ガクテンソクの炊飯器選びをお手伝い！
ガクテンソクプロフィール
よじょう
(写真左)
1981年7月30日生まれ。兵庫県宝塚市出身。ボケ担当。趣味は雨乞い、茶道(歴8年)、狩猟。現在は国分寺市に在住して、たびたび漫才のネタになっている。
奥田修二(おくだしゅうじ)
(写真右)
1982年3月3日生まれ。兵庫県宝塚市出身。ツッコミ担当。インスタでは「彼女と一緒に」を感じさせる“匂わせ朝ごはん”が好評で、おいしそうな料理も評判。
王者ガクテンソクのベストバイ高級炊飯器は？
── まずは遅ればせながら、「THE SECOND」の優勝おめでとうございます！
よじょう(以下、よ)：ありがとうございます。
奥田修二(以下、奥)：家電批評ではファイナル直前に取材してもらいましたが、期待に応えられたなと(笑)。
── そのインタビューでお二人が「高級炊飯器に興味がある」と話されたのを覚えていますか？
奥：はいはい。「au Pay マーケット アプリ」の漫才大会で優勝したとき、お互いに15万円分の家電を買えることになって「高級炊飯器ってええなあ」と。ただ予算の都合上買えなくて、悔いを残しました。
よ：僕も洗濯機を買いましたが、ちょっと欲しいなと思ってました。
奥：それなのに番組の尺も考えんと、いきなり欲しいものを買ったけどな。
── そうでしたね、詳しくは本誌2024年7月号をご覧いただいて……。それで高級炊飯器を検証することになったので、「ぜひガクテンソクさんに」とお声がけしたわけです。
奥：ちょっと話しただけなのに、ありがとうございます。
よ：うれしいことやね。
──そして今回の検証では、本誌でも識者として活躍しているさわけんさん、桃世真弓さんの両名にサポートしていただきます。
さわけん(以下、さ)：今日はよろしくお願いします。ちなみに僕はお二人と同じ兵庫県宝塚市出身です。
奥：おお、宝塚市なんですか。
よ：同郷ですね。
桃世真弓(以下、桃)：実はガクテンソクさんが漢字の「学天即」だった頃からのファンで、今日は楽しみにして来ました。
奥：また古いところから。
よ：ありがたい話やね。
──それで今回は日本が誇る6大メーカーの最上位炊飯器のご飯を食べ比べていただきます。
奥：大手が勢ぞろいですね。
よ：普通は全部を食べることなんてないやろうから嬉しいですね。
──まずは製品の機能面を軽くチェックしてもらいましょう。
さ：最上位モデルは炊飯メニューが豊富です。白米以外に玄米や雑穀米などのお米も炊けるんですよ。
奥：ほんまですね。タイガーを見てたんだけど、麦飯は押麦ともち麦も選べるやん。おもろいなあ。
よ：玄米の炊き方とかわからん人も、炊飯器にお任せできてラクやね。
奥：しかもタッチパネルで操作するんや。軽く押すだけで反応しますね。
よ：でも、日立と三菱電機はタッチパネルじゃなく、ボタンを押すタイプやで。
奥：こういうところもメーカーで違うんですね。昔ながらのボタン式も嫌いじゃないです。
桃：そのほかにも「食感」や「銘柄」の炊き分け機能が充実しているのも特徴ですよ。
奥：食感はなんとなくわかるんですが、銘柄ってお米のブランドですか？
よ：コシヒカリとか、あきたこまちとか？
桃：そうです。「銘柄炊き分け」の機能を搭載するモデルは、いろいろなブランド米に最適な炊き方を炊飯器が自動で行ってくれるんです。
奥：至れり尽くせりや。
よ：ご飯が好きな人にはたまらん機能ですね。
──ちなみにお二人は自宅でどんな炊飯器を使っているんですか。
奥：僕はアイリスオーヤマの3合炊きかな。こんな高級なやつじゃなく、お手頃なやつです。
──以前のインタビューではエアコンもアイリスを購入したとおっしゃっていました。
奥：僕は1人暮らしですし、そこまで味にこだわるタイプでもないので価格重視なんです。なのでアイリスを選ぶことが多いかな。
──よじょうさんは？
よ：僕は炊飯器じゃなく、ご飯釜をコンロにかけて炊いています。
奥：あの土鍋みたいなやつか。すごいな。
よ：でも、慣れると簡単やで。僕も普通にご飯釜で炊けるし。
──かなり本格的でビックリしました。それでは、そろそろご飯を実食していただきましょう。
──実際に食べていただく前に、お二人は好きなご飯のタイプってありますか？
奥：僕はかために炊いた、噛み応えのあるご飯が好きです。
よ：僕はやわらかめかな。もっちりした食感が好みですね。
──好みは違うんですね。今回は『家電批評』の炊飯器検証と同じく、無洗米を水に浸さずに炊いています。米研ぎや浸漬時間などで差が出ないようにしています。ちなみにご家庭で炊くときは水に浸すとさらにおいしく炊けますよ。
奥：あえてハードな条件でテストしてるんですね。
よ：それでもおいしいご飯になるのか気になりますね。
──それでは実食しましょう!
