アウトドアアウトドアにあると便利?「圧縮おしぼり」に注目

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アウトドアで必須なのが手を洗うこと。いろいろと作業するとどうしても手が汚れてしまうので、こまめに洗いたくなるんですよね。

ですが、ハンカチだとすぐびしょびしょになってしまうし、同じものを使い続けるのは衛生的にも気になるところ。ということで、ウェットシートを持っていく人は多いのではないでしょうか。

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しかし、ボトルタイプはかさばるので、置き場所に困りがち。また、ずっと車に積んでおくうちに水分が飛んでしまい、使い切る前に乾いてしまうこともあります。

そこで注目したのが、水で広がるタイプの「圧縮おしぼり」。乾燥状態で保存するので水分が飛ぶ心配がなく、個包装タイプのものもあるため、「使いたいぶんだけ使う」ことが可能。かさばる心配も少なめです。

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今回は8製品を比較し、しっかり広がって、ちゃんとおしぼりとして使えるものを探しました。

アウトドア4つのテストで検証しました

「圧縮おしぼり」は普段はコインサイズに圧縮されていますが、水をかけると広がり、手を拭くなどができるようになります。

4つのテストで検証しました イメージ

圧縮おしぼりに水を垂らします。

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数秒待ちます。

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あとは広げるだけ! ちょっとの水があれば、xzどこでも使えるのが便利です。

ただし心配なのは「ちゃんと広がるか」、そして「広げたものがちゃんとおしぼりか?」という点。今回は以下の4つのポイントでテストして、比較検証しました。

▼検証ポイント
・コスパ
・大きさ
・丈夫さ
・使い勝手

(※大きさと丈夫さは複数回測定した数値を平均したもの。コスパは誌面作成時の価格を元に算出)

それでは8製品の検証結果を発表します。

S評価コスパも使い勝手も優秀! コモライフ「圧縮おしぼり」

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コスパも使い勝手も優秀! コモライフ「圧縮おしぼり」 イメージ

コモライフ
圧縮おしぼり
実勢価格:745円

▼テスト結果

  • コスパ :◎ 14.9円(1枚あたり/50個入り)
  • 大きさ :◎ 621cm²(27cm × 23cm)
  • 丈夫さ :○ 20.5N
  • 使い勝手:◎ 個包装なのが便利。肌触りも問題なし

今回S評価でベストバイとなったのは、コモライフ「圧縮おしぼり」です。ロール状にたたまれていて広げやすく、使い勝手がバツグン。

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個包装なのも便利で、肌触りも丈夫さも問題ありません。

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大容量でガンガン使えるコスパの良さも高評価となりました。

A評価品質はベストバイ並み AKIRA「圧縮タオル」

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AKIRA
圧縮タオル
実勢価格:1999​円

▼テスト結果

  • コスパ :○ 20.0円(1枚あたり/100個入り)
  • 大きさ :◎ 500cm²(25cm×20cm)
  • 丈夫さ :○ 24.4N
  • 使い勝手:◎ ベストバイ製品とほぼ同じ印象

AKIRA「圧縮タオル」は、使い勝手はベストバイ製品とほぼ同じ印象で使いやすいです。コスパがやや劣るのが惜しいところでした。

A評価コスパ最高! 大黒工業「 圧縮おしぼり MOWA」

コスパ最高! 大黒工業「圧縮おしぼりMOWA」 イメージ

大黒工業
圧縮おしぼり MOWA
実勢価格:1072円

▼テスト結果

  • コスパ :◎ 5.4円(1枚あたり/200個入り)
  • 大きさ :◎ 570cm²(30cm×19cm)
  • 丈夫さ :○ 15.1N
  • 使い勝手:△ 大容量なのに個包装ではない。質感は◎

大黒工業「圧縮おしぼりMOWA」はコスパが最高。しかし個包装ではないので、持ち運びが少し面倒かもしれません。

A評価抗菌加工のピースアンドキューズ「 コインおしぼり 」

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ピースアンドキューズ
コインおしぼり
G2TAMα
実勢価格:321円

▼テスト結果

  • コスパ :○ 40.1円(1枚あたり/8個入り)
  • 大きさ :○ 420cm²(21cm×20cm)
  • 丈夫さ :◎ 34.5N
  • 使い勝手:○ 個包装じゃないけど使い切れる量

ピースアンドキューズ「コインおしぼりG2TAMα」は抗菌加工の製品。コスパはともかく、生地は丈夫で問題なく使えます。

A評価生地の丈夫さでベスト Sunny「 コインおしぼり」

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Sunny
コインおしぼり
8個入り10袋セット
実勢価格:1800円

▼テスト結果

  • コスパ :○ 22.5円(1枚あたり/80個入り)
  • 大きさ :○ 420cm²(21cm×20cm)
  • 丈夫さ :◎ 46.7N
  • 使い勝手:○ 個包装ではない。生地は丈夫

