スマートグラスは日本Nreal「Nreal Air」が画質も音質も最高なメガネ型ディスプレイ【家電批評ベストバイ2022】

2022年のベストバイを発表！ 家電批評 オブ・ザ・イヤー

2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです！

【家電批評 オブ・ザ・イヤー】の記事一覧はこちら

今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」の映像機器部門のなかのスマートグラス部門。日本Nreal「Nreal Air」を紹介します。

日本Nreal「Nreal Air」

日本Nreal
Nreal Air
実勢価格：4万5980円
重さ：約79g
連続稼働時間：約5時間

2022年3月に登場した日本Nreal「Nreal Air」。2020年12月に発売されていた日本Nreal「Nreal Light」の後継機で、有機ELグラスを搭載した映像系グラス。機能性は大きく変わらないものの、大幅な稼働時間増加と4万円を切る低価格が魅力的です。

「映像系グラス」とは？

映像系グラスとは、グラスの部分に映像が表示されるデバイス。ツルの部分から音楽が聞こえるので、イヤホンも不要。スマホなどの画面ミラーリング機能が主な機能です。

日本Nreal「Nreal Air」を知ったとき気になったのは「寝ながら動画を観れるのか？」ということ。実際に編集部員が自宅で寝る前にミラーリングで1時間半ほど映画を観ましたが、予想以上に快適でした。

寝返りを打ったり体勢を変えても映画が付いてくるので、常に自分の心地いい体勢で鑑賞できます。

「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは？

雑誌『家電批評』では日本Nreal「Nreal Air」を旧モデルの日本Nreal「Nreal Light」と比較。画質や音質などの性能をプロとチェックしました。

【検証結果】「Nreal Air」の性能が圧倒的に上

日本Nreal
Nreal Air
実勢価格：4万5980円
重さ：約79g
連続稼働時間：約5時間

▼テスト結果

その結果、日本Nreal「Nreal Light」は全評価項目で高得点を叩き出しました。

有機EL搭載で高解像度と発色の良さを実現し、画質は満点評価。音質も「耳のあたりまで自然と音が広がる」と高評価に。5万円以下でスマホよりも大画面な高画質•高音質の映像を手軽に楽しめます。

また、USBでスマホと繋げばすぐに使える手軽さや普通のメガネと比べても遜色ないかけ心地も評価されました。

比較した旧モデルはこちら

日本Nreal
Nreal Light
実勢価格：6万9799円
重さ：約106g
連続稼働時間：約2時間

▼テスト結果

日本Nreal「Nreal Light」は日本Nreal「Nreal Air」と比べるとコントラストが少し低く、明るさも若干落ちます。とはいえ、実用範囲としては問題ないレベル。アプリは日本Nreal「Nreal Air」と同じものを使用します。

それでは、テスト結果を詳しく解説していきます。

【画質・音質】「Nreal Air」なら高画質&高音質で映像を楽しめる

※写真はスマホをメガネの前に差し込んで撮影しました。実際の見え方とは異なります

使えば使うほど日本Nreal「Nreal Air」の完成度の高さに驚きました。

有機ELの実力を発揮し、高い解像度と必要以上に明るすぎない発色の良さを実現。音質も良く「中高音は自然な情報量があり、耳のあたりまで自然と音が広がる」とAV評論家の折原さんも高評価でした。

オーディオ＆ビジュアルライター

折原一也 氏 のコメント

ドットは全く見えないレベルの解像度で、エンタメを十分楽しめます！

【装着感】「Nreal Air」は軽量で長時間視聴でも疲れにくい

日本Nreal「Nreal Air」のかけ心地が抜群によく、70gと軽量で、長時間の映画視聴に使っても疲れを感じにくかったです。

旧モデルの日本Nreal「Nreal Light」は約106gという重さと、重心が鼻にかかるのが気になりました。使っていると、鼻の部分が熱くなることも。ケーブルが取り外せないのも難点でした。

ここは惜しい！

「Nreal Air」はアパートの一人暮らしでも迫力ある大画面を楽しめるのはいいのですが、主な操作をスマホでやらねばならないのは難点。

ちょっとした音量調整もスマホが必要なのは面倒ですし、せっかく画面に夢中になっていても、文字を打つときにスマホを使用する必要があります。

また、スマホとの有線接続が邪魔くさいです。

家電批評編集部

中山壮太 のコメント

YouTubeで動画を検索するときなど、文字を打つ際はスマホを使わないといけません。音声入力がしたい！

以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」の映像機器部門に選出された日本Nreal「Nreal Air」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに！

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