新発見!暮らしに便利な興奮のデジタル家電って?
エンタメから仕事や家事まで、暮らしに欠かせない存在となっているデジタル機器や家電。スマートスピーカーやスマホと連動したフライパン、骨電動イヤホンなど日々の生活をより便利に豊かにしてくれる製品が続々と登場しています。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』は、最新のデジタル機器や家電を徹底検証。私たちの毎日にゆとりと楽しみをもたらす「暮らしの助っ人アイテム」を探しました。
今回は、「PlayStation 5」を紹介。ゲーム専用だけじゃなく「実はこんな使い方でも超有能」という、AV機器として使いつくす方法を教えます。
専用機に負けない高い性能を搭載「PlayStation 5」
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
PlayStation 5(ディスクドライブ搭載モデル)
実勢価格:5万4978円
サイズ・質量:H104×W390×D260mm ・約4.5kg (PS5デジタルエディションはW390×H92×D260mm・約3.9kg)
ストレージ:825GB
映像:4K 120Hz・8K・VRR
オーディオ:Tempest3Dオーディオ
ディスク:Ultra HD Blu-ray
©2020 Sony Interactive Entertainment Inc. All rights reserved.Design and specifications are subject to change without notice.
現在、家庭用のゲーム機では最高峰の性能を誇るソニーの「PlayStation 5(PS5)」。言うまでもなく現行のゲーム機としては最高峰です。
高性能なコントローラーのほかVRにも対応。タイトルによっては4K画質でゲームをプレイできるなど、安価なゲーミングパソコンでは太刀打ちできないほどの性能を搭載しています。
そんな「PS5」ですが、実はディスクドライブ搭載モデルなら映画などのブルーレイディスクも楽しめるのをご存知でしょうか。また、多くのネット動画サービスにも対応しているんです。
そこで、今回は「PS5」が映像機器としてオススメできる理由をご紹介します。
おすすめな理由1:3万円クラスのBDプレーヤーに迫る画質
比較したBDプレーヤーはこちら
sony
UBP-X700
実勢価格:2万6800円
サイズ:H45×W320×D217mm
重量:約1.4kg
ディスク:BD-R、BD-R DL、BD-RE、BD-RE DL、Ultra HD Blu-ray、DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW、DVD-R DL、DVD+R DL、CD-R、CD-RW、USBメモリ
オーディオ:D/Aコンバーター
まず、映像を観るとき重要なのが画質。一般的なブルーレイプレイヤーのsony「UBP-X700」と比べてみると、ディスク再生での画質はほとんど差がありませんでした。
しかし、解像度を手動で固定して検証したネット動画では多少差が出る結果に。特に元の動画の解像度が低い場合に、その画質がブルーレイプレーヤーよりも若干劣る結果なりました。
ただ、この違いはプロが見比べて分かる程度のものであり、一般ユーザー(編集部員)にはあまり違いがわかりませんでした。家で楽しむには十分な性能をもっているといえます。
BDプレーヤーとネット動画を再生した場合の画質比較
比較1:ブルーレイディスク再生時の挙動
▼PS5【評価:◎】
細部までしっかり表現され、操作に対する反応も快適です。
▼ブルーレイディスクプレーヤー(UBP-X700)【評価:◎】
わずかに派手な色味ですが見比べないと分からないレベルです。
比較2:ネット動画1080p再生時の挙動
▼PS5【評価:○】
輪郭がわずかにボヤけますが、見た目に大きな違いはありません。
▼ブルーレイディスクプレーヤー(UBP-X700)【評価:◎】
輪郭や色味が鮮明で、ブルーレイディスク並みのキレイな画質で見ることができます。
比較3:ネット動画480p再生時の挙動
▼PS5【評価:△】
同条件のブルーレイプレーヤーの画質とよく見比べると全体にボンヤリした印象になります。
▼ブルーレイディスクプレーヤー(UBP-X700)【評価:○】
画質の低下はあるものの、「PS5」と比べると画質劣化をカバーできていて快適です。
おすすめな理由2:動画・音楽アプリの充実度がFire Stickに匹敵
続いては、動画配信サービスなどを楽しむためのセットトップボックスとしての機能を比較しました。
「PS5」と「Fire TV Stick 4K Max」と対応サービスを比較すると、対応のサービス数はFire TVの方が多いものの、いずれもNetflixをはじめとする主要な動画配信サービスに対応しています。
さらに、どちらのデバイスでも4K対応の映像を楽しむことができます。
PlayStation 5の対応サービス
▼主要動画配信サービス
- YouTube
- Netflix
- Amazonプライム・ビデオ
- Hulu
- U-NEXT
- Disney+
- DAZN
- Twitch
- Apple TV
- DMM.com
- WWE Network
- Spotify
- Apple Music
- ビデオとミュージック(PS Storeの作品視聴) など
「PS5」は、主要な動画配信サービスにはしっかりと対応しています。実は、Spotifyなどで音楽を再生しながらゲームができる機能もあります。
Fire TV Stick 4K Maxの対応サービス
Amazon
Fire TV Stick 4K Max
実勢価格:6980円
サイズ:H30×W108×D14mm
映像:4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+
オーディオ:Dolby Atmos
ストレージ:8GB
メモリ:2GB
▼主要動画配信サービス
- YouTube
- Netflix
- Amazonプライム・ビデオ
- Hulu
- U-NEXT
- Disney+
- DAZN
- Twitch
- ABEMA
- GYAO!
- TVer
- FODプレミアム
- Paravi
- dTV
- バンダイチャンネル など
「Fire TV Stick 4K Max」では「PS5」のように本格的なゲームはできませんが、アプリをダウンロードすることでたくさんの動画配信サービスが利用可能になります。
おすすめな理由3:家電にはありえない超軽快な操作感
「PS5」のメイン画面となるコントロールセンターは直感的に操作できるメニュー構成になっていて、コントローラーはもちろんメディアリモコンでも超快適に操作することができます。この操作感はプレイヤーにはありません。
アプリ起動は「PS5」が超速い
▼アプリの起動時間(実測値)
- PS5:7秒26
- BDプレイヤー:13秒67
アプリの起動時間は「PS5」とプレイヤーで異なりますが、Amazonプライム・ビデオでは差が大きく、「PS5」が圧倒的に速かったです。
動画再生ならリモコンが超便利
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
メディアリモコン
実勢価格:3020円
コントローラーではなく、AV機器のようにリモコンで操作したい派には別売りの「メディアリモコン」がおすすめ。
コントローラー操作に不慣れな人でも直感的に操作できちゃいます。「PS5」本体の電源がオフでもリモコンから素早く起動して動画を楽しめます。
メディアコントローラーは軽快にサクサク操作できる!
コンテンツの移動がスムーズで、処理が追い付かずにカクついたりすることもありません。
まとめ
以上、「PlayStation 5」をAV機器として使い尽くす方法でした。
本機はゲーム機でありながら専用機に匹敵する画質や機能を搭載している「映像もしっかり楽しめるゲーム機」。今でも入手困難ではありますが、普段の生活がより楽しくなる逸品です。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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ゲーム機としてだけでなく映画や動画も十分楽しめます。