【LDK公式】猫砂のおすすめランキング12選。臭わない&固まる鉱物系の人気商品を比較【2025年】

猫砂とは？ どんなタイプが人気？

猫砂とは、ネコのトイレに使用する砂のこと。猫トイレに敷き詰め、ネコの排泄物を受け止める役割を果たします。

さまざまな種類のネコ砂がありますが、ネコがもっとも嫌がりにくいのは「鉱物系」。自然の砂同様に砂かきがしやすく、踏んだときの違和感も少ないからです。

猫砂にはどんな種類がある？

猫砂には、紙系・木系・鉱物系・おから系・シリカゲル系の5つのタイプがあります。

紙系のものはトイレに流せて後処理がしやすい点、鉱物系は固まりやすい点、木系のものは消臭力が高い点、おから系は誤食しても安心な点、シリカゲル系は消臭力が高い点など、使われている素材で特徴が違います。

紙系の猫砂：後処理がラク

画像はAmazonより

再生パルプなどを使った紙製の猫砂は、トイレに流せたり燃えるゴミとして廃棄できるメリットがあります。使用後の後処理がしやすく、軽量なので取り扱いやすいです。

木系の猫砂：環境にやさしい

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木製の猫砂は、ひのき木粉などのウッドチップが主原料なので環境に優しいのが魅力。自然の香りを感じることができ、強いにおいが苦手な猫でも受け入れやすいです。

鉱物系の猫砂：固まりやすい

鉱物製の猫砂は、本物の砂のような感触で猫に違和感を与えにくいのが特徴。尿を吸収するとしっかり固まるため、汚れたところだけを取り除きやすくお手入れが比較的簡単です。

おから系の猫砂：誤食しても安心

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おからで作られた猫砂は、もともとが食品素材なので子猫が誤飲してしまってもリスクを抑えられます。トイレに流せる製品が多く、後処理もしやすいです。

シリカゲル系の猫砂：消臭力が高い

画像はAmazonより

シリカゲル製の猫砂は、消臭力の高さが特徴。排泄物のニオイが気になるという人におすすめです。排泄するたびに処理をする必要がなく、猫砂を交換する頻度も少なくてよいというメリットがあります。

鉱物系猫砂は猫の体に悪いって本当？

鉱物系（ベントナイト）の猫砂を通常使用して、ネコに健康被害が発生することは、まずありません。

「ベントナイト毒に侵されて病気になったネコがいる」というネット記事もありますが、これは当該のネコが猫砂を食べてしまう異食症だったから。鉱物系猫砂と特定の病気の関連も報告されていません。

鉱物系猫砂は通常使用すれば安全。ただしトイレに入れる際は粉塵が舞いやすいので、ネコや人間が吸い込まないよう注意しましょう。

LDKが人気の鉱物系猫砂をテスト

猫が嫌がりにくく固まりやすいことから、売れ筋なのが鉱物系の猫砂です。

でも、いざ購入しようと思っても、鉱物系猫砂は多数のメーカーが手がけていて、数え切れないほど存在します。高いものの方が高性能なのか、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで、雑誌「LDK」特別編集ムック「ネコDK デラックス 2025」が鉱物系猫砂の人気製品を徹底比較。猫ちゃんも飼い主さんもストレスなく快適に使える、臭いにくい＆飛び散りにくいおすすめを探しました。

LDK殿堂入りの猫砂は？

ここでは過去に鉱物系猫砂でベストバイに輝いた商品を紹介します。

新東北化学工業「フォーキャット オリジナル」

新東北化学工業
フォーキャット オリジナル
実勢価格：¥520
内容量：8L

▼テスト結果

• 消臭力：A
• 固まりやすさ：B
• 散らばりにくさ：C
• 価格：A

新東北化学工業「フォーキャット オリジナル」は、特別編集ムック「ネコDK デラックス 保存版」でベストバイを獲得し、鉱物系猫砂部門で殿堂入りに。

オシッコ液をかけた直後も一定時間経過後も「ほぼ臭わない」評価に。「ネコのオシッコとわからないくらい消臭しています」と臭気判定士の石川英一さん。凝集力も高い逸品です。

がっちり固まるから処理しやすい

砂粒は変哲のない破砕タイプ。飛び散りやすいですが、しっかり消臭＆固まります。

猫砂の選び方は？

今回は、殿堂入り商品を除いて、ペット用品ショップや、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる売れ筋の猫砂を比較しました。

ペット用品管理士の奥田直樹さん、臭気判定士の石川英一さんと一緒に、以下の項目でテストしました。

選び方1：消臭性能

猫のおしっこは他の動物よりニオイが強い傾向にあるため、消臭力は特に重視したいポイントです。

同じ素材を使った猫砂でも消臭力は製品によって違いがあるので、ぜひ今回のテスト結果を参考にしてみてください。

消臭力のテスト方法

テストでは、ネコの尿液を作り、各製品に滴下。一定時間経過後、臭気判定士が臭気強度を判定しました。

選び方2：飛び散りにくさ

使い勝手にかかわるものが飛び散りにくさ。猫がトイレから出るときに飛び散りやすい形状の猫砂は掃除が面倒です。

砂が大粒のペレットタイプは肉球に挟まりにくいので散らばりにくく、砂粒が細かいタイプは散らばりやすいという特徴があります。

ただし、猫は粒の大きなものより細かいものを好む傾向にあります。はじめから粒の大きな猫砂に慣れさせておくか、愛猫の様子を見ながら段階的に猫砂を変えてみるのがよいでしょう。

飛び散りにくさのテスト方法

テストでは、ネコ砂を敷き詰めた箱にネコを入れ、肉球に付着した粒をカウント。各製品2匹で検証して、飛び散りにくさ（散らばりにくさ）として評価しました。

選び方3：固まりやすさ・掃除のしやすさ

トイレを清潔に保つためには、掃除や処理方法のしやすさが大切です。

1層式のノーマルトイレで使用する猫砂は、固まりやすいものがおすすめ。後処理がしやすく、掃除の負担が軽減されます。

多頭飼いで捨てる量が多い場合は、木・紙・おから系のトイレに流せるタイプが適しています。

2層式のシステムトイレで使用する場合は猫砂の粒の大きさと、すのこの網目の大きさをチェックしましょう。粒が小さいと網目から猫砂が落ちてしまうことがあります。

なお、固まりやすさと後処理のしやすさは相反する関係にあるため、重視するポイントや飼育環境に合ったものを選びましょう。

固まりやすさのテスト方法

テストでは、各製品に一定量のネコの尿液を注ぎ、固まり具合（凝集力）をチェック。崩れやすいものは低評価としています。

選び方4：価格

ねこ砂は毎日使う消耗品。消費量も多いので、できる限りコスパの高いものを選びたいところです。

価格のテスト方法

テストでは、1Lあたりの価格を算出し、低価格なものほど高評価としています。

※コスパや価格についての情報は検証時の購入価格をもとに記載しています。本記事に表示される商品価格と違う場合があります。

それでは、以上のテストの結果、総合結果が評価の高かった順に鉱物系ねこ砂のおすすめ商品を紹介します。