ググッと寄れてキレイに写る
マクロレンズ8点を比較テスト

マクロレンズとは、被写体を大きく写し、細かいところまでキレイに撮ることができるレンズです。花や昆虫など、小さいものを撮影したり、文字を写す時にも使えます。

マクロレンズを使うと……

ググッと寄れてキレイに写るマクロレンズ8点を比較テスト

このように細かいところまで鮮明に写すことができます。

今回の検証では、以下の5項目の点で、レンズがどれだけ優れているかをA~Cで評価しました。

価格:実売価格をチェック
写り:鮮明に写っているかで判断
歪み:レンズによって歪みが生じているかを確認
画角:被写体が写る範囲の広さを評価
使用感:スマホへのホールド感など使い勝手をジャッジ

使ったスマホは、28mm相当のレンズを搭載したiPhone 7です。撮影時は純正のカメラアプリを利用しました。数枚撮影してもっとも画質の良かったモノで評価しています。

レンズ装着前に撮ったテスト写真はこのような画角です。

ググッと寄れてキレイに写るマクロレンズ8点を比較テスト

日常で寄って撮る機会が多い花を撮影しました。

それではテスト結果をご紹介します。

【A+】ハイコスパでピントも深い
100均「キャンドゥ」のレンズ

一番評価が高かったのが、100均「キャンドゥ」のマクロレンズでした。

【A+】ハイコスパでピントも深い100均「キャンドゥ」のレンズ

キャンドゥ
スマホで広角&
マクロレンズ
実勢価格:108円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A+】ハイコスパでピントも深い100均「キャンドゥ」のレンズ

倍率を欲張らずピントの合う範囲を広くした設計です。アップ率もまあまあで、画角はかなりいいです。中央部のピントはシャープで周囲も文句ありません。ここまで撮れると、高価なスマホレンズの存在意義が問われます……。

【A+】ハイコスパでピントも深い100均「キャンドゥ」のレンズ

スマホに装着すると、このようになります。小型軽量で、クリップは少し滑りやすかったです。

【A】超アップ可能!
「Qtop」のレンズキット

「Qtop」のレンズキットは、アップ率が高く、また接写した時に暗くならない工夫がされています。

スマートフォン:スマホ:カメラ:レンズ:マクロ:スマホレンズ:Qtop:カメラレンズキット 3点セット

Qtop
カメラレンズ
キット 3点セット
実勢価格:1288円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A】超アップ可能!「Qtop」のレンズキット

レンズの外周が透明になっているので、接写したときに暗くならないのがポイント! また被写体が平面なら、ピントを合わせやすいです。花の撮影では、超アップなのでピント合わせが難しかったです。

【A】超アップ可能!「Qtop」のレンズキット

スマホに装着すると、このようになります。クリップが頑丈な作りで、ズレにくいのが嬉しいところです。

【A】LED発光で発色が鮮やか!
「Pintaik」のカメラレンズキット

「Pintaik」のレンズは、マクロ用のLED付き。発色が鮮やかになりました。

【A】LED発光で発色が鮮やか!「Pintaik」のカメラレンズキット

Pintaik
カメラレンズキット 4in1
実勢価格:1399円
(現在ネットでの在庫はありません)。

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A】LED発光で発色が鮮やか!「Pintaik」のカメラレンズキット

マクロ用のLEDをONにすると被写体が明るくなり、発色も鮮やかでブレにくくなります。ピントは浅く、周囲のボケが美しかったです。マクロで勝負するレンズだけあって、破綻がありません。

【A】LED発光で発色が鮮やか!「Pintaik」のカメラレンズキット

スマホに装着すると、このようになります。LED付きなので、クリップはかなり大型です。

【A】超アップでもシャープな写り
「Tecbillion」のレンズ

「Tecbillion」の製品は、かなりアップにすることが可能でした。

スマートフォン:スマホ:カメラ:レンズ:マクロ:スマホレンズ:Tecbillion:クリップ式レンズ 3in1

Tecbillion
クリップ式レンズ 3in1
実勢価格:696円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A】超アップでもシャープな写り「Tecbillion」のレンズ

