【結論】空気清浄機のおすすめはシャープ【家電批評が検証】
空気清浄機のおすすめは、雑誌『家電批評』が専門家と実際に使って検証した結果、省スペース空気清浄機の1位でベストバイはシャープ「Purefit FU-U40」でした。省スペースと高い空気清浄能力を両立し、静音性も高い空気清浄機です。
【省スペース空気清浄機総合ベスト】性能とスペパを両立
- シャープPurefit FU-U40
- 最安価格: ¥31,700〜
【ミドルクラス空気清浄機総合ベスト】お手入れ簡単で手軽に使える実力派
- パナソニックF-PXY60
- 最安価格: ¥31,504〜
目的別・空気清浄機のおすすめ
-
省スペースと基本性能の高さで選ぶならテストではコンパクト設計ながら、ニオイ除去率100%を記録したシャープPurefit FU-U40
-
設置性(スペパ)で選ぶなら家具のすき間に置いて、生活感を出さずに空間を清浄できるパナソニックF-PX70C
-
コスパで選ぶなら手頃な価格ながら、高感度センサーと豊富な運転モードを備える
-
ミドルクラスで選ぶなら背面を壁にピタッとつけられて性能も使い勝手もいいパナソニックF-PXY60
これらのおすすめは実際の製品を比較して選びました。検証写真や比較表はこちらです。
空気清浄機はコンパクトがいいけど性能も妥協したくない!

室内環境を快適に保つ空気清浄機。ホコリはもちろん、花粉・黄砂といった微粒子やニオイまで除去し、部屋の空気をキレイにできるのが魅力です。
しかし、最近の製品は加湿機能やAI搭載など多機能化が進み、高性能なモデルほど本体が大型化する傾向にあります。しかも、効率的な空気の流れを作るために、本体の周囲にスペースの確保も必要で、意外と困るのが設置場所です。
空気清浄機の高性能化に伴う「置き場所問題」

高性能な大型の空気清浄機は、広い空間の空気をスピーディーに浄化できる強力なパワーが魅力です。また、加湿などの便利な付加機能や高性能なセンサーを備えていることも多く、1台で部屋の環境を総合的に快適に保てる頼もしさがあります。
しかし一方で、本体が大型化するため、設置には広いスペースが必要になります。さらに、多機能になるほど給水タンクや各種パーツのお手入れの手間が増え、複数の交換用フィルターの購入費など、ランニングコストがどうしてもかさんでしまうという側面もあります。
そこで最近、シンプルで小さなスペースで設置できる製品が求められ始めているんです。
空気清浄機の「省スペース化」がトレンド

現在、各メーカーが力を入れているのが、省スペース化。空気清浄機能のみのシンプルな設計にすることで、性能を保ったまま、部屋に設置しやすいサイズの製品を目指しています。
とはいえ、省スペース化によって性能が落ちないかは気になるところ。というわけで今回は、雑誌『家電批評』編集部が人気メーカーのコンパクトな空気清浄機6台を徹底テスト。「スペパ」に優れた1台を探しました。
あわせて、以前編集部がリビングに通年で設置しやすいミドルクラスの空気清浄機7製品を集め、脱臭力やメンテナンス性など全方面から比較テストを行ったおすすめランキングも紹介します。
空気清浄機の選び方
選び方1:花粉対策ができて通年使える!
空気清浄機を購入する理由は?

