フローリング用掃除シートは、ウェットとドライを使い分けて!

髪の毛やほこり、子どもが裸足で歩き回った足あとや食べこぼしなどで日々汚れてしまうリビングの床。そんなときに活躍してくれるお掃除用具が、フローリング用掃除シートです。
掃除機を出すよりも手軽に掃除できるのがフローリング用掃除シートのいいところ。
日常のちょっとした汚れを、気づいたときにサッと掃除することができます。また、掃除機のように音が出ないので時間を気にせず使えるというメリットも。
最近は、汚れ落ちの高さに注目した製品だけでなく、除菌効果や消臭効果が期待できるものや、ワックスがけまでできるタイプ、部屋がいい香りになる香料入り、ニオイが苦手な人向けの無香料タイプなど、ドラッグストアやホームセンターからさまざまな工夫を施したフロア用シートが売られています。
【結論】フローリング用掃除シートのおすすめはウェットタイプはクイックルワイパー、ドライタイプはウェーブ
雑誌『LDK』がフローリング用掃除シートを掃除のプロと一緒に実際に使って比較テストを行ったところ、ウェットタイプのベストバイ1位は花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ」、ドライタイプのベストバイ1位はユニ・チャーム「ウェーブ フロア用ドライシート」でした。
ウェーブ フロア用ドライシートで床のゴミを取って、クイックルワイパー 立体吸着ウエットシートで拭き掃除するのが最強です!
【ウェットタイプ】高い密着力でベタつきを一掃
- 花王クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ
- 最安価格: ¥470〜
【ドライタイプ】微細なゴミを逃さずキャッチ
- ユニ・チャームウェーブ フロア用ドライシート
- 最安価格: ¥331〜
LDKが最強のフローリング用掃除シートを探してテスト

今回は雑誌「LDK」編集部が、ドラッグストアやホームセンターなどで買えるフローリング用掃除シートからウェットタイプとドライタイプの人気商品をピックアップ。
晋遊舎のテスト専門機関「LAB.360」の松下和矢と「汚れ落ち」を、お掃除のプロの上原好志子さんと「使いやすさ」をテストしました。テスト詳細は次のとおりです。
テスト1:汚れ落ち
ウェットタイプ
ベタつき汚れを床の所定の範囲に塗布し、フロア用ワイパーに装着した各ウェットタイプのシートでひと拭き。汚れの残り度合いから評価しました。
ドライタイプ
疑似花粉を床の所定の範囲に散布し、フロア用ワイパーに装着した各ドライタイプのシートでひと拭き。花粉の残り度合いから評価しました。
テスト2:使いやすさ
掃除のプロ&モニターが各製品を使用し、シートの強度や厚み、形状、使いやすさなどをチェックしました。
※リンク先はセット販売ページを含みます。
【ウェットタイプ】フローリング用掃除シートのおすすめランキング
雑誌「LDK」が実際に比べてわかった、ウェットタイプのフローリング用掃除シートのおすすめランキングです。1位ベストバイは花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ」でした。同1位は花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 無添加タイプ」、3位はユニ・チャーム「ウェーブ フロア用 1枚完結 起毛ウエットシート」でした。
| 商品 | おすすめポイント | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
花王クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ
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|
密着力抜群でベタベタ汚れを吸着/場所を選ばずガシガシ拭ける |
16枚 |
|||
花王クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 無添加タイプ
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|
アルコールフリーでペットがいても使いやすい/汚れ落ちのレベルが高い |
12枚 |
|||
ユニ・チャームウェーブ フロア用 1枚完結 起毛ウエットシート
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|
ドライシートのような起毛付き/汚れ落ちは十分な実力 |
12枚 |
|||
スリーエム・ジャパンスコッチ・ブライト フロア用ウエットシート
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|
ゴシゴシしても破れない安心感がある |
24枚 |
|||
matsukiyoフローリング用ウエットシート
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|
日常的な床掃除に使う程度なら十分 |
40枚 |
|||
アイリスオーヤマフローリングシート トルクリーン ウエット
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|
シートが厚手でしっかりしている |
20枚 |
|||
カインズリビング用掃除シート
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|
20枚 |
【1位】花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ」
- 花王クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ
- 最安価格: ¥470〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 密着力抜群でベタベタ汚れを吸着
- 場所を選ばずガシガシ拭ける
- 内容量
- 16枚
- 型番
- 4901301403384
場所を選ばずガシガシ拭ける!

