなかった製品も、使用用途が異なれば十分に力を発揮できます。適材適所で使い分け、お掃除を進めていくことをおすすめします!