雑誌『家電批評』が行った「空気清浄機」に関する読者アンケートでは、多くの人が空気清浄機に「花粉対策」を求めていました。次いで「ウィルス対策」、「臭い対策」、「PM2.5対策」、「ペットの毛やニオイ対策」といった順でした。
しかし、花粉のシーズンに合わせて空気清浄機を設置したり片付けたりは面倒です。また、花粉対策の次点で多かったウイルス対策とニオイ対策は常に気になるもの。
そのため、空気清浄機は置きっぱなしで邪魔にならず、通年で使えるものが理想です。
センサーが実は重要なんです

通年で使用するには、自動運転機能が必須。そのため、「有害な物質を検知してくれるか」はかなり重要です。
加湿機能はあまり求められていない

一方、加湿機能については、最近は非搭載のモデルに注目が集まっています。加湿機能付きの加湿空気清浄機は乾燥対策にもなるのですが、お手入れの手間がかかるので敬遠される傾向です。
選び方2:リビングで使うなら適用床面積は18〜30畳!
空気清浄機の適用床面積は、日本電機工業会規格(JEM1467)で定められた基準で、30分間で空気を浄化できる部屋の広さを表した統一規格のことです。
メーカーが違っても基準が変わらないので、空気清浄機選びの最もわかりやすい指標となります。
適用床面積は、実際に使用する部屋の畳数の2倍程度が快適に使用する目安です。つまり、9畳の部屋で使用するなら「適用床面積18畳以上」の製品を、15畳の部屋で使うのであれば「適用床面積30畳以上」の製品を選ぶのがコツです。
<小型>18畳未満
個室や寝室、玄関などで使用したい場合は小型タイプで十分です。ただしサイズが小型化するほどセンサーや自動運転などの機能性や付加価値は最小限になります。
<ミドルクラス>18〜30畳

リビングで使用する想定ならミドルクラス以上の製品がおすすめ。製品にもよりますが、機能性と価格のバランスがよい製品が多いです。
<ハイエンド>30畳以上

空気清浄能力が高く、フィルターの自動清掃やアプリ連携など機能も充実しています。しかし大型故に設置場所が限られ、価格も8万〜と高価になります。
選び方3:リビングに設置するなら悪目立ちしないものを!
設置時のスペース

空気清浄機の設置の際には、吸引口をふさがないようにするために、周囲にある程度の空きスペースが必要です。この必要スペースが小さければ、家具と家具の間などに設置できます。
稼働音

常に運転させておくときに気になるのが稼働音です。風量が最小のときにはもちろん最大の時でもうるさくない製品だと、リビングや寝室に設置していても気になりにくいです。
選び方4:お手入れの手間がかからない!
メンテの手間と頻度

通年で使うからこそ、お手入れは簡単かつ頻度が少なくてすむのが理想です。機能性の高い製品ほど手間も頻度も増える傾向にあります。
メンテナンスの手間だけでなく、交換するフィルターの購入価格も重要です。
年間の電気代

空気清浄機に限らず、昨今は家電は省エネであればあるほどうれしいもの。多機能なほど、その分消費する電力も増加します。
空気清浄機の比較方法
全10項目でテストしました!
検証1:吸引力
日本電機工業会規格で定められた「適用畳数」の広さを比較、評価しました。
検証2:脱臭力
日本電機工業会の基準を参考に、タバコから発生したニオイ成分の除去率を調べました。
検証3:センサー感度

自動モードで運転させ、一定距離から赤土、芳香スプレー、疑似
検証4:消費電力

各モードで1日(24時間)のうちに実働する時間を仮定し、実測値から年間の消費電力量を算出しました。電気使用量が少ない製品ほど高評価としています。
※1kWhあたり31円で計算しています。
検証5:機能性

風量や「花粉モード」といった専用モードの数を評価。「オフタイマー」や「チャイルドロック」といった空気清浄関連の付加機能がある製品は加点しました。
検証6:付加価値

イオン発生やWi-Fi接続など、空気清浄以外の機能を搭載している製品に加点しました。
検証7:操作性

本体操作のパネルにあるボタンの押しやすさや表示のわかりやすさをチェックしました。
検証8:静音性
本体の正面、上、左右の4カ所から各モードの稼働音を測定。より静かな製品を探しました。
検証9:お手入れ

