スマートフォン iPhone12全モデルをガチテスト!

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2020年秋に発売された新型iPhone12。シリーズは「iPhone 12 Pro Max」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12」「iPhone 12 mini」の全4モデル。

選択肢が多く、どれを購入すべきかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで、本特集では悩めるユーザーに変わって、本音の家電ガイド『家電批評』が新型iPhoneの全モデルをガチテスト

使い勝手やサイズ比較だけでなく、“落として”“沈めて”“測って”と耐久度や耐水性能、5Gの通信速度やバッテリーの持ちまで、徹底的に比較しました。

iPhone12シリーズのラインナップはこちら

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Apple
iPhone 12 Pro Max
実勢価格:12万9580円(128GB)~

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Apple
iPhone 12 Pro
実勢価格:11万7480円(128GB)~

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Apple
iPhone 12
実勢価格:9万4380円 (64GB)~

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Apple
iPhone 12 mini
実勢価格:8万2280円 (64GB)~

スマートフォン iPhone12と11Proの耐落下性能と防水性能を検証!

今回は、iPhone12シリーズの耐落下性能・防水性能に注目。

「iPhone 12」と「iPhone 11 Pro」を比較し、実際に本体を落としたり、水に沈めたりして検証してみました。

それでは、耐落下性能と防水性能の結果を、それぞれのテストごとにご紹介していきましょう。

スマートフォン 【耐落下性能】150cm高さから落としてテスト

【耐落下性能】150cm高さから落としてテスト イメージ

新モデルの画面に採用されている「Ceramic Shield」は、“どんなスマートフォンのガラスよりも頑丈”とのことです。

しかも、側面のフレームを画面と同じ高さにしたことにより、耐落下性能は前モデルの約4倍との話。

そこで、本体を水平に落とす装置を作り、90cmから15cm単位で150cmまでPhone 12と11 Proを実際に落として比較してみました。

【耐落下性能】150cm高さから落としてテスト イメージ2

さらに追加検証では、63gの鉄球を90cmの高さから30cm単位で本体に落として、耐衝撃性をテストしました。

【耐落下性能】150cm高さから落としてテスト イメージ3

スマートフォン 【耐落下性能の結果】落としても無傷でした

その結果、本体の落下テストでは、「Ceramic Shield」も4倍の耐落下性能もダテではなく、まるで無傷で動作にも影響ナシ

しかし、iPhone 11 Proも同じく無傷だったため、本当に4倍かまでは実証できませんでした。

一方、鉄球落下テストでは背面は両モデルとも120cmで割れ、画面は12が150cm、11 Proが180cmで破損。一回の試験だったので断定はできませんが、点の耐衝撃には勝てないようなので、角度や路面によっては割れる可能性はあるでしょう。

功刀友如 氏
デジタル系編集者
功刀友如 氏 のコメント

当たり所にもよるのかもしれませんが11Proの勝利でした。

落下テストでは傷付かず!でも鉄球には耐えられませんでした

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鉄球が落下した部分を中心に放射状にヒビが広がっています。剥がれ落ちる感じはありませんが、ざらざらと細かいガラスの破片は感じるので、このまま使うのは危険でしょう。

落下テストでは傷付かず!でも鉄球には耐えられませんでした イメージ2

画面にも見事にヒビが入りましたが、電源は問題なく入ります。多少操作しにくさはありますが、タッチ操作にもしっかり反応するので、このままでも使えそうな印象です。

落下テストでは傷付かず!でも鉄球には耐えられませんでした イメージ3

本体落下テストでは、下の鉄板に当たって本体が跳ね返るほどの衝撃でしたが、まるで無傷。下の鉄板に本体の跡が付いていました。

落下テストでは傷付かず!でも鉄球には耐えられませんでした イメージ4
功刀友如 氏
デジタル系編集者
功刀友如 氏 のコメント

落下して激しく跳ね返る様子は衝撃的!でも割れませんでした。

スマートフォン 【防水性能】水深6mに沈めて耐水をテスト

【防水性能】水深6mに沈めて耐水をテスト イメージ

新モデルの防沫性能・耐水性能・防塵性能は、前モデル同様「IEC規格60529にもとづくIP68等級」です。

等級は一緒ですが、11 Proでは水深4mで最大30分間だった耐水性能が、新モデルでは水深6mで最大30分間になり、水深が2mアップしています。そこで、実際に水に沈めて耐水性能をテストしてみました。

スマートフォン 【防水性能の結果】水中3時間放置も元気でした

その結果、水深は数10cmですが、3時間以上放置しても画面は点いたまま。水中ではさすがに通信機能は使いモノになりませんが、動作自体に問題はナシ。もちろん、水揚げした後も元気に動いています。

お湯でも同じく問題なく動作したので、入浴時に動画を観ていたらうっかり!なんて事態でも慌てる必要はないでしょう。ただし、お湯や入浴剤は保証対象外となるので要注意です。また、水に濡れた際は確実に乾かしてから充電しましょう。

公称は最大30分ですが3時間水没後も動いています

公称は最大30分ですが3時間水没後も動いています イメージ

耐水性能がしっかりしているので、本体を水に浸けての水中撮影も可能。いつもとちょっと変わった写真撮影が楽しめます。

公称は最大30分ですが3時間水没後も動いています イメージ2

もちろん、うっかり飲み物をこぼしてしまったくらいでは、まったく壊れません。ただし、甘い飲み物をこぼしてしまった場合には、一度しっかり水洗いしてから乾かしましょう。

以上、iPhone12の耐落下性能と防水性能の検証結果でした。

ほかにも、5Gの通信速度やバッテリーの持ちまで、徹底的に比較した結果をお届けしていくので楽しみにしていてくださいね。

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