Sunny「コインおしぼり8個入り10袋セット」は生地の丈夫さはベスト。1袋8個入りなので開けたら使い切るつもりで。

A評価ベストバイに並ぶコスパ AKIRA「圧縮タオル 」

ベストバイに並ぶコスパ AKIRA「圧縮タオル」 イメージ

AKIRA
圧縮タオル
実勢価格:1399円

▼テスト結果

  • コスパ :◎ 14.0円(1枚あたり/100個入り)
  • 大きさ :○ 460cm²(23cm×20cm)
  • 丈夫さ :○ 21.1N
  • 使い勝手:◎ ベストバイとあまり変わらない

AKIRA「圧縮タオル」はベストバイ並みのコスパ。サイズがもう一回り大きければ、なおよかったです。

A評価サイズとコスパであと一歩 Garosa「圧縮タオル 」

サイズとコスパであと一歩 Garosa「圧縮タオル」 イメージ

Garosa
圧縮タオル
実勢価格:1835円

▼テスト結果

  • コスパ :○ 18.4円(1枚あたり/100個入り)
  • 大きさ :○ 460cm²(23cm×20cm)
  • 丈夫さ :○ 19.2N
  • 使い勝手:◎ 個包装で必要な分持ち運べるのがいい

Garosa「圧縮タオル」は、サイズとコスパがもう少し優秀ならベストバイに並ぶ製品でした。

B評価水の用意がいらない NAPKIN「NAPKIN GO」

水の用意がいらない NAPKIN「NAPKIN GO」 イメージ
水の用意がいらない NAPKIN「NAPKIN GO」 イメージ2

NAPKIN
NAPKIN GO
実勢価格:1430円

▼テスト結果

  • コスパ :△ 119.2円(1枚あたり/12個入り)
  • 大きさ :○ 420cm²(21cm×20cm)
  • 丈夫さ :△ 9.4N
  • 使い勝手:◎ 水がパッケージに内蔵しているのが便利

NAPKIN「NAPKIN GO」は水の準備が要らず、レモンの香りがするのもグッド。ただしコスパがもう一つでした。

アウトドア8製品比較のまとめ

今回の検証では、8製品のうち7製品がA評価と全体的に優秀。違いが出たのは、コスパと使い勝手でした。

8製品比較のまとめ イメージ

製品はちゃんとおしぼりだったか?

製品自体は8製品とも不織布でできていて、わりとしっかりしたおしぼりでした。広げるうちにボロボロになることもなく、多少引っかかりがある製品もありましたが、大きな問題はナシ。水をかけて10秒もすれば広げられるようになりました。

使う水の量もペットボトルのキャップ1〜2杯分と、アウトドアや被災時にもに優しい仕様です。丈夫さには違いがありましたが、どれも手を拭く程度なら問題なく、実使用で困るほどのものはありませんでした。

コスパは?

コスパ面は差がありました。基本的に使っては捨てるものなので、値段は安いほどありがたいです。その点において、ベストの「コモライフ」の8倍の価格の「CREHO」は、水とおしぼりが一体化(パッケージを押すと、中の水が染み出しておしぼりがふくらむ)で便利ですが、コスパではいま一つな結果となりました。

使い勝手は?

使い勝手にも違いが見られました。「MOWA」はコスパが圧倒的ですが、個包装されていないので外使いを考えるとやや不便。持ち運びはもちろん、間違って水がかかってしまったりすると面倒そうです。

その点、ベストの「コモライフ」や「AKIRA」は個包装で便利。3~4個だけカバンのすみに忍ばせておくという使い方もできるので、日常生活でも使いやすいと言えます。

アウトドア【結論】軽くてかさばらないので使いやすい!

破れたり使いずらかったりしてダメなのでは……という予想に反し、今回テストした8製品はどれも品質に問題はなく、大健闘でした。軽くてかさばらないので使いやすく、キャンプ用品などに忍ばせておくのがおすすめ。アウトドアシーズンにはぜひ常備しておきたいところです。

最後に番外編として、もう1製品ご紹介します。

番外編:タオルタイプの
N\W「ポータブル圧縮タオル」

番外編:タオルタイプのN\W「ポータブル圧縮タオル」 イメージ

N\W
ポータブル圧縮タオル
実勢価格:1635円

▼テスト結果

  • コスパ :△ 
  • 大きさ :◎ 
  • 丈夫さ :◎ 
  • 使い勝手:△ 

タオルタイプの製品も意外とアリということでご紹介したいのが、N\W「ポータブル圧縮タオル」です。水に数分つける必要がありますが、意外とちゃんとしたタオルになります。コスパはともかく、使い捨てなら十分すぎる質といえます。

以上、圧縮おしぼり8製品比較でした。使いやすくてコスパ良し。気になったら試してみてくださいね。

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