マネするだけでOK!汚れ落としのお掃除塾
毎日最低限のお掃除はしていても、溜まったガンコ汚れや細かい汚れからはついつい逃げるクセがついていませんか?
落とし方が分からなかったり、素材を傷つけてしまうのが怖かったり、はたまたやっぱり面倒くさかったりして、汚れを放置してしまいがち……。
今回はそんな「見て見ぬフリ」されている汚れがカンタンかつ絶対に落とせる方法をお掃除のプロに徹底リサーチ! 検証してわかった効果抜群の洗剤やグッズを惜しみなくご紹介しちゃいます。
カビとり剤じゃ落ちない!風呂イスの黒ずみを落とす方法
触りたくないほど汚い風呂イスの裏。そのヌメヌメ&黒ずみの原因は、皮脂汚れや石けん汚れがほとんど!
そんな汚れには、重曹をダイレクトにふりかけるだけでOKです。
カビとり剤で落ちずに諦めていた汚れも、スッキリ落とすことができます。
【ハウツー】「重曹ふりかけ」で皮脂汚れを溶かす!
カビとり剤でも落ちない風呂イスの汚れ。特にイスは酸性の皮脂汚れが多いので、弱アルカリ性洗剤で溶かすのが正解です。
STEP1:汚れている部分に直接重曹をかける
重曹は直接つけるのが一番パワフル。水と混ぜて重曹ペーストにするのもオススメです。スポンジに直接つけてもOK。
STEP2:水で濡らしたやわらかいスポンジでこする
重曹がやさしい研磨剤代わりになって、素材を傷つけずに汚れを落としてくれます。
STEP3:汚れが落ちたら水で重曹を流す
裏側だけでなく、ずっとこびりついていた外側の茶色いくすみも重曹でとれました。
【アイテム】カネヨ石鹸「重曹ちゃん」
カネヨ石鹸
重曹ちゃん
500g
実勢価格:181円
※Amazonはパントリー対象商品です
環境にも優しく、安心して使えるカネヨ石鹸「重曹ちゃん」。今回は風呂イスの掃除に使いましたが、窓サッシなどほかの汚れも落とすときにも使えます。
シャワー台やホースは浴槽のついでに洗ってキレイをキープ!
シャワー台やホースなど、ついついサボりがちになってしまう洗い場まわり……。
浴槽の洗剤で落とせる汚れなので、頻繁に洗えばガンコ汚れになるのを防げます。
【おまけ】シャワーヘッドの水垢は「クエン酸」が効果的!
シャワーヘッドの水垢汚れは酸で分解しましょう。
クエン酸で漬けたあと歯ブラシでこすると、シャワーヘッドの穴のつまりがとれて、シルバー部分のくすみもなくなりました。
STEP1:クエン酸水を作る
40℃以上のお湯200mlに対してクエン酸を小さじ1入れます。
STEP2:ビニールに入れる
ポリ袋にクエン酸水を入れ、シャワーヘッドを漬けておきます。口はゴムでとめましょう。
STEP3:30分~1時間放置する
放置した後、水垢がゆるんだらハブラシなどでこすり、水で流してください。30分以上おくと効果的です。
▼オススメのクエン酸はこちら
トーヤク株式会社
クエン酸洗浄
実勢価格:699円
容量:500g
汚れがつきやすい洗い場回りには皮脂、石けん、水垢の3つの汚れが集まっています。
特に体を洗う時に水がかかるイスやシャワー台の裏、シャワーホースなど低い位置にあるものは見落としがちなお掃除スポット。それぞれに合わせた洗剤と方法で溜まった汚れを落としましょう。
『LDK』2020年12月号
LDK
2020年12月号
『LDK』2020年12月号の特集「簡単リセットお掃除塾」では他にもさまざまな「汚れ落としの新方程式」を大公開。解決方法やおすすめアイテムを紹介しています。
ぜひ、記事を参考にしてみてくださいね。
イスや桶は人がよく触るので皮脂汚れがつきやすいです。