高画質コンデジベストバイの結果はこちら!
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発色やズーム、AF、夜景などで画質の性能を徹底比較
カメラの性能で最重視したいのが画質。風景や人物、料理など、可能な限りキレイに撮って残したいと思うのは当然です。そこで、プロにもご協力いただき、画質に関する下記5点をテストしました。
テスト1:広角で細部をチェック
テスト2:料理で発色をチェック
テスト3:オートフォーカス(AF)をチェック
テスト4:ズーム性能をチェック
テスト5:夜景で感度チェック
検証機種に選定したのは、5万円以上10万円以下というハイエンドコンデジのボリュームゾーンともいうべき価格帯の機種5台です。
SONYは細部まで鮮明&高感度
SONY
DSC-RX100 M3
実勢価格:7万8350円
サイズ・質量:W101.6xH58.1xD41mm・290g(総重量)
有効画素:2010万画素
撮影素子:1型CMOS(裏面照射型)
F値:F1.8~F2.8
ズーム性能と夜景の感度が良いキャノンG7 X
キヤノン
PowerShot G7X MKⅡ
実勢価格:7万5050円
サイズ・質量:W105.5×H60.9×D42.2mm・319g(総重量)
F値:F1.8~F2.8
光学ズーム:4.2倍
デジタルズーム:4倍
撮影素子:1型CMOS
画質もズームもいたって普通のキヤノン G9X
キヤノン
PowerShot G9X
実勢価格:5万5990円
サイズ・質量:W98×H57.9×D30.8mm・209g(総重量)
F値:F2~F4.9
ファインダー:無し
光学ズーム:3倍
デジタルズーム:4倍
顔認識:あり
Wi-Fi:あり
撮影素子:1型 CMOS
動画撮影:1920×1080
パナソニックのLX9はズーム以外全てA評価!
パナソニック
DMC-LX9
実勢価格:8万5640円
サイズ・質量:W105.5×H60×D42mm・310g(総重量)
F値:F1.4~F2.8
ファインダー:無し
光学ズーム:3倍
デジタルズーム:4倍
顔認識:あり
Wi-Fi:あり
撮影素子:1型MOS
望遠機能以外は物足りないパナソニック TX1
パナソニック
DMC-TX1
実勢価格:7万4230円
サイズ・質量:W110.5×H64.5×D44.3mm・310g(総重量)
F値:F2.8~F5.9
光学ズーム:10倍
デジタルズーム:4倍
撮影素子:1型MOS
検証結果は、各製品で撮影した画像とあわせて発表します。
明確な差が出た広角チェック画質劣化の少ないLX9が優秀
広角写真の検証ではLX9とRX100が全体的に優秀な結果を残しました。特にLX9は周辺部の画質劣化も少なく、レンズの優秀な描写力を示しました。
一方、G9 Xは小型軽量を重視したせいか、細部の描写、画角ともに物足りない結果となってしまいました。
料理自動認識のパナソニック強し特にLX9は美味しそうに撮れました
パナソニックの2機種は料理を自動的に明るく調整する機能のおかげで、ホワイトバランスや露出を自動的に料理に合わせてくれます。
特にLX9は元々のレンズの明るさもあり、ひと際美味しそうに撮れました。TX1はISO感度が上がった関係でざらつきが出ているのが残念。
キャノンはマクロ時AFに難点あり優秀だったのは合わせやすいLX9
G7 X MKⅡ、G9 X双方ともにピントがなかなか手前の花に合わずに苦戦。G7 X MKⅡはタッチAFを搭載していますが、被写体が小さいと背景にピントが行きがちのようでした。
フォーカスの合わせやすさやボケの具合で、ここでもLX9が優秀な結果に。
ズームの迫力ではTX1が圧勝!他は横並びもしっかり撮れています
TX1の10倍ズームの迫力がやはり目を引きました。描写力はそこまで高くありませんが、この倍率が欲しいなら、もはや一択レベルです。
ここまで寄らなくてもよければ、G7 X MKⅡも色鮮やかでしっかり撮れています。TX1ほどではありませんが、望遠性能も高い水準です。
感度チェックは全体的に良好レンズが明るいLX9は特に◎
全体的には悪くありませんでしたが、LX9が元のレンズの明るさもあって特に優秀でした。やはり、夜に向いたカメラはレンズの明るいものがよさそうです。ISO感度も抑えられているため、画質も良く、最も夜に向いたカメラだといえます。
5つのテストのうち4項目で優秀だったのは、総合評価が高かったパナソニックのDMC-LX9でした。どのような使い方をするかによって性能は若干異なりますが、全体的にはどれもハイスペック。頻度の高い使用シーンや自分の好みに合わせて選んでみては?