VRヘッドセット3製品を徹底比較!
今年、大きな話題となったのが「VRヘッドセット」。
2024年は特に革新的な年に。なんとアップルが60万円もする新製品を発表し、その驚くべき性能により「なにかすごいことができるに違いない」と話題を呼びました。
また、メタも2024年10月に新型VRヘッドセットを発売し、VR市場はますます盛り上がりを見せています。
特にゲーム、エンターテインメント、トレーニング、リモートワークなど、さまざまな分野での活用が期待されています。
VRヘッドセットとは?
VR・MRヘッドセットは、頭部に装着して映像を見ることができるヘッドマウントディスプレイ付きのデバイス。
OSを搭載していて、アプリを追加することで動画やゲームを楽しむことができます。
近年では、「VR(仮想現実)」だけでなく、まわりの景色と仮想情報を合成した「MR(複合現実)」を利用できる機器が増えています。
眼前の大画面で動画やゲームを楽しめる
新登場したAppleやMetaの製品は、PCやスマホを接続せず、単独で利用できます。
VRヘッドセットの選び方は?
今回、雑誌『MONOQLO』がVRヘッドセットを3製品集めてテストを実施。
「画質」「音質」「コンテンツの豊富さ」「操作性」「使いやすさ」「装着感」の6項目で比較し、ランキングを作成しました!
VRヘッドセットのおすすめは?
【1位】Meta「Meta Quest 3S」
- MetaMeta Quest 3S
- 実勢価格: ¥48,352〜
- 画質
- 音質
- コンテンツの豊富さ
- 操作性
- 使いやすさ
- 装着感
- おすすめポイント
-
- 上位機種の約半額!
- ライブ映像におすすめの高音質
- 独自ストアにアプリ多数
- がっかりポイント
-
- 画質は少し粗い
- 幅
- 164mm
- 奥行
- 197mm
- 高さ
- 105mm
- 重量
- 514g(約)
- プロセッサ
- SnapDragon XR2 第2世代
- 解像度
- 1832×1920ドット(片目)
- レンズ
- フルネルレンズ
- ストレージ
- 128GB、256GB
- リフレッシュレート
- 72、90、120Hz
- 視野角
- 90°(垂直)/96°(水平)
- ワイヤレスLAN
- Wi-Fi 6
- コントローラー
- Touch Plusコントローラー(付属)
- 駆動時間
- 2.5時間(約)
- MR用カメラ
- カラー
- 型番
- QUEST 3S 128GB
大画面で動画を見たり、独自のバーチャルコンテンツを楽しめる
VRヘッドセットをつけるだけで目の前に大画面が表示されるので、狭い場所でも映画館の大きなスクリーンを見ている感覚で動画を楽しめます。
VRコンテンツなら、完全に仮想空間に入り込めます。
振り返っても仮想空間が広がっています。
MRコンテンツでは、現実の景色と融合した空間を探索したり、遊ぶことができます。
他製品と比べると画質は心もとないができることは多くて最高
独自ストアですが、Metaは早くからVRに参入していたので、アプリやゲームは豊富です。
高画質がウリの「DPVR」や、「Meta Quest 3」と比べて解像度は低いものの、コンテンツを楽しむには十分です。
ただ、周りの風景はややザラザラしており、少し不自然さは感じます。
なんと音質はもっとも高評価
スピーカーは「3」と同じようですが、高域は伸びがあり、声も明瞭。
低域の迫力もあって、「3」より高音質との評価です。
ライブ映像を楽しむのにおすすめです。
操作性はさすが! Metaの強みです
専用コントローラーは精度が高く、画面上に映る補助情報もかなり親切です。
PC画面も映せるけど仕事使いは難しそう
VRヘッドセットで接続したPCの画面を映すことができますが、仕事に使えるほど快適ではありません。
疲れる上、モニターは見にくいです。
【2位】Meta「Meta Quest 3」
- MetaMeta Quest 3
- 実勢価格: ¥76,500〜
- 画質
- 音質
- コンテンツの豊富さ
- 操作性
- 使いやすさ
- 装着感
- おすすめポイント
-
- 高解像度でMRの融合感が優秀
- コンテンツが豊富
- 目の間隔の調整がしやすい
- がっかりポイント
-
- ややナローレンジ気味
- 幅
- 184mm(本体)
- 奥行
- 160mm(本体)
- 高さ
- 98mm(本体)
- 重量
- 515g(本体)
- プロセッサ
- SnapDragon XR2 第2世代
- 解像度
- 2064×2208ドット(片目)
- レンズ
- パンケーキレンズ
- ストレージ
- 512GB
- リフレッシュレート
- 72、90、120Hz
- 視野角
- 96°(垂直)/110°(水平)
- ワイヤレスLAN
- Wi-Fi 6
- MR用カメラ
- カラー
- 型番
- QUEST 3 128GB
【3位】DPVR「DPVR-4D Pro」
- DPVRDPVR-4D Pro
- 実勢価格: ¥47,861〜
- 画質
- 音質
- コンテンツの豊富さ
- 操作性
- 使いやすさ
- 装着感
- おすすめポイント
-
- 色合いが自然でキレイ
- 4D-CH用コンテンツが豊富
- がっかりポイント
-
- 音量を上げると音が割れるなど音質に難あり
- 操作しずらいリモコン
まとめ:総合的には「3」がやや上、でも価格差を考えれば「3S」がイイ!
以上、VRヘッドセットおすすめ3選でした。
ベストバイを獲得したMeta「Meta Quest 3S」は「Quest 3」の廉価版的な製品で解像度や視野、ストレージ容量などは「Quest 3」より下がりましたが、なにより価格が約半額になっています。
基本性能やできることは「Quest 3」と一緒であるため安価にVRヘッドセットが欲しいという方におすすめです!
ただ以前よりかなり進化はしているとはいえ、最終的にはコンテンツしだい。
野村さん曰く、「Quest 3で10万円クラスのプロジェクター並み」とのことなので、プロジェクター購入を悩んでいるなら選択肢としてアリかもしれません。
大画面のシアター感覚で映画を楽しんだり、PCゲームの臨場感を上げるという点で効果的です。
みんなでわいわいとはいきませんが、1人で使うならより多様に楽しめます。
完全に仮想空間に入り込めるVRコンテンツにビッグタイトルが登場することに、引き続き期待です!
VRヘッドセットのおすすめ
Meta
Meta Quest 3S
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チューニングの差か「3」より良質な音で迫力もあります。