電源もデータ通信も不要でテレビが観られるガジェット
Android端末の多くはフルセグ・ワンセグ機能を搭載していますが、iPhoneはいまだに標準機能ではテレビを視聴できません。インターネットテレビも盛んですが、データ通信量の問題が出てきます。
そこで、オススメしたいのが、外付けのチューナーを使う方法です。ライトニングコネクタに挿すだけで、フルセグ(高画質放送)・ワンセグ(低画質放送)が見ることができるようになるアイテムです。
ピクセラの「PIX-DT35ON」は、本体に内蔵しているチューナーで一般のテレビ用電波を拾うため、データ通信が発生しません。また、iPhone本体から給電しているので、充電の必要がないのもうれしいポイントです。
本体も手のひらサイズで重さはなんと15gというコンパクトさ。カバンやポケットにスッと入れておけます。視聴は専用のアプリを利用しますが、操作に悩むことはありません。
ピクセラ
PIX-DT35ON
販売価格:1万2800円
サイズ・質量:W31×H47.8×D9.1㎜・約15g
録画対応も高評価のポイントです
フルセグ視聴中に録画ボタンをタップすれば、すぐに録画が開始されます。録画した番組はiPhone内に保存されるので、あとで何度でも見返すことが可能です。
ワンセグも含めれば完全な地下以外は視聴できました
さて、実際の使い勝手、画質の方はどうでしょうか。電波の強度に差があると思われる6つの場所で検証をしてみました。
【喫茶店1F】評価:◎(キレイに観れる)
【街中】評価:◎(キレイに観れる)
【街中】評価:◎(キレイに観れる)
街中や建物の1Fにある喫茶店では安定してフルセグを視聴することができました。画質も十分に鮮明です。
【電車内】評価:◯(ワンセグのみOK)
【ビル内トイレ】評価:◯(ワンセグのみOK)
【ビル内トイレ】評価:◯(ワンセグのみOK)
比較的電波の入りにくいビルの中や移動中の電車内では、ほぼワンセグ状態でした。フルセグになっても一瞬で元に戻ってしまいます。画質は落ちますが、途切れることなく見れました。
【地下室】評価:×(完全に観れない)
【地下鉄】評価:×(完全に観れない)
【地下鉄】評価:×(完全に観れない)
地下は全く電波が入らず、ワンセグもフルセグも視聴することができません。地下鉄はホームに入った時点でアウトでした。
バッテリー持ちだけ注意しましょう
データ通信や本体の充電が不要な分、電源はiPhone本体から取っています。当然視聴中はディスプレイも点きっぱなしになるので、その点だけは注意が必要です。
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