ホーム 今や家庭用の食器洗い機はほぼパナソニック製品だけです

食器洗浄機:食器:パナソニック:panasonic:食器洗い乾燥機 NP-TR9

パナソニック
食器洗い乾燥機 NP-TR9
実勢価格8万80円

サイズ・質量:550×347(556)×564(649)mm・約19kg
庫内容量:約43L
消費電力:約780Wh・使用水量約11L(標準コース1回あたり)

家庭用の食器洗い機は、数年前までは複数の国内メーカーが製品をリリースしていましが、現在はほぼパナソニック一択となっています。そこで今回はパナソニックの2016年夏モデル、「NP-TR9」をテスト。

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一度に洗浄できる食器点数45点。汚れ具合、汚れの種類、食器量、室温を検知するエコナビモードほか、ガンコな脂汚れに対応するパワフルコースを搭載しています。

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「食器クリーニングはじめよう 篇(92秒 ver.)」では、べっとりこびりついた汚れがキレイさっぱり落ちています。さて、本当にうまくいくのでしょうか…?

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[カレー汚れ] BEFORE 

CMを参考にカレーの汚れを再現してみました。少し強火でカレーを煮込み、鍋底にはカレーの残りがこびりついている状態に。また、内部の縁まで薄い汁汚れも付着しています。

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[カレー汚れ] AFTER 

標準コースに80℃すすぎで洗浄したところ、内側のヘリ部分にはかすかな汚れが残っています。とはいえ、仕上げに手洗いするほどでもなく、完璧の一歩前ぐらいの仕上がり。このままで問題なしの合格点といえる状態です。

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[脂汚れ] BEFORE 

CM動画はハンバーグを作った後のように見受けられたので、ボウルに牛と豚の合い挽き肉を入れ、適度にこねて再現。もう少し脂を付けるべきだったかも。

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[脂汚れ] AFTER 

高温すすぎが脂汚れを見事に撃退。得意なのはボウルに付いた肉の脂汚れで、スポンジと洗剤で手洗いすると、どうしてもスポンジに付いてしまう(汚れてしまう)のが、食器洗い機で万事解決することが証明されました!

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[乾いた汚れ] BEFORE 

CM動画ではソースが乾ききったガビガビが付着するお皿であったので、再現には、デミグラスソースを食後数日間放置。適度に固まった状態でガビガビにしました。すこし放置する程度では、なかなかここまでの状態にはなりません!

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[乾いた汚れ] AFTER 

適度な高温で汚れを温め落とすので、こびりついた黄身などにも有効的。洗浄・乾燥後はお皿がキュッキュするほどの出来映えで、乾き付いた汚れがきれいに落ちていました。手洗いよりもきれいな気さえします。

ホーム 仕上げの80℃すすぎがキモ手触りが断然良くなります

参考にしたメーカーページのCM動画では「パワフルコース」を使用していましたが、テストでは日々の生活でもっとも使うと思われる「標準コース」でさらにシビアに検証してみました。

しかし終わってみれば、かなり優秀という内容。洗浄の最後に「80℃すすぎ」を設定しておきましたが、おそらくこの「80℃すすぎ」のプラス設定も功を奏したと思われます。パワフルコースでなくても、十分に洗えました。

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カレーでスポンジが汚れないのも嬉しいです。

ただ、注意しないといけないのは、設置が簡単ではない点です。もちろん、システムキッチンに組み込む「ビルトイン」型よりもはるかにハードルは下がりますが、それでも場所や工事などにはそれなりに気を配る必要があるでしょう。

設置には分岐水栓が必ず必要です

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今回検証を行うにあたりかかった費用は本体価格が8万80円、分岐水栓4870円、取付工事7560円、洗剤2種1644円で合計が9万4154円。設置にあたって分岐水栓が必要ですが、現在の蛇口につくかどうかは、販売店で事前に確認してくれます。なお工事を自分で行うには専用工具が必要なのでハードルは高いです。

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サイズ感はこんな感じ。正直、かなり大きいので、設置場所はしっかりと確保しておくようにしましょう。


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