取扱説明書に記載の「お手入れ手順」から作業の頻度や難易度を実際に調べました。
検証10:設置性

設置時に本体が占有する体積を算出。体積が小さい製品ほど高評価としました。また、外観のデザイン性や移動のしやすさも加味しています。
【比較1】省スペースの空気清浄機おすすめランキング
プロと雑誌『家電批評』編集部が実際に比較検証してわかった、空気清浄機のおすすめランキングです。省スペース空気清浄機のベストバイ1位はシャープ「Purefit FU-U40」、2位はダイキン「MC556A」でした。以下は吸引力・脱臭力・センサー感度・消費電力などを比べた当サイト独自の結果です。
| 商品 | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シャープPurefit FU-U40
![]() |
|
235mm |
235mm |
372mm |
3.9kg(約) |
~18畳(30m2) |
2年 |
2500円/年 |
|||||||||||
ダイキンMC556A
![]() |
|
270mm |
273mm |
450mm |
5.8kg |
25畳 |
10年 |
1500円/年 |
|||||||||||
パナソニックF-PX70C
![]() |
|
125mm |
380mm |
552mm |
5.1kg |
~31畳(51m2) |
3.5年 |
2000円/年 |
|||||||||||
ブルーエアDustMagnet 5240i
![]() |
|
230mm |
230mm |
520mm |
4.5㎏(約) |
~18畳(30m2、目安) |
6~12カ月 |
10000円/年 |
|||||||||||
ニトリ空気清浄機 NR-6089WH
![]() |
|
250mm |
250mm |
440mm |
3.6kg(約) |
~23畳(38m2) |
6~8カ月 |
7000円/年 |
|||||||||||
アイリスオーヤマ空気清浄機 20畳 AAP-S40A
![]() |
|
238mm |
238mm |
410mm |
2.7kg(約) |
20畳(約、約33m2) (注)「強」運転時 |
2年 |
1900円/年 |
【1位】シャープ「Purefit FU-U40」
- シャープPurefit FU-U40
- 最安価格: ¥31,700〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 操作性
- 静音性
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- センサー感度・脱臭力が優秀
- 消費電力が少ない
- がっかりポイント
-
- 意外と空間を占有する
- 幅
- 235mm
- 奥行
- 235mm
- 高さ
- 372mm
- 重量
- 3.9kg(約)
- 適用床面積
- ~18畳(30m2)
- フィルター交換目安
- 2年
- 消耗品代
- 2500円/年
- 型番
- FU-U40-W
自室や寝室に設置するのがベスト!

<ここがイイ>センサーと脱臭試験で満点評価!
センサー感度と脱臭性能の試験において、今回テストを行った製品で唯一、満点評価を獲得。特にニオイ成分の除去率は他製品が50〜60%だったのに対し、本製品は100%と圧倒的でした。
センサー感度
| 検出物質 | 距離 | 検出時間 | |
| シャープ Purefit FU-U40 |
ホコリ | 3m | 60秒 |
| ニオイ | 3m | 40秒 | |
| 疑似花粉 | 3m | 57秒 | |
| ダイキン MC556A |
ホコリ | 3m | 20秒 |
| ニオイ | 1m | 20秒 | |
| 疑似花粉 | 本体直近 | ー |
脱臭
| 運転前の濃度 (ppm) |
稼働15分後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 40 | 0 |
| アセトアルデヒド | 12 | 0 |
| 酢酸 | 8 | 0 |
センサーが優秀なので、自動モードでの運転で部屋の空気をキレイな状態でキープできそうです。
<お手入れ>
全体にサッとかければOK

1か月に1度、本体やサイドパネルを布で拭き取ったり掃除機をかけるだけと、普段のお手入れはあまり手間がかかりません。
掃除機で表面を清掃(フィルターの年間コスト:約2500円(検証時))

汚れやニオイが気になるときは、フィルターを外して作業します。左右にフィルターがあるので、その分の手間は増えます。
プレフィルターの汚れが気になる際は、10分ほどつけ置き洗浄します。
<設置性>
上方(60cm)と左右に空間が必要