床や網戸や窓など、場所を選ばずに掃除できます。

ドアノブの手垢掃除にもピッタリです。

高い密着力で、ベタつきを一掃します。
【1位】花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 無添加タイプ」
- 花王クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 無添加タイプ
- 最安価格: ¥470〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- アルコールフリーでペットがいても使いやすい
- 汚れ落ちのレベルが高い
- 内容量
- 12枚
- 型番
- ー
【3位】ユニ・チャーム「ウェーブ フロア用 1枚完結 起毛ウエットシート」
- ユニ・チャームウェーブ フロア用 1枚完結 起毛ウエットシート
- 最安価格: ¥459〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- ドライシートのような起毛付き
- 汚れ落ちは十分な実力
- 内容量
- 12枚
- 型番
- 4903111030125
【4位】スリーエム・ジャパン「スコッチ・ブライト フロア用ウエットシート」
- スリーエム・ジャパンスコッチ・ブライト フロア用ウエットシート
- 最安価格: ¥430〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- ゴシゴシしても破れない安心感がある
- がっかりポイント
-
- 汚れ落ちレベルはイマイチ
- 内容量
- 24枚
- 型番
- FW-WSM24-2P
【5位】matsukiyo「フローリング用ウエットシート」
- matsukiyoフローリング用ウエットシート
- 最安価格: ¥207〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 日常的な床掃除に使う程度なら十分
- 内容量
- 40枚
【5位】アイリスオーヤマ「フローリングシート トルクリーン ウエット」
- アイリスオーヤマフローリングシート トルクリーン ウエット
- 最安価格: ¥221〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- シートが厚手でしっかりしている
- がっかりポイント
-
- 汚れ落ちレベルはイマイチ
- 内容量
- 20枚
- 型番
- 205996
【7位】カインズ「リビング用掃除シート」
【ドライタイプ】フローリング用掃除シートのおすすめランキング
【1位】ユニ・チャーム「ウェーブ フロア用ドライシート」
- ユニ・チャームウェーブ フロア用ドライシート
- 最安価格: ¥331〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- キャッチ力が高く粒ゴミまで逃さない
- ケバケバの毛が汚れを絡め取る
- 内容量
- 18枚
- 型番
- 4903111464982
ケバケバの毛が汚れを絡め取る!

装着するとケバケバが起毛。

ロング毛が繊細な汚れも絡め取ります。

天井の掃除にもおすすめです。
【2位】花王「クイックルワイパー ドライシート 40枚入」
- 花王クイックルワイパー ドライシート 40枚入
- 最安価格: ¥380〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 微細なゴミまでしっかりキャッチ
- 安定感のある使い心地
- 内容量
- 40枚
- 型番
- -
【3位】コメリ「アテーナライフ もふもふフローリングドライシート」
- コメリアテーナライフ もふもふフローリングドライシート
- 検証時価格: ¥298〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- もふもふの毛で汚れキャッチ力は抜群
- がっかりポイント
-
- コスパが低め
- 内容量
- 10枚
【4位】DCM「フローリング用 立体ドライシート」
- DCMフローリング用 立体ドライシート
- 検証時価格: ¥272〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 程よい凹凸でゴミを逃さない
- 値段も比較的お手頃
- 内容量
- 20枚
【5位】無印良品「フローリングワイパー用 ドライシート」
- 無印良品フローリングワイパー用 ドライシート
- 最安価格: ¥99〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 伸縮性抜群で装着がスムーズ
- コスパが高い
- 内容量
- 20枚
- 型番
- 76418726
【6位】アイリスオーヤマ「フローリングシート トルクリーン ドライ」
- アイリスオーヤマフローリングシート トルクリーン ドライ
- 最安価格: ¥166〜
- 汚れ落ち
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 汚れ落ちは高評価
- がっかりポイント
-
- シートがかためで伸縮性があまりない
- 内容量
- 20枚
- 型番
- 205994
【番外編】便利なリバーシブルタイプも!
- 大王製紙エリエール キレキラ!ワイパー ドライ×ウエットシート
- 最安価格: ¥418〜
- 汚れ落ち(ウエット面)
- 汚れ落ち(ドライ面)
- 使いやすさ
- おすすめポイント
-
- 1枚でドライ・ウエットの2役をこなす
- 両面とも汚れ落ちは高評価
- リバーシブルタイプで付け替えの手間が減る
- 内容量
- 16枚
- 型番
- 4902011121438
汚れ落ちは両面とも高評価!
ウエット面汚れ落ち

