島根県出雲市発! 神社を応援する生姜飲料
出雲生姜屋
「出雲生姜じんじゃエール」
324円(税込参考価格)
神在月の出雲、神立という地
今回紹介するご当地飲料出雲生姜屋「出雲生姜じんじゃエール」を生み出した舞台は、出雲市斐川町(ひかわちょう)。古くからの生姜の産地で、出雲土産でも知られる300余年の歴史を持つ生姜糖の原料にもなっています。
昔から神立(かんだち)と呼ばれる地域で、地名の由来は「神在月に出雲に集まった神々が、この地にある万九千神社(まんくせんじんじゃ)に最後に立ち寄り、旅立つ」という神話に基づきます。
この神様とご縁のある地で生まれたのが、生姜(ジンジャー)で神社を応援(エール)する「出雲生姜じんじゃエール」です。
公務員から生姜農家に
2014年に新規就農で、出雲の地で生姜栽培を開始したのは、県内の離島・隠岐の西ノ島で公務員として働いていた南浩二さん。生姜を加工品として販売する会社「出雲生姜屋」を設立し、生姜の専業農家になりました。
同社社長である南さんと家族を中心に数人のスタッフとともに育てるのは、栽培期間中農薬不使用のこだわりの生姜。その生姜を使った最初の一品が「出雲生姜じんじゃエール」でした。
ジンジャー畑と近所の神社
実は、神々が帰る前に立ち寄るという万九千神社は、南さんの畑のすぐそば。そして就農当時から力を貸してくれたのが、宮司・錦田剛志さんでした。「祭事と農業と手段は違うけれど、地域を元気にしたいという目的は同じ」と協力。参拝の折には、「御神酒代」(御神酒の代わり)として「出雲生姜じんじゃエール」など、同社開発の生姜商品を授かることができます。
神様に見守られて育った南さんの生姜。神在月には地元スーパーの一部に並び、生のまま食べたり、天ぷらや炊き込みご飯にしたりと、爽やかな風味を楽しめるそうですよ!
なお、この商品の売上げの一部は、出雲地方の神社をお護りするために寄付されます。
『フルーツじんじゃポンチの楽しみ方』
どんな素材とも相性のよい生姜。自分のベスト1を発見してみて!
❶季節の果実やフルーツ缶、ミントの葉などをお好みでグラスに綺麗に入れる
❷じんじゃエールを注ぐ。ビールやワインでハーフ&ハーフにすれば大人時間の飲み物に!
ご当地スーパーという秘境を旅し、ご当地食品という珍獣を発見、捕獲する感動はクセになりますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。