実家の見守り、最新ガジェットで始めませんか?
外出自粛に3密回避。親のことは心配だけどしばらく会いには行けていないという方も多いと思います。とくに親が高齢になると、体調の変化や暮らしぶりが気になるところですね。
そんな気がかりを解決してくれるのが、最新の見守りガジェット。実際に会いにいけなくても、スマートスピーカーでビデオ通話したり、ネットワークカメラやスマートセンサーなどで安全を確認したり、手軽に活用できるアイテムはたくさんあります。
見守る側の負担を減らせるお役立ちアイテムって?
子どもが説明したことを覚えておくことが難しい認知症の親の場合、見守りや介護の仕方にはかなり工夫が必要ですよね。
兄弟誌の『MONOQLO』では、認知症の親を遠隔介護するライター岡野さんが、モノやサービスを使って介護をラクにできないか模索する介護実践記「ウチのおかんがボケちゃいまして」が連載されていました。
そこで今回は、2018年12月号から2021年1月号までの2年間にライターが実際に試してよかったと感じたお役立ち製品をご紹介します。
親に代わって郵便物を管理する「スマート南京錠」
Digipas
eGee Touch
スマートトラベルロック
実勢価格:3790円
Digipas「eGee Touch スマートトラベルロック」は、スマホがないと開けられない南京錠です。
認知症が原因で、申請や支払いが必要な重要書類の処理ができなくなってきたら、試してほしいのが郵便物を子どもが管理する方法です。
そのままだと親が先にポストから郵便物を取り出してしまう可能性もあるので、ポストにはスマホじゃないと開けられないスマート南京錠を使います。
本製品のいいところは、スマホがあればほかの人と鍵をいくつでも共有でき、解錠の履歴がわかること。家族で郵便物の回収を分担する際などに便利です。
忘れてほしくないことを書いておく「リストバンド型メモ」
コスモテック
wemo
(バンドタイプ)
実勢価格:1320円
認知症になると、一人での買い物も大変になります。買わなきゃいけないものを忘れて、一日に何度も買い物に出かけることだって普通です。
そんなときに便利なのが、メモできるリストバンドコスモテック「wemo」。油性ボールペンで書いた文字を消しゴムで消せるのが特徴で、買い物リストとして使うことも。
メモをするときは板状に伸ばして書き込みます。
※画像はAmazonより。
リストバンド型なので紙のメモのようにどこかにしまって忘れることがなく、普段何も付けていない手首に「何かある」違和感でメモに気付きやすいのもオススメできるポイントです。
何度も同じ質問をされるときにも有効です。
電源を切られたくないモノに「鍵付きケーブルボックス」
HOBBY HOUSE 伊藤
電源タップ
コンセント鍵ロック
(鍵付ケーブルボックス)
南京錠付き
実勢価格:2678円
※リンク先は改良版の商品販売ページです
HOBBY HOUSE 伊藤「電源タップ コンセント鍵ロック(鍵付ケーブルボックス)南京錠付き」は、電源タップを隠して鍵もかけることができます。
見守り系のガジェットを遠隔で使うには、ほとんどが電源とネットにつながっている必要がありますが、認知症の親にそれをわかってもらうのは困難。電源を抜かれると困るものは、プラグをまとめて鍵付きケーブルボックスに入れるとリスクを減らせます。
認知症対策とともに、子どものイタズラ防止としても役立ちます。
“大もと”のコンセントを抜かれない対策も必要です。
以上、親の見守りに役立つおすすめアイテムのご紹介でした。
気になったアイテムは、ぜひ試してみてくださいね。
▼実家にスマートスピーカーを導入!おすすめは?
郵便物の紛失がなくなったので助かってます。