コンパクトジンバルカメラの第3弾が「DJI」から登場!
ジンバルの定番メーカーである「DJI」から発売されているジンバル付きコンパクトカメラ「Osmo Pocketシリーズ」の第3弾、「Osmo Pocket3」。手ブレ補正や持ちやすさに特化したジンバルカメラの決定版となるのでしょうか。
そこで今回は、前機種「DJI Pocket 2」とのスペックの違いを確認しながら、「Osmo Pocket3」の画質や機能性など、その進化を専門家とともに徹底検証します。
「Osmo Pocket」とは?
スマホやGoProより手ぶれ補正や持ちやすさに特化したジンバルカメラです。
「ジンバル」とは、カメラで撮影した際に生じる手ブレを振り子の原理で補正する仕組みのこと。動きながらの撮影で重宝されています。
ジンバルメーカーのなかでもひと際人気なのがDJI。そんなDJIが出しているジンバル付きコンパクトカメラOsmo Pocketシリーズは、GoProなどのアクションカメラに比べると耐久性はないものの、手軽さ・持ちやすさ・手ブレのなさで違う地位を確立してます。
初代と2世代目はスマホと接続すると多くの機能が使えるカメラでしたが、3世代目「Osmo Pocket3」は本体だけでライブ配信以外の機能を全て使えるようになりました。
DJI「Osmo Pocket3」の実力は?
検証は、AV評論家の小寺信良さんが実際に使い込んで以下の5項目を5段階で評価。また、小寺さんのレビューを基に編集部で使用感をチェックしました。
▼検証項目
- 画質
- 手ブレ
- バッテリー・操作の安定性
- 音質
- 操作性
それでは検証結果の詳細を見てみましょう!
動画も写真もこれ1台! どこでも使える便利カメラ
DJI
「Osmo
Pocket3」
- DJIOsmo Pocket 3
- 実勢価格: ¥76,800〜
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- 画質
- 手ブレ
- バッテリー・操作の安定性
- 音質
- 操作性
話題のジンバルカメラは期待以上のクオリティ!
DJI「Osmo Pocket3」は、前機種から3年の沈黙を破って発売されたモデル。見た目が変わり、ひとまわりほど大きくなっています。実際に使用すると画質の良さはもちろんですが、使い勝手も優秀でした。
特に差を感じたのは構図の確認しやすさ。Pocket3はモニターを90度回転でき、そうすると映像が大きくなり構図をチェックしやすくなります。
液晶のタッチ操作も良好。液晶をスライドすると電源のオン/オフができたり、使い勝手も良好です。
またジンバルメーカーだけあって、手ブレのなさは流石の一言。動画は常に安定した絵を撮れるうえに、顔認識も優秀です。
自撮りやWebカメラとして使用時も、顔がフレームから外れる心配がありません。そのため、声を録音する際は喋るのに集中でき、街ブラ動画に非常に最適でした。
手軽に動画を撮れるので、外に出る時にいつでも持ちだしたくなります。間違いなく買いです!
- おすすめポイント
-
- 画質が向上した
- モニターが見やすい
- 付属パーツが充実
- Webカメラとしても便利
- がっかりポイント
-
- 値段がやや高い
- 幅
- 42.2mm
- 奥行
- 33.5mm
- 高さ
- 139.7mm
- 重量
- 179g(本体のみ)
- 撮影モード
- 6種
- 型番
- OSMO POCKET 3
前機種から大幅に進化しました!
▼1インチCMOSセンサー搭載
センサーサイズが前機種より大きくなり、スマホやコンパクトカメラと同じサイズに。より画質がきれいになり、低照度にも強くなりました。
▼2インチ・566×314ドットの大きくなったディスプレイ
前機種は棒状のボディに対して小さい液晶がついているだけ。
Pocket3は画面を90度回転させ、面積を稼いでいます。画角の確認もしやすくなりました。
▼ジンバルの角度を自由自在に調整
前機種まで追加アクセサリーとして別売りだったジョイスティック。Pocket3では本体に標準搭載にされました。レンズの向きも自由に動かせます。
▼バッテリー付きハンドルを装着可能
バッテリー駆動時間が140分から166分(1080p/24fps動画撮影時)に増加しました。
▼付属のハンドルには三脚をつけられる!
付属アクセサリーのバッテリーハンドルを使えば、より長時間の撮影が可能。持ちやすさもアップします。
【画質】センサー刷新の効果絶大!どんなシーンも高画質
一番驚いたのは画質の良さ。色味が自然なうえ、人物を撮影してみると肌の色はナチュラルです。
また、センサーが大きくなった恩恵で低照度に強くなり、夜間の撮影もそつなくこなせます。実際に夜間撮影をしてみると、粒子の粗さもなくムードのある雰囲気に仕上がりました。
動画がメインにはなりますが、写真でも重宝すること間違いなし!
撮影モードも
充実しています
最大4点の位置を指定して、ジンバルをゆっくり動かしながらコマ撮りができる「モーションラプス」を搭載。その他にもジンバルをフルに活かした、合計6つのモードがあります。
▼6つの撮影モード
- 写真
- パノラマ
- 動画
- 低照度
- スローモーション
- モーションラプス
動画モードには3つの機能があります。まず、被写体を認識して追従する「自動顔認識」、6つの指定した箇所に被写体を固定する「ダイナミック フレーミング」、カメラが90度と180度に回転する「スピンショット」と、撮影の幅を広げてくれます。
【付属品】マグネット式レンズやマイクで使い勝手が向上!
最大焦点距離が20㎜のため、広角の割に意外と寄れないです。しかし、コンボセット付属のマグネット式レンズを装着すれば焦点距離が15㎜に拡張。近寄って撮影すると迫力が増します。
オプションの専用マイクもおすすめ
オプションの専用マイクで音質も向上します。マイクの電源を入れると自動でPocket3に接続。クリップもついているので、服につけてハンズフリーで録音もできます。
音質は非常にクリアで、付属のウィンドスクリーンを使えば風の音も拾いません。リモート会議用マイクにもおすすめです。
【機能】実は便利なWebカメラ機能
ZoomやGoogle Meatsは快適に接続可能。 ただし、Teamsのアプリは接続できません。
DJI「Osmo Pocket3」の検証まとめ
以上、DJI「Osmo Pocket3」の紹介でした。動画も写真も音質も進化したDJI「Osmo Pocket3」は、手軽に超ガチれる一台。どこでも使えるので、外出にも持ちだしたくなります。
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Vlog用途はもちろん、1台あればいろんなシチュエーションに対応できるカメラに仕上がっています。