ガス代が高い原因は“お風呂の湯沸かし”にあった!

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湯船にお湯をためてお風呂に浸かる時間は、1日の疲れを癒してくれる最高の時間ですよね。

ただ、家族の人数が多かったり入浴するまでの時間があいたりすると、お湯の温度はどんどん下がってしまいます。ぬる~いお湯には、浸かりたくないものです。

そんなときに便利なのが追い炊き機能ですが、気軽に何度も使ったりしていませんか? 実は、それがガス代を高くする原因になるんです。

お湯が冷めにくくなるアルミのお風呂保温シートでガス代節約!

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給湯の中でも特に高いのが、冷めたお湯を温め直す追い焚きで、お湯の温度が低いほど高くつきます。

そもそも、追い焚きは湯船の電熱線を使って温め直すため時間がかかるのが難点。お湯を足す「差し湯」の方が、すばやく温まります。

とは言っても、ガス代を節約するためには、なるべくお湯を冷まさないことが大切。

そこで有効なのが、アルミのお風呂保温シートでお湯が冷めるのを防ぐこと。ささっと敷くだけで、お湯の温度が下がりにくくなるので沸かし直す時間も短縮され、ガス代を節約することができます。

お湯が冷めにくくなるアルミのお風呂保温シートでガス代節約! イメージ2
松下和矢
LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢 のコメント

1枚でお湯が冷めにくくなります。

保温力が高いのは?お風呂保温シート7製品を検証!

そこで、テストする女性誌『LDK』では、お風呂保温シートを7製品集め、比較検証を行いました。

保温力を検証するテストでは、41度のお湯をはって、1時間後と4時間後の温度を確認。また、扱いやすいかどうか素材もチェックしました。

保温力が高く、ガス代が節約できる製品はどれだったのでしょうか? それでは、おすすめ順に検証結果を発表します。

追い焚きが激減する「ワイズ お風呂のアルミ保温シート」

追い焚きが激減する「ワイズ お風呂のアルミ保温シート」 イメージ

ワイズ
お風呂のアルミ保温シート L
70×120×0.4cm
実勢価格:638円

▼検証結果

  • 保温力: ◎
  • 素材: ◎
  • 評価: A

今回の検証で、1時間たっても適温の39℃以上あったのは「ワイズ」だけでした。お湯はり1時間後の温度差は-2℃。4時間後も33℃を保つなど、沸かし直しも短時間ですみます。

また、マス目がついているのでフリーハンドで真っ直ぐ切ることができ、手先が不器用という人でも安心です。

追い焚きが激減する「ワイズ お風呂のアルミ保温シート」 イメージ2

保温力ナンバーワン!「オーエ アルミ保温シート」

保温力ナンバーワン!「オーエ アルミ保温シート」 イメージ

オーエ
アルミ保温シート XL
75×140cm
実勢価格:1100円

▼検証結果

  • 保温力: ◎
  • 素材: ○
  • 評価: A

オーエ」の保温シートは、4時間後の保温力がNo.1。入浴時間が長くあいてしまう家庭向きです。

裏表使えて便利な「オーエ アルミ保温シート両面タイプ」

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オーエ
アルミ保温シート
両面タイプ 70×120cm
実勢価格:675円

▼検証結果

  • 保温力: ◎
  • 素材: ○
  • 評価: A

同じくA評価となったこちらの「オーエ」は、両面がアルミ素材。裏表関係なく使えるのが便利です。

ビニールの臭いが気になる「酒井化学 温度保くん」

ビニールの臭いが気になる「酒井化学 温度保くん」 イメージ

酒井化学
お風呂用保温シート
温度保くん 約70×120cm
実勢価格:880円

▼検証結果

  • 保温力: ○
  • 素材: △
  • 評価: B

酒井化学」の保温シートは、スポンジでない硬い保温シートを使用。ビニール臭が気になります。

ほどほどの保温力「東和産業 NAL アルミ保温シート」

ほどほどの保温力「東和産業 NAL アルミ保温シート」 イメージ

東和産業
NAL アルミ保温シート
実勢価格:1095円

▼検証結果

  • 保温力: ○
  • 素材: △
  • 評価: B

東和産業」は、可もなく不可もない保温力。薄いスポンジは劣化が早そうです。

扱いにくさが残念「ニトリ お風呂用アルミ保温シート」

扱いにくさが残念「ニトリ お風呂用アルミ保温シート」 イメージ

ニトリ
お風呂用アルミ
保温シート 70×120cm
実勢価格:508円

▼検証結果

  • 保温力: ○
  • 素材: △
  • 評価: B

ニトリ」は、素材がくにゃくにゃでスパッと切れず、扱いにくかったです。

C評価: 値段相応の保温力「ダイソー 保温アルミシート」

C評価: 値段相応の保温力「ダイソー 保温アルミシート」 イメージ

ダイソー
保温アルミシート
実勢価格:330円

▼検証結果

  • 保温力: △
  • 素材: △
  • 評価: C

ダイソー」はブルーシートをやや厚くした程度でペラペラ。肝心の保温力も最下位でした。

以上、保温シート7製品の検証結果でした。

保温シートの保管方法は“たたんで引っかける”

保温シートは、たたむと意外とコンパクトになるので、使わないときは、サッと折りたたんでクリップで挟み、壁のバーに引っ掛けておけば邪魔になりません。

保温シートの保管方法は“たたんで引っかける” イメージ

無印良品のクリップならバーに引っ掛けやすく、ラクに扱えます。

▼無印良品のクリップはこちら

保温シートの保管方法は“たたんで引っかける” イメージ2

無印良品
ステンレス
ひっかけるワイヤー
クリップ 4個入
実勢価格:390円

同時に干せるのでシートも傷みにくく、水分もきれてカビも防止でき、一石二鳥です。

また、今回ご紹介した商品は大きめのサイズなので、カットすれば一般家庭のお風呂ならどれも合います。「ワイズ」なら不器用さんでもまっすぐ切れて失敗がありませんよ。