十分な汚れ落ちです。
ドライ面汚れ落ち

汚れをスッキリ落とせました。
フローリング用掃除シートのテスト結果の詳細
ここでは「汚れ落ち」のテスト結果の詳細を、ウェットタイプ、ドライタイプのタイプ別に紹介します。
【ウェットタイプ】汚れ落ち
過去ベストのクイックルワイパーがトップ!ユニ・チャームの起毛もキャッチ!
Before

After

◎以上のクイックルワイパー 香りが残らないタイプ、クイックルワイパー 無添加タイプ、ウェーブの3製品は一発でしっかり汚れを落とせる実力派でした。次点のmatsukiyoも普段使いに十分満足な汚れ落ちです。
◎評価のテスト結果

ひと拭きで約8割は汚れが落ちました。
◯評価のテスト結果

往復すれば問題ありません。
△評価のテスト結果

ちょっと物足りなさを感じる汚れ落ちです。
【ドライタイプ】汚れ落ち
全てよく落ちた!普段使いするには十分の汚れキャッチ力!
Before

After

テストした全製品、汚れ落ちに関しては◎以上の高評価を獲得。細かい汚れを気にする人は花丸評価のウェーブ、クイックルワイパー、コメリの3製品を選ぶのがオススメです。
花丸評価のテスト結果

スパッと白くなりました。
◎評価のテスト結果

◎評価もしっかり汚れが落ちています。
【ウェットタイプ】フローリング用掃除シートの選び方
まずはウェットタイプのフローリング用掃除シートの選び方を紹介します。
選び方1:シートのサイズはほぼ同じで各社共通して使用可能

シートのサイズは、どの製品もほぼ縦20cm×横30cm。モップ柄本体とシートが別メーカーであっても使用可能です。専用品と記載のあるものは専用の本体を使うことで、洗浄力はより効果的になります。
選び方2:ウェットシートの生地のタイプは大きく分けて4タイプ
ウェットタイプのフローリング用掃除シートの生地のタイプについては、大きく4つに分かれます。
メッシュタイプ
1つめはメッシュタイプ。メッシュの穴でホコリ等をキャッチしやすいですが、生地が薄く、薬液も少ないです。
不織布タイプ
2つめは不織布タイプ。値段が安いものが多く、生地が軽くて薬液も少ないです。大量に使いたい人にオススメです。
ハイブリッドタイプ
3つめはハイブリッドタイプ。不織布生地とメッシュ生地を織り合わせた生地で、1枚あたりの価格が高めです。1枚でキレイにしたい派にオススメです。
エンボスタイプ
4つめはエンボスタイプ。目地からゴミをかき出しやすいですが、凸凹形状から拭きもれが発生することも。洗浄液が多めなので、拭きもれに注意したいです。
選び方3:どんな成分が使われているかでシートの洗浄力が異なる
油汚れには界面活性剤とアルカリ剤が効果的

油の飛沫汚れ、クレヨン、油性マジックといった汚れには、界面活性剤と重曹やセスキなどのアルカリ剤が効果的です。しかし、pH11を超えて強アルカリ性になると床材を傷める恐れも。
電子レンジの油汚れ用のシートなどはpH11を超える製品が存在するため、用途に合わせた使用を行うべきといえます。
エタノールや流動パラフィンの効果は?
エタノールは主に滑りやすさと薬液の蒸発スピードを速める効果があります。殺菌作用があると有名ですが、菌が発生・増殖しやすいフローリング床においては効果は低いとされています。
また、流動パラフィンは無色透明でサラサラした潤滑油。滑りやすさとシート繊維へのゴミの吸着に効果的です。食品添加物や化粧品用途として使われることもあり、安心して使用できます。
界面活性剤の効果は?
界面活性剤は乳化作用によって、床に付着した油汚れを分離させます。分離することで油分がシートに吸着し、汚れが落ちるメカニズム。その後の付着防止にも効果があります。
選び方4:1枚ですっきり落とす汚れ落ち力があるものを選ぶ
リビングや洗面所、キッチンまで日頃の油の飛沫汚れ落としを目的に使いたい場合は、界面活性剤と重曹やセスキなどアルカリ性の洗浄成分が含まれているシートを選びましょう。
日常的に使うものなのでコスパも重要。ベトベト汚れを1枚でスッキリ落とす「汚れ落ち力」がポイントです。
選び方5:掃除機をかけた後にウェットタイプの掃除シートを使うと効果的
床には砂や食べかすなど、粒子の大きいゴミも落ちています。床材を傷つけないためにも、掃除機で大きいゴミを吸った後に、ウェットタイプの掃除シートで皮脂汚れやベタつきを拭き取るのが効果的です。
【ドライタイプ】フローリング用掃除シートの選び方
続いて、ドライタイプのフローリング用掃除シートの選び方を紹介します。
選び方1:ゴミをキャッチしやすいものを選ぶ

