今の買いがわかる! 定番家電ベストバイカタログ
日々新しいものが登場する家電ジャンル。どんどん便利になる反面、どれを選んでいいのか迷うこともありませんか?
そこで本音の家電ガイド『家電批評』編集部がこれまで検証した家電製品の中で、 もっとも高評価な製品をジャンルごとにリストアップ。「今、イチバン良い製品はどれ?」とお探しの方は、ぜひ注目してください。
今回は『家電批評』2021年5月号の「定番家電ベストバイカタログ」から、暮らしを劇的に快適にしてくれる生活家電「ドラム式洗濯機」「タテ型洗濯機」「衣類乾燥機」「冷蔵庫」の4アイテムを紹介します!
『家電批評』5月号
晋遊舎
『家電批評』5月号
実勢価格:700円
使いやすさと洗浄力に感動!パナソニックのドラム式洗濯機
パナソニック
NA-VX900AL
実勢価格:27万円
(※生産終了品につき、市場在庫のみ)
サイズ・質量:W639×D722×H1058mm・約79kg (給・排水ホース含む)
運転音(洗濯・脱水・乾燥):約32・約41・約46dB
消費電力(洗濯・乾燥):約1190W・約850W
標準使用水量(洗濯・洗濯乾燥):約78L・約55L
▼評価
操作性:18/20
機能性:18/20
乾燥力:22/30
洗浄力:26/30
TOTAL:84/100
これまで洗浄力では縦型が優位と言われてきましたが、「今買うなら、洗浄力がUPしたドラム式」と言い切れるのがパナソニック「NA-VX 900A」です。
ドラム式5製品で洗浄力を比較したところ、パナは数値上は中間の結果でしたが、これでも十分高い洗浄力。「約40℃おまかせ」コースなら5つの汚れがほぼキレイになりました。ほかにも、乾燥力・機能性・操作性すべてで他製品の成績を上回っていました。
また、スマホ対応ドラム式なので帰宅時間に合わせて運転予約ができます。外出先から予約時間を変更することも可能。時間に縛られずに洗濯できるのがかなり便利です。
さらに、乾燥までの電気代もパナは他製品と比べてお得で、日立と比べると10年で10万円も差が出ることが判明しました。
▼パナソニック「NA-VX900AL」の詳しいテスト結果はコチラ!
なお「NA-VX900A」は生産終了品なので、入手できない場合は後継機である機能強化版の「NA-VX900B」がおすすめです。
▼最上位モデル「NA-VX900B」
パナソニック
NA-VX900B
実勢価格:29万6000円
洗浄力バツグン!アイリスオーヤマのタテ型洗濯機
アイリスオーヤマ
KAW-100B
実勢価格:11万9760円
サイズ・重量:W586×D647×H1003mm・約42kg
洗濯・脱水容量:10kg
▼評価
洗浄率(常温):67.1%
実測洗濯時間:55分
1回当あたり電気代:1.2円
今回検証した洗剤自動投入付きタテ型洗濯機の中で洗浄力でトップだったのがアイリスオーヤマ「KAW-100B」。便利な洗剤自動投入機能付きで、洗剤タンク容量が大きく、通常サイズの液体洗剤なら丸々1本分入ります。
ただしタンクが正面奥にあり、手前からだと入れる際に狙いがつけにくいのが惜しかったです。
本機は「標準コース」でもしっかり汚れが落ちるのがポイント。乾燥ナシで機能もシンプルですが、その分使いやすいです。ダブル使いのタテ型洗濯機のベストはアイリスオーヤマです。
▼アイリスオーヤマ「KAW-100B」の詳しいテスト結果はコチラ!
仕上がり時のシワが少ない!日立の衣類乾燥機
日立
DE-N40WX
実勢価格:4万5430円
サイズ・重量:W630×D439×H670mm・約25kg
乾燥容量:4kg
▼評価
乾燥:◎
仕上がり:◎
乾燥時間:◎
電気代:◎
衣類乾燥機でベストバイとなったのは、日立「DE-N40WX」。以前にシワが少ないことで高評価を得た、乾燥機付きのドラム式洗濯機がかすんでしまうほどの実力。シワの少なさでダントツでした。
ドラム式の乾燥性能も上がってきていますが、シャツやTシャツ、チノパンなどで比べてみたところ、日立の衣類乾燥機の方がよりキレイに仕上がりました。
また乾きムラもなく、チノパンはポケットの内側までしっかり乾燥。タオルもふかふかになりました。
▼日立の衣類乾燥機「DE-N40WX」の詳しいテスト結果はコチラ!
1週間も肉が新鮮!神機能を搭載したパナソニックの冷蔵庫
パナソニック
NR-F555HPX
実勢価格:29万180円
内容積:550L
サイズ・質量:W685×H1828×D699mm・約110kg
年間消費電力量(50/60Hz):279kWh/年
▼評価
パーシャル:◎
野菜室:◎
お肉も野菜も圧倒的に長持ちする冷蔵庫がパナソニック「NR-F555HPX」です。食材の保存性能が高く、スリムなサイズながら大容量と、理想を体現したかのような性能でベストバイに選ばれました。
独自機能の「微凍結パーシャル」では、通常のチルド(0℃)よりもさらに低いマイナス3℃で素早く凍結できます。
テスト時に半数の製品が1週間後には味が落ちたり食べられなくなってしまったなか、本機は1週間後でも肉は臭みがなく焼けば肉本来の味のまま、刺身はなんとそのまま生食できるほどおいしく食べられました。
ラップなしで保存した野菜が1週間たっても変化が少なく、野菜室も保存に適しているといえます。
▼冷蔵庫のおすすめ人気ランキングはコチラ!
以上、おすすめの「ドラム式洗濯機」「タテ型洗濯機」「衣類乾燥機」「冷蔵庫」でした。いずれも検証済み、毎日の暮らしが変わる実力アイテムです!