2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
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今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」のPCスピーカー部門に選ばれた、PreSonus「Eris E3.5 BT」です。
PreSonus「Eris E3.5 BT」
PreSonus
Eris E3.5 BT
実勢価格:1万7600円
サイズ・重量:W141×D162×H210mm・2.9kg(セット)
最大SPL:100dB
周波数特性:80Hz~20kHz
インピーダンス:10kΩ
コントロール:MF(-6dB~+6dB)HF(-6dB~+6dB)
▼テスト結果
総合点 | 評価 | 低音域 | 中音域 | 高音域 | 音の広がり | 解像度 | 動画視聴 | 小音量 |
117/140 | S | 17/20 | 17/20 | 17/20 | 16/20 | 17/20 | 17/20 | 16/20 |
PreSonus「Eris E3.5 BT」はPCスピーカー8製品の比較でベストバイになった製品。軽くて卓上にピッタリハマる、高音質なPCスピーカーです。プロの現場で採用されていながら、量販店でも購入することが可能。
音を入れるとまさにモニタースピーカー(楽曲本来の音をストレートに再現することを意図したスピーカー)という印象で、音質はメリハリがあってヌケがよく、ドライで音離れもいいです。
また、低音の鳴りもスピーディーで小型のスピーカーとは思えない量感です。
PCスピーカーとして使ううえでポイントが高いのは、音像定位がよく広がりがあること。スピーカーを正面に向けるだけでよく、耳に向けたり細かいセッティングは不要で簡単に設置できます。
「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは?
コンパクトで片手で持てるほど軽いのに、音がいい!
スピーカーは大きくて重いほどいいですが、本製品は小口径&小型でも高音質の音が鳴らせます! テスト前は期待薄でしたが、いい意味で裏切られました。
洗練されたツイーター
シルクドーム・ツイーター装備で、より広いエリアで音楽を聴くことができます。また瞬間的な信号の変化にも素早く反応してくれます。
出力信号を調節できる
ウーハーとツイーターのバランスを変更可能で、HIGHとLOWが-6dB~+6dBまで調節可能です。
多彩な入力端子
TRSバランス入力、RCAピンとステレオミニのライン入力、及びステレオミニのヘッドホン出力を搭載しています。
サウンドチューン可能
アッテネーターを用いて信号レベルを適切な量感まで調節することが可能。原田さんいわく「HIGHを多少下げて使うとちょうどいいです。
テスト結果はダントツで、メリハリがあってヌケ感がある高音が際立っていました。また、音像定位がよく広がりもあるので、セッティングは正面に向けるだけでOKという設置のしやすさ。限られたスペースに置くには最適なスピーカーといえます。
なお、比較検証したPCスピーカーの中には「プロユースのモニター」とうたっている製品もありましたが、モニター用として使用できるのはこちらのPreSonusのみ、という結論になりました。
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」のPCスピーカー部門に選ばれた、PreSonus「Eris E3.5 BT」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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