2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら
今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」の映画向けサウンドバー部門に選出された、ボーズ「Smart Soundbar 900」です。
ボーズ「Smart Soundbar 900」
ボーズ
Smart Soundbar 900
実勢価格:11万9900円
SPEC●サイズ・重量/W1045×D107×H582mm・5.75kg ●入力/HDMI eARC、光デジタル入力 ●対応アプリ/Bose Musicアプリ
DOLBY ATMOS:対応
音声操作:ALEXA、Googleアシスタント
使い勝手:◯
総合評価:S
一体型筐体でDolby Atmos対応、BOSEの持つサラウンド技術を多数投入したハイエンドサウンドバー。Wi-Fi接続にも対応しています。
▼音質評価
総合点 (30点) |
映画 (Blu-ray作品) |
音楽 (YouTube再生) |
動画 (YouTube再生) |
26 | 10 | 8 | 8 |
映画(Blu-ray作品):10 / 10点(評価S)
音空間を大きく広げることに全力。臨場感ある音で、音の肉厚さクリアさと同時に空間再現が最強です。とにかくスケールが大きく、完全にスピーカーの位置を離れて天井や横方向などの空間にリアルなスピーカーの存在を感じるほどでした。
音楽(YouTube再生):8 / 10点(評価A)
ややパワー寄りで、音楽用としては音の広がり志向のサウンド。重厚な響きのあるライブ感ある鳴りっぷりで、まるでステージのような音楽の雰囲気が現れます。歌声よりも楽器の演奏やステージの臨場感の再現に向いたタイプとなっています。
動画(YouTube再生):8 / 10点(評価A)
会話メインの動画でも収録している空間の雰囲気をそのまま再現するような音空間重視の聞こえ方となっています。人のしゃべる声も余裕あるリッチな鳴り。BGMの音まで立体的なサウンドとして聞こえるところがユニークです。
使い勝手(設置・操作):◯
サウンドバーとしてはスタンダードな使い勝手。スタンバイ復帰に数秒かかる点が惜しいです。
「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは?
スマホで計測して、部屋に最適な音響にできる
初期設定はBose Musicアプリ経由でWi-Fiや音楽配信を登録するだけでなく、設置の際にマイクによるセットアップを行って視聴環境に応じて音響最適化を行う「ADAPTiQ」を実行します。
それにより天井付近の壁の位置関係などに応じて音を補正し、立体音響の効果が絶大となります。実際に映画を視聴してみると、そのサラウンドはまさに別格です。一体型サウンドバーとは思えないリアルさを感じることができるので、これほど映画を楽しめる製品は他に見当たりません。
9スピーカー搭載でリアル感が段違い!
DolbyAtmosの立体音響再現のみであれば他製品でもできますが、BOSEは天井反射スピーカーに加え、音をビーム状に放射することでスピーカーが存在しない位置から正確な音が聞こえるように再現するPhaseGuideテクノロジーを新搭載。
総合的に見て、一体型サウンドバーとしての実力はトップクラスです。テレビとの接続はHDMI eARC対応でケーブル1本、Wi-Fi接続ではAirPlay2、Spotify Connect、スマートスピーカー連携にも対応しており、もちろんスマホとBluetooth接続も可能です。
カラバリありでデザインも◎
ブラックとホワイトの2色展開。検証機はホワイトでしたが、画面に映り込むため、実はブラックがオススメです。
タッチセンサーも搭載
天板はガラスとなっていて見た目もリッチ。音声アシストはタッチセンサーで起動可能です。
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」の映画向けサウンドバー部門に選出された、ボーズ「Smart Soundbar 900」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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天井や自分の左右にスピーカーが存在していると錯覚するほどでした。