インスタフォロワー8万人!「こみはる」がフォトブックを検証
スマホで撮った写真で紙のアルバムを制作できるフォトブックサービス。普段は何回か見たら忘れてしまうスマホ写真も、卒業アルバムしかり、形として残っていると、何年たっても意外と見返しちゃう思い出の品になります。
今回は普段からインスタでセンス溢れる写真を数多くアップしているAKB48の込山榛香さんにご協力いただき、話題のフォトブックサービスを試していきたいと思います。
「込山榛香」AKB48・チーム4所属。19歳。ニックネームは「こみはる」。同性からの支持も高いAKB48の次世代を担うメンバーです。込山さんのInstagramはガーリーなイメージが人気です。写真の構図や加工も超本格的!
自動レイアウトがウリのキヤノン「フォトジュエルS」
今回試していただいた「フォトジュエルS」は、キヤノンのフォトブック作成サービス。自動レイアウトシステム「EAGiAL II」によってカメラフォルダを指定するだけで自動でアルバムを作成、届けてくれます。
他のサービスと違い、フォルダから自動で写真を選んでくれるので、スマホでカンタンに活用できるのが特徴です。
キヤノン
PhotoJewel S
実勢価格:2138円~
対応OS:Windows10・8・7・Mac OS X、iOS、Android
仕上がりは写真集レベル!でもレイアウトを丸投げは難しい
今回、「アプリまかせ」のものと、込山さんに写真を厳選してもらったものの2種類のフォトブックを作成してみました。約2週間後、フォトブックが完成! 想像以上の仕上がりな半面、アプリまかせで作ったページは若干不満も。自動とはいえ、紙面チェックはマストです。
ただスクエアに配置するのではなく、余白を生かした大胆なレイアウトも可能。連続した写真を生かしたページになりました。
少しずつ表情を変えた写真とケーキの写真をレイアウト。本当にこういう写真集ありそうです!
人物の写真は似ている写真でも細かな表情の違いで画になりますが、モノの写真ではイマイチ雰囲気が伝わりにくくなってしまいます。
写真によっては真ん中が切れてしまうのは要注意
中央部分がとじ込まれてしまうスタンダードタイプではこんな悲劇も。レイアウトチェックでは真ん中切れも確認しておきましょう。
中身にこだわりたい人でも5割は自動まかせでOK
特に人物が写っていない「モノ」の写真で、似た写真を抽出してしまうきらいはあったものの、大まかなレイアウトと写真は自動でも十分ハイクオリティ。こだわりたい人も5割はアプリ任せでいい印象です。かぶりを防ぐため、最初のフォルダ作成をある程度念入りに行うのがオススメです。
さらにこだわり派にはサイズやレイアウトまで細かく指定できます
編集ではサイズからレイアウトの雰囲気まで指定できます。自分だけのこだわりの1冊を時間をかけてじっくり作ることもできるのです。ただし、光沢紙やハードカバーを選択すると値段が上がってしまうので、事前にしっかり確認しましょう。
※上記価格は15cmスクエア(148×148mm)、ソフトカバー、スタンダード製本の場合(税別)
紙質
半光沢紙…写真と紙の中間のようなやや光沢がかった紙面になる
光沢紙…現像した写真そのもののような光沢のある素材
表紙
ハードカバー…表紙が分厚くしっかりしたアルバムのような素材
ソフトカバー…表紙と中面が同じ素材で、めくりやすくカジュアルな感じ
綴じ方
スタンダートタイプ…中綴じの雑誌のように、中央に向かってとじていくタイプ
フルフラットタイプ…開いたとき、べたっと平面にすることができるタイプ
以上、フォトブックサービスのご紹介でした。すべて全自動でカンペキとはいきませんでしたが、クオリティの高さは本物です。気になった方はぜひチャレンジしてみてください。