かなりアップになります。中心部のピントはわずかに甘いですが、無視できるレベルです。ただここまで拡大すると、花が動いてブレる可能性も高くなります。三脚が欲しいレベルのマクロレンズでした。

【A】超アップでもシャープな写り「Tecbillion」のレンズ

スマホに装着すると、このようになります。レンズもクリップも軽量ですが、しっかり装着できました。

【A】アップ拡大率No.1!
「TaoTronics」のレンズキット

「TaoTronics」のレンズは、今回の検証で一番拡大率が高いレンズでした。

スマートフォン:スマホ:カメラ:レンズ:マクロ:スマホレンズ:TaoTronics:カメラレンズキット3点セット TT-SH014

TaoTronics
カメラレンズキット
3点セット TT-SH014
実勢価格:1599円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A】アップ拡大率No.1!「TaoTronics」のレンズキット

大きく撮りたいなら本機がオススメです! そのかわり、ピントはシビアでブレやすい印象でした。撮影には三脚が欠かせません。画像は撮影後に拡大して、ピントが合っているかを確認するといいでしょう。

【A】アップ拡大率No.1!「TaoTronics」のレンズキット

スマホに装着すると、このようになります。

【A】ピントは浅めでボケやすい
「3COINS」のレンズセット

「3COINS」のレンズセットは、ピントが少し浅めなので、ボカしたい時にピッタリです。

【A】ピントは浅めでボケやすい「3COINS」のレンズセット

3COINS
SELFIE LENS
CLIP LENS SET 3点セット
実勢価格:540円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A】ピントは浅めでボケやすい「3COINS」のレンズセット

ピントはやや浅めなので、周囲をボカしたい人には最適です。中心部のピントはやや甘いですが、気にならないレベルでした。ただ、レンズが逆ネジになっているため、使い勝手が悪いのが残念です。

【A】ピントは浅めでボケやすい「3COINS」のレンズセット

スマホに装着すると、このようになります。小型軽量でクリップは共有ですが、スマホ側にゴムがなく滑りやすいのが少し残念でした。

【A-】シャープでピントが深い
「ELECOM」のレンズセット

「ELECOM」のレンズは、極めてシャープで、ピントも深めでした。

スマートフォン:スマホ:カメラ:レンズ:マクロ:スマホレンズ:ELECOM:P-SLMRD 3点セット

ELECOM
P-SLMRD 3点セット
実勢価格:2130円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A-】シャープでピントが深い「ELECOM」のレンズセット

倍率を抑えている分、全画面でシャープな画像を結んでいます。ピントの合う範囲も広く、撮影しやすかったです。花から飛び出しているおしべもボケずに撮影できています。

【A-】シャープでピントが深い「ELECOM」のレンズセット

スマホに装着すると、このようになります。小型軽量の金属ボディです。緩衝材入りのセミハードケースが付属されています。

【A-】ボカしたいならこれ!
「Anker」のレンズセット

「Anker」のレンズは、周囲はボカして中央が目立つように写りました。

【A-】ボカしたいならこれ!「Anker」のレンズセット

Anker
A7300011 3点セット
実勢価格:1999円

実際に装着して撮った写真と評価はこちらです。

【A-】ボカしたいならこれ!「Anker」のレンズセット

ピントの合う範囲が狭く、中央部以外はキレイにボケています。ボカしたいなら、このレンズがいいでしょう。発色も美しく、一眼レフで撮影したといわれたら騙されるレベルでした。

【A-】ボカしたいならこれ!「Anker」のレンズセット

スマホに装着すると、このようになります。金属ボディで、クリップはかためなのでズレにくいのがよかったです。


スマホ装着用「マクロ」レンズの徹底比較、いかがでしたでしょうか。検証の結果、100均レンズが高評価となりました。ただマクロレンズは他のレンズと違って、光学設計が単純で画質が劣化する要素は少ないので、いずれも甲乙付けがたい印象でした。代わりにピントが合う範囲が狭くブレに弱いので、しっかり固定できるものがいいといえます。

手軽に接写ができるマクロレンズを使って、スマホでも特別感のある写真を撮ってみてください。


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