【緊急告知】『家電批評』最新号のオススメ家電をYouTubeライブでアツく解説!
本題に入る前に一旦告知です。
2024年9月3日(火)19時から、『家電批評』がYouTubeライブを配信!
ライブでは『家電批評』最新10月号(9/3発売)の中から、編集長&デスクが選りすぐりのイチオシ家電の魅力を解説します。
公式ライブ会場は以下のリンクです!ブックマークして当日ぜひご来場ください!
以上、告知でした。
スペックに違わぬ性能を発揮するシャオミ「POCO F6 PRO」
ミドルクラスのスマホで驚愕の結果を叩き出したシャオミ「POCO F6 PRO」はハイエンドモデルの「Galaxy S24」にあと一歩迫る結果となるほど高性能なスマホ。
気になる性能を「家電批評」編集部が検証テストした結果を解説します!
エンタメを楽しむのにピッタリの一台
シャオミ「POCO F6 Pro」
- シャオミPOCO F6 Pro
- 実勢価格: ¥69,980〜
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- ベンチマーク
- バッテリー
- ストレージ
- メモリ
- 使い勝手
- 付加機能
- カメラ性能
- エンタメ性能
- 価格
良し悪しがはっきりしているので納得するなら買い!
約7万円のシャオミ「POCO F6 Pro」はハイエンドモデルと匹敵する性能で、SoCは「Snapdragon 8Gen 2」搭載でスコアは150万越えとミドルクラスとしては驚愕の数値。バッテリーも検証で15時間越えの好成績を残すほどの優秀なスマホです。
映像でライブ映像も楽しめ、スピーカーの音質も良好です。高負荷ゲームもこの価格では信じられないほど画面が美しく、引っかかりや遅延を感じることなく楽しむことができます。
カメラ性能は日中撮影はイマイチですが、暗所では解像度が高く材質も感じ取れる写真が撮影できます。
- おすすめポイント
-
- SoCはかなりの高性能
- バッテリー持ちも優秀
- 暗所撮影の意外と良好
- がっかりポイント
-
- 発熱が少し気になる
- Felica非対応
- 幅
- 74,95mm
- 奥行
- 8.41mm
- 高さ
- 160.86mm
- 重量
- 209g
- ディスプレイ
- 6.67インチ
- 型番
- MZB0HEHJP
ミドルクラスでベストバイとなった実力を徹底解説
検証1:基礎体力編
ベンチマークテスト
「Galaxy S23 Ultra」など昨年発売された20万円クラスのAndroidが搭載していたSoC「Snaodragon 8 Gen2」。今回シャオミ「POCO F6 Pro」が約7万円で搭載され、今年のハイエンドモデル「Galaxy S24」にあと一歩まで迫る結果となりました。
バッテリー容量
同一の動画を流し続けるバッテリーテストの結果も15時間越えの好成績。この価格帯では約16時間がトップなので、かなりの数字です。
実測でミドルクラスNo.1の「OPPO Reno 10 Pro 5G」の約16時間には及びませんが、13時間以上持ちミドルクラスではトップ5に入る好成績となりました。
検証2:映像編
動画品質
有機ELパネルを搭載しているだけあり、暗部表現は絶妙。4000nitの高輝度を生かしたディスプレイは明るいくっきりとした映像でライブ映像も楽しめます。コントラストも良好で予想以上に楽しめました。
ただし、赤が少し強めに感じることがあります
検証3:背面温度とゲーム感度編
背面温度
ベンチマークソフトによるテストを3回繰り返すことでスマホに高い負荷をかけました。3回目終了後に背面の温度を計測する発熱耐性テストでは、Pixelに比べ、シャオミ「POCO F6 Pro」は背面全体が45℃近くの高温に。
SoCがかなり優秀なのに、この結果は少し残念でした。
検証後に持ってみても熱を感じました。
ゲーム感度
FPS
FPSゲームの「荒野行動」をプレイ。シャオミ「POCO F6 Pro」は細かい色合いや描写が正確で遅延はほとんど感じずにプレイできました。しかし、音の定位感はそこまで強くありませんでした。
RPG
高負荷アクションRPGの「原神」をプレイ。画質は標準的な「中」でしたが、そうとは思えないほどの高解像度と質感で楽しめます。
検証4:カメラ機能編
日中撮影
メインカメラで日中に撮影をするとコントラストが強く出ました。ハイライト重視の写りのためパッと見の印象は悪くないものの、細部の描写が甘く、リアリティに欠けます。色合いも黄色が強すぎて不自然に。
暗所撮影
暗所撮影は「被写体の質感がよく、テクスチャも自然。材質が暗所でも残っているのがスゴい!」(プロカメラマン・橋詰高志さん)と高評価。ちなみに動画も暗所撮影では十分な解像度があります。
ポートレート
ポートレートの撮影は通常、被写体の周囲をボカすことで、被写体を引き立たせるものですが、シャオミ「POCO F6 Pro」のポートレートモードはボケ量が少ない上に、色補正もほとんど効いておらずイマイチな仕上がりに。
【まとめ】ゲームはかなり快適! カメラは意外と使える
シャオミ「POCO F6 Pro」はFelicaやSDカード非対応、防水・防塵性能もなしと一般的なスマホの用途を考慮すると欠点は多めですが、バッテリー性能もSoCも優秀でミドルクラスとしてはかなり優秀な成績。コーデックも「aptx Adaptive」まで対応と10万円以下でこのスペックは驚きのコスパ。
ハイエンドクラスにも引けを取らない性能で、クリアな映像とモノラルでありながら音色を楽しめます。また、最新の3Dゲームをしっかりと遊びたいという方におすすめです。
高負荷ゲームは画質を上げてプレイすると本体がかなり熱くなります。しかし、画質を無理に上げずにゲームをプレイするとそこまで熱くならないので負荷をかけすぎないようにすれば問題なさそう。
カメラ性能は日中の撮影は微妙な結果となりましたが、暗所撮影は動画共に解像度が高く高評価でした。
最新3Dゲームを思い切り楽しみたい人はぜひ試してみてくださいね!
この結果は完全にハイエンドクラス。当然、10万円以下ではダントツの数字です。