シンクを綺麗にしてくれる使い勝手のいいスポンジはどれ?
今回はシンクの汚れを落とす性能を比較するため、以下の方法でテストを実施しました。
①汚れ落ちテスト:ホワイトボードに油性マジックで書いた汚れを50回こすり、汚れの落ち具合をチェック
②耐久性テスト:汚れ落ちテスト後にさらに50回こすった際のスポンジの変形度合いをチェック
これらを同時に、高レベルでクリアできた製品ほど、効率良く使い倒せるメラミンスポンジということになります。早速、評価の高かった製品から順にご紹介していきましょう。
汚れ落ち・コスパ・使いやすさ三拍子揃った優れもの
最高のテスト結果を残したのは、意外にも(?)100均で買える「落ち落ちVキング」でした!
ダイソー
落ち落ちVキング
実勢価格:108円
<汚れ落ち:A>
このくっきりと描かれた油性マジックの汚れも、
力を入れる必要もなく、綺麗に落とすことができました。サイズが小柄で、狭いところに届くのもgoodです。
<耐久性:A+>
何度使っても形が崩れず、汚れ落ち性能を維持してくれました。この耐久性で30個も入っているので、コスパも抜群です。
汚れ落ちは文句無し広範囲の掃除に最適
スコッチ・ブライト
バスシャイン
波型メラミンスポンジ
実勢価格:512円
変形のしにくさは検証した製品の中でもピカイチ。ただ、サイズが大きく、小回りが利かない点だけ注意したいです。
<汚れ落ち:A>
汚れの落ち具合は文句無しの性能。広い範囲を一気に綺麗にできます。
<耐久性:A+>
土台が付いているので耐久性はかなりのもの。思う存分使っていけますよ。
汚れ落ちはまずまずコスパは今一歩
オーエ
メラミンスポンジ
実勢価格:418円
変形がしづらく、汚れ落ちの性能も普段使いには十分ですが、ダイソーと同じ個数と考えると値段の差が気になりました。
<汚れ落ち:B>
50回こすったところでは、うっすらと汚れが残ってしまいました。しつこい汚れはやや落ちにくいようです。
<耐久性:A>
角の部分が消しゴムのように削れましたが、形状をキープしてくれました。
汚れが一気に落ちるが耐久性は一歩及ばず
セリア(ホーオン)
水ピカキューブ
実勢価格:108円
ダイソーと同じく、108円で30個入り。汚れ落ちも文句の付け所がありませんが、使い続けると潰れてしまう点が残念でした。
<汚れ落ち:A>
特別力を入れなくても、汚れを綺麗に落とすことができました。
<耐久性:B>
力を入れてこするとキューブが変形。ダイソーのものに比べると早めに交換する必要が出てきてしまいました。
汚れ落ちはパーフェクト力がなくても使いやすい
レック
激落ちポイポイ
実勢価格:198円
汚れを落とす力は最も高く、力を入れなくてもすっきり綺麗になりました。力のない女性の方などに最適です。
<汚れ落ち:A>
全製品中、最も軽い力で汚れを落とすことができました。
<耐久性:C>
形はすぐに潰れてしまい、使い勝手が悪くなってしまいました。細かい部分にさっと使うのが賢いかもしれません。
C評価: 形は似ていますが
汚れ落ちには大きな差が
キャンドゥ
マジカル落ち メラミンキューブ
実勢価格:108円
こちらも100均で手に入るお手軽な製品ですが、その性能には如実な差が。使い勝手は検証製品の中で最も難がありました。
<汚れ落ち:C>
ほかの製品と比べると、汚れの落ち方はやや残念な結果になりました。
<耐久性:B>
細長い形状をしているため、立方体の製品と比べると潰れた時に使いにくい印象でした。
同じような値段と形状でも、各製品ごとに性能に差が出る結果となりました。実際のシンクに使う際は広いところをスコッチ・ブライトの大判サイズで、細かいところをキューブタイプでカバーするのがベスト。綺麗なキッチンのキープにお役立てください。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。