ひと昔前はシンプルなタイプのドライシートが主流でしたが、表面の凹凸でゴミを絡め取る立体構造やエンボス加工タイプ、拭き取り性能に優れたマイクロファイバーが配合されたものなど、今では各メーカーがさまざまな商品を販売しています。
ホコリや髪の毛、細かいゴミなどをサッと拭き取れる工夫が施されているかをチェックして選びましょう。
選び方2:シートの厚みをチェックする
使い心地を重視するなら厚手タイプのドライシートがおすすめです。重みや厚さがある分、ワイパーのヘッドに密着するのでズレたり浮いたりする心配が少なく、操作が安定します。
また、薄手のものより耐久性が高いため、取り付け中に裂けたり、使用中にシートが破れるなどのトラブルも起きづらいです。
選び方3:無添加タイプは子どもやペットがいる家庭におすすめ
ドライタイプのフローリング用掃除シートには、赤ちゃんもやペットがいる家庭でも安心して使える無添加タイプがあります。
ドライタイプにはホコリを吸着しやすくする流動パラフィンが含まれていることが多いです。安全性の高い成分ではありますが、できるだけ薬剤を使用したくないという人はチェックしてみてください。
リビング掃除のポイント
ここでは、リビング掃除をもっと効率よく快適にするポイントを紹介します。
ポイント1:いきなり掃除機をかけるのはNG!
いきなり掃除機をかけるとペットの毛やホコリ、花粉などが舞いやすいため、まずはドライシートで軽い汚れを除去するのが正解です!
ポイント2:高いところから掃除して効率アップ
先に低い場所を掃除をすると、高いところの掃除後に再びホコリが落ちてやり直しに。高⇒低の順で掃除をするのがおすすめです。

ドアの上の段差も見逃さないようにしましょう。
ポイント3:ドライ⇒ウエットの順番で使う!

まず、床のホコリや髪の毛などをドライシートで取り除きます。

その後、ウエットシートでベタベタ汚れを拭き取るのが鉄則です!
フローリング用掃除シートのおすすめ まとめ
以上、フローリング用掃除シートのおすすめランキングでした。
今回は、雑誌『LDK』の検証でベスト常連の花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ」と、長めの起毛でしっかりゴミを絡め取るユニ・チャーム「ウェーブ フロア用ドライシート」が2大ベストに。
この2つを組み合わせれば、毎日ピカピカの床で過ごせます!
【ウェットタイプ】ベタつきを一掃するクイックルワイパー
花王
クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート
香りが残らないタイプ
ウェットタイプのフローリング用掃除シートのおすすめでベストバイの花王「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート 香りが残らないタイプ」は、密着力が高くベタベタ汚れをしっかり拭き取ります。場所を選ばずに使えるのも魅力です。
【ドライタイプ】粒ゴミもしっかり取れるウェーブ
ユニ・チャーム
ウェーブ フロア用ドライシート
ドライタイプのフローリング用掃除シートのおすすめでベストバイのユニ・チャーム「ウェーブ フロア用ドライシート」は、装着するとケバケバの毛がきれいに立つのが特徴。繊細なゴミを逃さずキャッチします。
ぜひ、今回のランキングを製品選びの参考にしてみてくださいね。
フローリング用掃除シートの売れ筋ランキングもチェック!
フローリング用掃除シートのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。

![LDK: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/100wm/img_158545a927adae5cbd511abb62f68c1d23132.png)
























