Amazonのコスパ良さげな製品は 正直イマイチなものもあります

Amazonにはお買い物心をくすぐる商品がたくさんあります。家電製品に至っては、お手頃価格で「もしかしてコスパいいかも」と思ってしまうようなそっくりさんもあります。しかし、買ったはいいが、本家とは似ても似つかない性能にガッカリ……ということもありがちです。

そこで、見た目とお値段にだまされないように、お手頃価格かもしれないけれど正直イマイチな製品をご紹介します。よーく考えてからポチってくださいね。

ダイソンっぽい安いやつ 買ってはいけません

スティック掃除機といえば、今やダイソンが代名詞となっていますよね。Amazonで「ダイソン」と検索するとなぜか出てくるのがコチラのそっくりさん。名前も別のメーカーに似てなくもないですが、実力は笑っちゃうレベルです。

Proscenic:P8:掃除機

Proscenic
P8
実勢価格:1万5500円

サイズ・質量:W319×D206 × H131mm・約2kg
消費電力:120w

名前と色はそっくり! でも、よく見ると似てるのはヘッドしかありませんね。

なんとなく想像できますが、砂や糸くずを床にまいて吸引力を検証してみました。

ダイソンっぽい安いやつ買ってはいけません イメージ
上:Proscenic P8 下:ダイソン V7 Fluffy

性能差は一目瞭然! P8の吸引力は本家に遠く及ばず、かなりゴミが残ってしまいました。見た目とお値段に騙されて買ってはいけません!

▼比較したのはコチラ

ダイソン:V7 Fluffy:掃除機

ダイソン
V7 Fluffy
実勢価格:4万8900円

サイズ・質量:W319×D206 × H131mm・約2.4kg

静かになった暴れ馬 コスパはイマイチ

人気のアンカーロボット掃除機は、旧ルンバのようにとにかく部屋を駆け回り、汗をかいて掃除するファイター型。この新型はメーカーも明確に推すほどに進化しており、検証中カメラマン、テスター皆がビックリするほどの静かさでした。

Anker:Eufy RoboVac 11s:ロボット掃除機

Anker
Eufy
RoboVac
11s
実勢価格:2万4800円

サイズ・重量:W325×H72×D325mm・約2.65kg
ダストボックス容量:0.6L
連続稼働時間:最大100分間
充電時間:300分~360分

新型の静音性は、自分が部屋にいる間や、夜間でも気兼ねなく動かせそうなほどです。

静かになった暴れ馬コスパはイマイチ イメージ

前モデル同様、壁と認識した場所以外はランダムにどこへでも突っ込んでいきます。

なるほど新製品の完成度は高い! と唸ってしまうところですが、コスパを考えると買うのはちょっと待ってください。アンカーよりもさらに安く、実力はほぼ互角の製品があるんです。

それはILIFE「V3s Pro」です。掃除の満足度が同じぐらいなら、1万円ほどお安いコチラのほうがコスパが良くてオススメです!

ILIFE:V3s Pro:ロボット掃除機

ILIFE
V3s Pro
実勢価格:1万6110円

▼「V3s Pro」の詳細な解説はコチラ

小型の格安除湿機は ブランド品と別物レベル

Amazonで除湿機を検索すると、4000円前後のものがたくさんヒットします。しかしこれらの除湿機は、一般的なものと同じと思ってはいけません。除湿力が低く、せいぜい押入れに入れて湿気を取ることができるレベルでした。

QZT:ミニ除湿機:除湿機

QZT
ミニ除湿機
実勢価格:4999円

除湿力:37ml
タンク容量:0.7L

LNSTUDIO:コンパクト除湿器:除湿機

LNSTUDIO
コンパクト除湿器
実勢価格:3099円

除湿力:28ml
タンク容量:0.5L

除湿力をブランド品と比較したところ、比べ物になりませんでした。

小型の格安除湿機はブランド品と別物レベル イメージ

布団や衣類などの湿気対策としてならアリ。ただタンク容量が小さいので、排水のお手入れをこまめにする必要があり、めんどくさい……。

▼比較したのはコチラ

三菱電機:MJ-P180NX:除湿機

三菱電機
MJ-P180NX
実勢価格:3万3089円

除湿力:3724ml
タンク容量:4.7L

Amazonで安くても買ってはいけないモノをご紹介しました。お値段だけではなかなか性能はわかりませんよね。後悔しないためにも、しっかり性能をチェックして選んでください。