買って損しない! 暮らしが快適になる最新家電を紹介
スマートフォンや電子レンジ、カメラなど、生活必需品から趣味を楽しむものまで、私たちの暮らしに欠かせない家電は日々進化を続けています。
そこで、「安い家電は欲しい」けれど「せっかく買うなら妥協したくない」という人のために「絶対に買って損しない」最新コスパ家電をご紹介。責任をもってテストして見つけた、暮らしがワンランクもツーランクもアップする製品を発表します!
今回は、前回の食器洗い乾燥機の比較でベストだったサンコー「ラクア STTDWADW」が再び1位になったので、その検証結果をお届けします。
格安ながら汚れ激落ち! サンコー「ラクア STTDWADW」
サンコー
ラクア STTDWADW
実勢価格:2万9800円
サイズ・重量:W425×D410×H455mm・13kg
消費電力:850W
洗浄モード:5コース(通常洗浄、スピード、エコ、強力洗浄、水洗い)
コロナ禍でヒットした後付け食洗機。家事がラクになるだけでなく、手荒れも改善できると大人気です。
家電批評の過去の検証では、4万円台のパナソニック・シロカと比べて1万円も安いサンコー「ラクア STTDWADW」が洗浄力の高さでベストに輝きました。
あれから他メーカー品が続々登場しました。そこで今回は、約3万円のサンコーに近い価格かつ下から給水できる新タイプの食洗機を新たに検証。その結果は……今回もサンコーの勝ちだったんです。
購入前に奥行きと水栓方式をチェック1
サンコーは奥行がそれなりにあるので、キッチンに置けるか必ず確認しましょう。
▼水栓方式
【分岐水栓:○】
【タンク式:○】
おすすめポイント1:汚れがよく落ちる
▼洗浄力
【91.7%:◎】
サンコーは100%に近い確かな洗浄力。スプーンの汚れ落ちは100%といかなかったものの、そのほかは素晴らしくキレイな仕上がりに。一度もゆすがず、直接入れてもこの高い洗浄力でした!
お箸の先端にも、ご飯粒の汚れは残ることはありませんでした。落ちなかった汚れを爪でこすり落とす必要もなし。
おすすめポイント2:水を入れるのが楽
サンコーは上から水を注ぐタイプ。多少腕が疲れますが、注ぎやすいです。また、比較したほかの製品より使用する水量は少ないため、結果的に水入れは楽でした。
おすすめポイント3:短時間で汚れが落ちる
▼テスト方法
3人家族を想定した量の食器に汚れをつけ、JEM(日本電機工業会)の基準よりも厳しい1時間半放置した状態で各製品の最も強いモードで洗浄しました。
▼洗浄時間
【運転時間:○ 2時間31分(強力)】
【消費電力:◎ 0.45kWh】
強力モードで洗浄・乾燥したときの実測値です。どちらもサンコーは優秀でした。高価格帯の食洗機は約1時間半~2時間と、もう少し短時間で完了しますが、ほったらかしなのでサンコーも許容範囲です。
それでは、今回比較したほかの2機種を見ていきましょう。
サンコーと似ている maxzen「食器洗い乾燥機 JDW03BS01」
maxzen
食器洗い乾燥機 JDW03BS01
実勢価格:2万6300円
maxzen「食器洗い乾燥機 JDW03BS01」は、形はサンコーと似ていますが、下から給水するタイプ。洗浄力も問題ないレベルでしたが、運転時間は1時間近く余計にかかったうえ、電気代もサンコーより高かったです。
価格の割に運転時間や電気代がイマイチ モーソー「食器洗い乾燥機 MX10」
モーソー
食器洗い乾燥機 MX10
実勢価格:3万2999円
モーソー「食器洗い乾燥機 MX10」も、運転時間と電気代がmaxzenと同じくらい必要でした。また、カトラリーの汚れが落ちず、水量はサンコーよりも必要で注ぎにくかったです。価格の割にイマイチでした。
【まとめ】過去ベスト「サンコー」はやっぱり優秀
洗浄力の高さ、運転時間の短さ、低価格と揃ったサンコー「ラクア STTDWADW」はやっぱり優秀。家事がグッとラクになる、頼りになる1台です。
置く場所があるなら、迷わず選んでOKなおすすめ食洗機ですよ!