左右の吸引口をふさがないように配置が必要です。
見た目よりスペースを取ります

パナソニック「F-PX70C」(写真左)と比べると小型ですが、必要なスペースを含めた空間を占める体積は、本製品のほうが大きいです。
左右にスペースが確保できれば、棚の上にも置けます。
【2位】ダイキン「MC556A」
- ダイキンMC556A
- 最安価格: ¥37,925〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 操作性
- 静音性
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 運転モードが豊富
- 適用床面積25畳の吸引力
- がっかりポイント
-
- 設置に必要なスペースが大きい
- 幅
- 270mm
- 奥行
- 273mm
- 高さ
- 450mm
- 重量
- 5.8kg
- 適用床面積
- 25畳
- フィルター交換目安
- 10年
- 消耗品代
- 1500円/年
- 型番
- MC556A-W
広いリビングで活躍します!

<センサー感度>
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 3m | 20秒 |
| ニオイ | 1m | 20秒 |
| 疑似花粉 | 本体直近 | ー |
ホコリには素早くセンサーが反応。しかし、疑似花粉やニオイは本体付近に漂わないと反応しませんでした。
<機能性>
7つのモードを切り替えられる

風量3段階+ターボ・自動のほかに、「花粉モード」と「節電モード」を搭載。状況に合わせてモードを選択できます。表示ランプの明るさも調節可能です。
操作パネルの表記がわかりやすく、操作に迷いません。
<静音性>
パワフルなのに静かに運転(平均動作音:41.8dB)

運転中の稼働音はかなり静か。静音モードの稼働音は体感ではほぼ無音に感じるほどで、就寝時にもこれなら気にならないでしょう。
<ここはイマイチ>空間をそれなりに占領します

必要スペースは上方100cm、左右各30cm。本体サイズも設置に必要なスペースも検証した6製品中で最大。背面のスペースがほぼ必要ないのは利点ですが、それなりに空間を占有します。
重さも今回の最重量製品です。
【3位】パナソニック「F-PX70C」
- パナソニックF-PX70C
- 最安価格: ¥44,550〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 操作性
- 静音性
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- すき間に設置できる形状&設計
- 適用床面積31畳の吸引力
- がっかりポイント
-
- 脱臭性能は控えめ
- 幅
- 125mm
- 奥行
- 380mm
- 高さ
- 552mm
- 重量
- 5.1kg
- 適用床面積
- ~31畳(51m2)
- フィルター交換目安
- 3.5年
- 消耗品代
- 2000円/年
- 型番
- F-PX70C-W
リビングで使えるほどパワフル!

<センサー感度>
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 3m | 60秒 |
| ニオイ | 3m | 26秒 |
| 疑似花粉 | 本体直近 | ー |
疑似花粉に対しては直近まで反応しなかったものの、それ以外は3mで反応し、かなりよい結果です。
このセンサー感度なら、使用時に不満は少ないでしょう。
<お手入れ>
掃除機でホコリを除去!

本体前方と下部にそれぞれ搭載している集じんフィルターは、2週に1回とやや高頻度の清掃目安です。
<設置性>
約17センチあれば設置可能!

設置に必要なスペースは、左右と後ろに2cmのみ。あとは前方の吸引、上方の吹き出し口をふさがなければ問題ありません。本体の横幅も12.5cmとスリムなので、家具と壁のすき間に設置できます。
上方には30cmの空間があれば、問題ありません。
<ここはイマイチ>脱臭性能テストの結果は伸び悩み……
| 運転前の濃度 (ppm) |
稼働15分後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 35 | 10 |
| アセトアルデヒド | 10 | 8 |
| 酢酸 | 6 | 0 |
脱臭専用のフィルターが搭載されていないためか、ニオイ成分の除去率は今回の試験では約50%でした。脱臭効果はあるものの、他製品と比べるとやや物足りない結果に。
【4位】ブルーエア「DustMagnet 5240i」
- ブルーエアDustMagnet 5240i
- 最安価格: ¥32,510〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 操作性
- 静音性
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 省スペースかつ高いデザイン性
- メンテナンスの手間が少ない
- がっかりポイント
-
- 交換フィルターが高価
- 幅
- 230mm
- 奥行
- 230mm
- 高さ
- 520mm
- 重量
- 4.5㎏(約)
- 適用床面積
- ~18畳(30m2、目安)
- フィルター交換目安
- 6~12カ月
- 消耗品代
- 10000円/年
- 運転音
- 22~45db
- 型番
- 105921
部屋の隅やソファの横に!

