手軽に持ち運べるカメラとしてミラーレスが今売れてます!
スマホでは撮れない大きなボケや、細部まで高画質な写真を撮れる一眼カメラ。加えて、持ち運びも苦にならないコンパクトサイズということで、「ミラーレス一眼」カメラが人気です。このグラフからもわかる通り、一眼レフの出荷台数は下がっているなか、ミラーレスはじわじわとシェアを伸ばし、一眼レフに迫る勢いです。
出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会 デジタルカメラ統計
なんと言っても大きな魅力は、スマホにない画質の良さ。映画や広告のような美しい写真を撮ることも夢ではありません。下の写真はプロの手によるものですが、機材はソニー「α7 III」を使っています。
もちろん技術もありますが、プロが使用するような機材をアマチュアでも入手できるのは楽しみのひとつ。
ということで、今回の特集では今注目されているミラーレス一眼2製品をピックアップ。キヤノンEOS Mシリーズの「EOS Kiss M」と、ソニーの「α7 III」です。今回は全4回の連載で両ミラーレスについて、その魅力や、お得な買い方を紹介していきたいと思います。
それでは特集の前に、2大ミラーレスの基本スペック、特徴をご紹介していきます。
初めてのミラーレスにおすすめキヤノン「EOS Kiss M」
ミラーレス人気の中、入門向けとしてもっとも売れているのが、こちらキヤノンEOS Mシリーズの「EOS Kiss M」です。
キヤノン
EOS Kiss M
実勢価格:6万5540円
サイズ:W116.3×H88.1×D58.7mm
重量:約387g(ブラック)、約390g(ホワイト)
撮像素子:CMOSセンサー、約2410万画素
EVF:倍率非公表、約236万ドット
液晶:約104万ドット、チルト式(タッチパネル)
Kissブランドから登場したミラーレスカメラ。その見た目はまさに上位機のM5にそっくりですが、内部も豪華です。ボディ上部に236万ドットのEVFを装備し、タッチパネル採用のバリアングル式液晶モニターも備えます。そのわりにボディは思いの外小さく、重さは約387gと軽いのが魅力です。
最強のフルサイズ入門機なら大本命ソニー「α7 Ⅲ」
こちらが高感度画質のよさがウリのフルサイズのミラーレスカメラ、α7シリーズ「α7 Ⅲ」です。
ソニー
α7 III
実勢価格:22万2800円
サイズ:約W126.9×H95.6×D73.7mm
重量:約650g
撮像素子:35mmフルサイズ、ExmorR CMOSセンサー、約2420万画素
EVF:約0.78倍、XGA解像度
液晶:92万ドット、チルト式(タッチパネル)
フルサイズ機としては価格面や本体サイズの面において、非常に手に入れやすく、扱いやすい製品です。2420万画素という扱いやすい画素数や、693点の位相差AF+425点のコントラストAFというハイスペックなオートフォーカス、最高10コマ/秒の連写やタッチ液晶の搭載など、すでにフルサイズミラーレスとして完成の域に達していると言ってもいい製品です。
この2製品を連載ではさらに深掘りしてご紹介しますので、選びの参考になればと思います。
連載第一回はコチラ▼