ストレスから解放される部屋作り術は?
新型コロナウイルスの影響でしばらく「新しい生活様式」は続きそうです。自宅で過ごす時間が長いと、集中したり一息つける場所がなかったりして困っていませんか。
インテリアの専門家によると、「パーソナルスペースの確保」「散らかる前に片付けられる環境」「日々の効率化」によって改善できるんですって。そこでプロから「自宅のストレスを解放する部屋作り術」を教えてもらいました!
たった2畳でワークスペースは完成します
テレワークが浸透して注目されているのが「書斎作り」。提案したいのは、家族とちょうどよい距離感が持てて、かつ仕事に集中できる「2畳ワークスペース」です。
自分専用の「L字デスク」や使いやすい「収納アイテム」、ONとOFFを仕切る「突っ張りラック」など、工夫すればリビングの隅っこをオフィス化することも可能です。
部屋を仕切る「壁」が重要
狭いスペースでも、突っ張りウォールラックなど「壁」があれば、リビングからの視線も遮られ、個室感がアップします。
スペースができたら捗るアイテムで効率化
ワークスペースが完成したら作業を効率化するアイテムです。ノートPCスタンドで画面の目線を高くしたり、サブモニターを追加することで、疲れにくく作業もスムーズになります。
今回紹介するのは、とにかく明るくてどんな作業も見やすいデスクライト。テストした結果、おすすめの2製品を紹介します!
▼テスト方法
JIS規格を元にした照度テストを採用。光の広がりと明るさを調査しました。光源から半径30cmと50cmの1/3円周上で測定し、それぞれの平均値を算出。JIS規格の照度による分類では、「半径30㎝が500ルクス以上、半径50㎝が250ルクス以上」なら「AA形」、「半径30㎝が300ルクス以上、半径50㎝が150ルクス以上」なら「A形」になります。
3モードの光色! コイズミファニテック「ECL-546」
コイズミファニテック
ECL-546
実勢価格:2万988円
サイズ:W850×D340×H265mm(クランプ支柱取付時H610mm) 重量:2.9kg(クランプ支柱込)
コイズミファニテック「ECL-546」は、本音の家電ガイド『家電批評』のデスクライトランキングで1位を獲得。照度テストでは広範囲を明るく照らし、作業ごとに3モードから選べます。サイズは大きいですが、ソツのない実力機です。
左右のライトを動かせる!
左右の羽根型ライトは手動で手前約45°まで角度を調整可能。時間帯や設置環境で最適な角度を選べます。
デスクの中心を明るくしたいときは羽を折って対応できます。大人の仕事用にはもちろん、子どもの勉強机にも最適です。
▼テスト結果
30㎝地点:1186ルクス
50㎝地点:544ルクス
照度テストの結果は「AA形」で、広範囲に光が届きました。
▼デスクライトの詳しいランキングはこちら!
省スペースならコレ! TaoTronics「TT-DL13」
TaoTronics
TT-DL13
実勢価格:3399円
▼テスト結果
30㎝地点:544ルクス
50㎝地点:175ルクス
TaoTronics「TT-DL13」の照度テストの結果は「A形」。デスク上のPC画面や書類の文字も問題なく見えました。
タッチボタンの感度は良好!
7段階の明るさと5種の色温度を調整することができます。コンパクトなのでデスクの奥から全体を照らすには照度不足ですが、手元付近に置けるなら手元をちょうどいい明かりで照らせました。
調光7段階、調色5段階なので、作業にあわせて明かりを調整できます。
以上、自宅のワークスペースにおすすめのデスクライトでした。デスク全体をしっかり照らしてくれるライトなら作業ストレスも減ります。ぜひ検討してみてくださいね。
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