<機能性>

ナイトモードやフィルター交換ランプなど、搭載モード数や機能は平均的でした。
アプリで遠隔操作も可能です。
<静音性>
静音性は健闘(平均動作音:45.5dB)
<お手入れ>
フィルターはやや高価(フィルターの年間コスト:約1万円(検証時))

お手入れは定期的にフィルターを交換するだけと簡単ですが、フィルターはやや高価。
普段は本体を拭き掃除する程度でOK。
<設置性>

本体周辺に10cmのスペースがあれば設置可能と、他製品と比べかなり省スペース。さらに、本体上部がテーブルになっているため、上方の空間は実質的に不要です。デザインもよく、静音性も高いので、部屋の雰囲気をジャマしません。
<ここはイマイチ>脱臭&センサー評価が伸び悩み
| 運転前の濃度 (ppm) |
稼働15分後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 40 | 7 |
| アセトアルデヒド | 12 | 6 |
| 酢酸 | 6 | 0.5 |
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 3m | 58秒 |
| ニオイ | 1m | 25秒 |
| 疑似花粉 | 本体直近 | ー |
両テストの結果は、どちらも今回テストしたなかでは平均的な数値で悪くはありませんが、上位には及びませんでした。
【5位】ニトリ「空気清浄機 NR-6089WH」
- ニトリ空気清浄機 NR-6089WH
- 最安価格: ¥19,990〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 操作性
- 静音性
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 豊富なモードと機能
- センサー感度が優秀
- がっかりポイント
-
- 脱臭性能は控えめ
- 幅
- 250mm
- 奥行
- 250mm
- 高さ
- 440mm
- 重量
- 3.6kg(約)
- 適用床面積
- ~23畳(38m2)
- フィルター交換目安
- 6~8カ月
- 消耗品代
- 7000円/年
お手入れの頻度も、だいたい1カ月に1度とお手軽です。しかし、フィルターのランニングコストが、年間約7000円(検証時)かかります。
<センサー感度>
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 2m | 17秒 |
| ニオイ | 3m | 43秒 |
| 疑似花粉 | 3m | 57秒 |
センサー感度は1位でベストバイのシャープ「Purefit FU-U40」に準じて6製品中2位評価。疑似花粉への反応がにぶい製品が多いなか、3m離れていてもしっかり反応しました
<機能性>

風量4段階にオート・おやすみ・ペットと豊富な運転モードを搭載。また、検証6製品のなかで唯一、切りタイマーを備え、機能性はトップ評価でした。
ニオイ対策にはイマイチ
| 運転前の濃度 (ppm) |
稼働15分後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 40 | 0 |
| アセトアルデヒド | 12 | 8 |
| 酢酸 | 7 | 0 |
3成分の除去率の平均は約66%と、アンモニアと酢酸の除去率が100%だっただけに、かなり惜しい結果です。
アセトアルデヒドのニオイが残っていました。
【6位】アイリスオーヤマ「空気清浄機 20畳 AAP-S40A」
- アイリスオーヤマ空気清浄機 20畳 AAP-S40A
- 最安価格: ¥16,600〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 操作性
- 静音性
- お手入れ
- 設置性
- おすすめポイント
-
- シンプル設計でお手入れがラク
- 消費電力が少ない
- がっかりポイント
-
- センサー感度はイマイチ
- 幅
- 238mm
- 奥行
- 238mm
- 高さ
- 410mm
- 重量
- 2.7kg(約)
- 適用床面積
- 20畳(約、約33m2) (注)「強」運転時
- フィルター交換目安
- 2年
- 消耗品代
- 1900円/年
- 型番
- AAP-S40A-W
消費電力から推定した年間電気代は約1000円(検証時)と優秀です。
<お手入れ>
フィルターの交換目安は2年(フィルターの年間コスト:約1900円(検証時))

