2020の総まとめ!最強コスパの家電&デジタル一挙公開
コロナ禍に見舞われたこの1年間、ネットを疑う家電ガイド『家電批評』ではテストにテストを重ね、数々の掘り出しものを発見してきました。その中には、こんな時代だからこそ生まれたベストヒットアイテムも。
今回は、家電界隈をくまなく巡ってきた取材班が思わずうなった、シャオミの格安スマホをご紹介します。
格安スマホでシャオミが主役になった背景は?
2020年の4~6月期には、スマホの世界出荷台数がサムスンを抜いて1位になったファーウェイ。しかし一方では、米国の経済制裁によってグーグルの各種サービスをスマホに搭載できなくなり、苦境に立たされました。
そんな中で存在感を増しているのが、2019年12月に日本市場に参入したばかりのシャオミです。
スマホ・ケータイジャーナリストの石川氏はシャオミの日本参入には、ファーウェイの中国シフトも関係していると推測しており「ファーウェイは今、中国市場のシェア拡大に本気。そのため、ほかの中国メーカーがシェアを落とし、他国に追いやられているという見方ができます」と言います。
2020年9月発売の5G対応スマホが実質3万円以下で手に入るという、圧倒的なコストパフォーマンスには驚かされるばかり。しかも、ミドルクラスのCPUを採用し、メイン端末として使い込める性能を備えています。
ハイエンドに迫る機能を多数搭載! Xiaomi「Mi 10 Lite 5G」
Xiaomi
Mi 10 Lite 5G
実勢価格:5万2499円
サイズ・重量:約W75×H164×D8.7mm(最厚部9.9mm)・約193g
ディスプレイ:約6.6インチ、2400×1080ピクセル
CPU:Qualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platform
RAM:6GB
バッテリー:約4160mAh
2020年9月発売のXiaomi「Mi 10 Lite 5G」は、auのみで販売される5G対応スマホ。最新のCPUや6.6型有機ELディスプレイ、4800万画素のカメラなどを搭載しながら、残価設定型の「かえトクプログラム」を使えば、実質負担金2万9900円。手ごろな価格で5G対応スマホが手に入ります。
最大4800万画素の4眼カメラを搭載
インカメラは水滴型のノッチに内蔵。アウトカメラは広角・超広角・マクロ・深度センサーの4眼構成となっています。
使いやすさへの配慮もgood
本体の上部にはイヤホンジャックを、下部にはスピーカー、USB Type-C端子、SIMカードスロットを備えます。
以上、シャオミの格安スマホのご紹介でした。たった3万円で5Gの爆速を体感できるハイパーコスパ、ぜひ手に取ってみてください。
『家電批評』2020年12月号
家電批評
2020年12月号
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シャオミは本国である中国に巨大なマーケットがあり、世界でも第4位のシェアを誇るメーカー。部材を大量調達しますから、当然部材メーカーとの価格交渉でも有利。その結果、コスパの高いスマホができあがります