さ：まずは象印から。「鉄釜とお米を対流させることでふっくら炊き上げる」がコンセプトです。
奥＆よ：いただきます!
よ：いや、これおいしいね。
奥：マジでそうやな。なんか弾力があって好みかもしれん。
よ：少しかためですけど、全然食べられるわ。
さ：続いてタイガーです。こちらは「土鍋の内釜と高火力で甘みと粒立ちを引き出す」という考え方です。
よ：これは象印と印象が違うね。
奥：たしかに食感が全然ちゃうわ。個人的にタイガーのほうが好きかも。
よ：僕もタイガーのほうが好み。家のご飯釜で炊いているご飯に近い気がします。
桃：次は東芝ですね。「真空技術によるもちもち粒立ったご飯」がテーマです。
よ：旨いなー。割としっかりした食感なんですね。
奥：さっきの2モデルとまた違うのがわかります。食感は好きだけど、タイガーの衝撃には勝てないか？
よ：それはわかるかも。
さ：続いてパナソニック。「AIで温度や圧力を制御してふっくら粒感のあるご飯」に炊きます。
奥：これはタイガーと競ったかも。これは迷うわあ。
さ：かなりしゃっきりな食感ですね。ただ、僕はまだタイガーの味が残ってるけど。
桃：次は日立です。「大火力と圧力スチームで甘みと粒立ち」を引き出しています。
奥：あれ、これかためでおいしいわ。これが一番か？
よ：うーん、僕はまだタイガーです。
奥：お前、揺るがないな。
桃：最後は三菱電機で、これだけ圧力なしのIHタイプ。「炭釜がモチモチとした粒立ちと甘みを引き出す」というコンセプトです。
奥：鉄や土鍋、そして炭と釜もいろんな素材があるんですね。
よ：僕は土鍋がええですね。
奥：まじで揺るがないな。
よ：ほんまに旨いなあ。
奥：さっきから旨いしか言ってないけども。
よ：だって、どれも旨いねんもん。
奥：まあ確かにな。メーカーごとに違いがあるけど、基本的にどれもおいしいねんな。
──6台を食べ比べてきましたが、ベストはお決まりですか？
奥：なんか最初に食べたタイガーがずっと引っかかってるんですよ。お笑いと同じで、やっぱり後攻が有利ですから迷います。
よ：先攻で出ると印象が薄まるからね。でも、僕は決まっています。
奥：うーん……よし、決めました。
──それではベストの発表を！
奥：僕は三菱電機です。かためで弾力もあって、味も含めて自分の好みにぴったり合いました。
よ：僕はダントツでタイガー。一粒一粒がしっかり立っていて、6台のなかでも頭ひとつ抜けていると感じました。
奥：なんか専門家みたいなコメントやな。旨いしか言ってなかったけど。
よ：家で炊いているご飯釜に近い味だったのもよかったですね。
奥：三菱電機は本体のフォルムも好きでした。これがキッチンに並んでいたらイイ感じだなと。
よ：ご飯は毎日食べるから、お金をかけてもええと思いましたもん。
奥：ベスト以外もマジでおいしかったので。あとは単純に好みの問題ですから、それは家電批評さんの検証を見て決めてもらうということで。
──お二人が次に炊飯器を買うときは、今回のテストを参考にしてください。
さ＆桃＆家電批評：本日はありがとうございました。
奥＆よ：ありがとうございました。そして、ごちそうさまでした!
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- 17種類
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