お手入れは月1回の本体の清掃と、気になった時にフィルターの汚れを掃除機で除去するのみ。フィルターの交換目安は2年で、ランニングコストにも優れています。
<設置性>

本体周囲に30cmずつ、上方に60cmの空間を確保しなければならず、本体サイズから想像するよりも空間を占有します。
本体は軽いので、設置場所を変えるのは簡単です。
<ここはイマイチ>センサーが反応したのはニオイだけ
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 反応せず | ー |
| ニオイ | 3m | 39秒 |
| 疑似花粉 | 反応せず | ー |
今回のセンサー感度試験では、本体直近でもホコリと疑似花粉を検知できませんでした。どうやら、センサーはニオイ検知用のようで、ホコリや疑似花粉を除去できないわけではありませんが、自動運転には不向きのようです。
ニオイはベストバイのシャープ「Purefit FU-U40」より早く反応しただけに残念です。
【比較2】ミドルクラスの空気清浄機おすすめランキング
プロと雑誌『家電批評』編集部が実際に比較検証してわかった、ミドルクラスの空気清浄機のおすすめランキングです。ベストバイ1位はパナソニック「F-PXV60」・「F-PXY60」、2位はDyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機でした。以下は吸引力・脱臭力・センサー感度・消費電力などを比べた当サイト独自の結果です。
| 商品 | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パナソニックF-PXY60
![]() |
|
340mm |
208mm |
550mm |
5.9kg |
27畳(45㎡) |
10年(集塵)、10年(脱臭) |
ナノイー |
|||||||||||
ダイソンDyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機
![]() |
|
434mm |
415mm |
830mm |
11.8kg |
27畳 |
15年(集塵)、8年(脱臭) |
||||||||||||
シャープKI-TS50
![]() |
|
384mm |
230mm |
619mm |
7.9kg(約) |
23畳(空気清浄)、16畳(加湿) |
10年(集塵)、10年(脱臭) |
加湿/イオン放出 |
|||||||||||
ダイキンMCK555A
![]() |
|
270mm |
270mm |
700mm |
9.5kg |
25畳(空気清浄)、14畳(加湿) |
10年(集塵)、10年(脱臭) |
加湿/イオン放出/除菌 |
|||||||||||
ブルーエアComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機
![]() |
|
262mm(約) |
262mm(約) |
502mm(約) |
6.3kg(約) |
18畳 |
6カ月~9カ月(約) |
送風/ヒーター |
|||||||||||
スイッチボットSwitchBot 空気清浄機 Table
![]() |
|
290mm(テーブル含む) |
420mm(テーブル含む) |
497.5mm(テーブル含む) |
4.8kg(テーブル装着時) |
~25畳(40m3) |
2年(集塵)、1年(脱臭) |
ワイヤレス充電/イオン発生 |
|||||||||||
アイリスオーヤマAAP-AH50A-W
![]() |
|
390mm |
260mm |
648mm |
10.7kg(約) |
23畳(空気清浄)、14畳(加湿) |
3年(集塵)、10年(脱臭) |
加湿 |
【1位】パナソニック「F-PXV60」・「F-PXY60」
- パナソニックF-PXY60
- 最安価格: ¥31,504〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- センサー感度は7製品中1位
- タバコのニオイ物質除去率100%
- 空気清浄のみでお手入れが簡単
- がっかりポイント
-
- 付加価値となる機能が少ない
- 運転モードが5つと最も少ない
- 幅
- 340mm
- 奥行
- 208mm
- 高さ
- 550mm
- 重量
- 5.9kg
- 適用床面積
- 27畳(45㎡)
- 付加機能
- ナノイー
- フィルター交換目安
- 10年(集塵)、10年(脱臭)
- 型番
- F-PXY60-W
5.9kgと軽いので、移動させたいときもラクに運べます。
リビングに合うシンプルで落ち着いた外観!

