毎日を快適にする最強の日用品を大検証!
ライフスタイルが変化することも多い近頃。そんななかでも、日々の暮らしはできるだけ気持ちよく過ごしたいものですよね。
そこで今回は「気分一新」をテーマに、暮らしを良くするさまざまなものを調査・検証しました。
たとえば朝の寝起きをよくしててくれる目覚まし時計に変えてみたり、ゴミ出しがサクッと片付く便利グッズを取り入れてみたり、ちょっとした道具を変えるだけで、気分も暮らしもガラっと変わります。
検証した全118点のアイテムの中からおすすめできる「暮らしに良いもの」をご紹介していきます。
今回は、斬新なスクエアの形状が話題の四角いフライパンです!
四角いフライパンの熱ムラと耐久力をテスト!
2021年2月に発売されてすぐに予約2カ月待ちとなったドウシシャ「sutto」。斬新なスクエアの形状が話題となっていますが、実力についてはどうでしょうか。
そこで、次の2項目をテストしました。
テスト1:熱ムラ
フライパンを火にかけて、30秒ごとにサーモカメラで撮影。温度のムラをチェックしました。
テスト2:耐久力
スチールウールに1㎏の重りを載せて右半分を1000回こすり、卵焼きを剥がしました。
過去ベストバイのティファールと比べてみましたので、あわせて結果をご紹介します。
軽くて取り回しやすいドウシシャ「sutto」
ドウシシャ
sutto(18㎝)
実勢価格:2728円
サイズ:190×190×60㎝(フライパン本体サイズ)
重量:1055g
容量:1.8L
▼テスト結果
熱ムラ:◯
耐久力:◯
使いやすさ:◎
ドウシシャ「sutto(18cm)」は立てた状態で収納できたり、汁物が注ぎやすいなど、丸いフライパンにはないメリットがあります。軽くて取り回しやすく、熱ムラや耐久力も問題なかったです。サイズも3つから選べます。
テスト1:熱ムラ
30秒
わずか30秒で直火が当たっている中央部の温度が上昇。加熱スピードは速いです。
1分30秒
1分30秒で200℃を超えました(白い部分)。四隅の温度は約170℃とやや低めで苦手ですが、熱ムラは少なく優秀でした。
テスト2:耐久力
スチールウールで右半分を1000回こすった後に薄焼き卵を焼くと、わずかに引っ付いただけでスルンと剥がれました。残った卵部分も焦げつきはなく、指でキレイに剥がれる程度のくっつきでした。
コーナーからスープや汁物を注いでも飛び散りにくかったです。お湯や牛乳を沸かして入れてもよさそう。
高さのあるフラットなフチ部分を下にして収納できます。コンロ脇などのデッドスペースも活用できました。
熱ムラと耐久力のテストでも大きな不満点は見られず、意外と使い勝手がいいです。また、ヘリが高いので、炒める、煮る、茹でるなどの多彩な調理に対応します。
過去ベストバイのティファールも高評価!
ティファール
IHルビー
エクセレンスウォックパン 28cm
実勢価格:4781円
▼テスト結果
熱ムラ:◎
耐久力:◎
使いやすさ:◯
雑誌『MONOQLO』で何度もベストバイに輝いているフライパンの王者がティファール「IHルビー エクセレンスウォックパン 28cm」。厚手でやや重いですが蓄熱性は高く、ムラも少ないです。耐久力もバツグンで長く愛用できます。
テスト1:熱ムラ
3分30秒
温度上昇は緩やかですが、表面の温度差は少ないです。
テスト2:耐久力
右半分を1000回こすった後もキレイに卵がはがれました。
ティファールはsuttoより重いですが、熱ムラ、耐久力ともに文句なしの高評価。いろいろな料理をおいしく作れて、煮る、焼く、蒸すなど幅広く使えます。
以上、話題の四角いフライパン、ドウシシャ「sutto」でした。
単身者なら、これ1つ持っておけばカンタンな調理ができて重宝します。とくにインスタントラーメンは四角いフライパンに収まりがよく、作った後も丼ぶりにそのまま注げて便利ですよ!
『MONOQLO』2021年5月号
晋遊舎
『MONOQLO』
2021年5月号
「MONOQLO」2021年5月号の特集「暮らしの良いモノ The Best」では、このほかにもオススメの日用品をたくさん紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。