<吸引力>ミドルクラスでは強力な27畳の吸引力!
本体は小ぶりながら吸引性能は高い!

適用畳数27畳とミドルクラスながら高い吸引性能を誇るパナソニック。
今回検証した7製品中では2位のダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」と並んで適用畳数が最も大きいです。
なお、吸引口は本体前面の下部にあり、その面積もダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」やシャープ「KI-TS50」より小さいので瞬間吸引力はやや弱めです。
瞬間吸引力の結果
運転前

運転後

吸引口に疑似花粉を落とした瞬間吸引力の参考テストでは除去率76.5%とまずまずの結果です。
<センサー感度>今回のテストで唯一離れた位置ですべてを検知!

センサーは本体の横に搭載しています。
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 3m | 50秒 |
| ニオイ | 3m | 20秒 |
| 疑似花粉 | 1m | 60秒 |
今回、3種のうちいずれかの検知ができない製品が多かったのですが、本機だけはホコリ、ニオイ、疑似花粉のすべてを離れた位置で検知しました。
空気が汚れても素早い清浄が可能です。
<脱臭力>タバコが出す3種の有害物質を15分ですべて取り除いた!

パナソニックは脱臭性能も優秀で、紙タバコの燃焼中に発生した3種類の有害物質を15分の運転ですべて除去しました。
| 運転前の濃度 (ppm) |
稼働15分後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 38 | 0 |
| アセトアルデヒド | 8 | 0 |
| 酢酸 | 7 | 0 |
テストしたミドルクラスの空気清浄機全7製品の中には、脱臭テストで除去率100%を記録した製品がほかにもありました。
しかし、空気清浄機の機能を見る上で重要な「吸引力」「センサー感度」「脱臭力」の3項目すべてにおいて「優秀」評価を獲得したのは、パナソニック(Panasonic)の「F-PXV60/F-PXY60」だけでした。
<メンテナンス>本体構造がシンプルなうえ掃除する箇所も少ない!
本製品は加湿機能なしの純粋な空気清浄機のため、本体構造がとてもシンプルです。掃除箇所は本体の表面、本体横のセンサー、前面パネルを開いて取り出す2種類のフィルターのみ。
お手入れは2週間〜1カ月間隔で拭き掃除&掃除機がけするだけと簡単です。

フィルターの取り出しは前面パネルを開けるだけで取り出せます。

フィルターは集塵と脱臭の2枚。本体のフィルターが入る部分も簡素なつくりで掃除が簡単です。
<機能性>チャイルドロックなどの機能や運転モード数は必要最低限!

運転モードが少なく操作ボタンもシンプル!
運転以外の製品機能は「チャイルドロック」と「センサーモニター表示」ぐらいで、空気清浄機としての付加機能が少ないです。
また、運転モードも「おやすみ運転」のほか、4段階の風量設定しか用意されておらず、機能面は必要最低限と言わざるを得ません。空気清浄機をシンプルに使いたい人向けともいえます。
<付加価値>空気清浄以外の機能はイオン発生のナノイーのみ

空気清浄機能が優秀な反面で、付加価値はイオン発生の「ナノイー」のみと乏しいです。
しかし、お手入れがラクなどシンプル故のメリットこそ本機の特徴でしょう。
その分、価格が抑えられているとも考えられます。
<総評>
吸引力、脱臭力、センサー感度の3項目で7製品中1位を獲得し、今回の比較製品では最も空気清浄能力が高いです。お手入れもカンタンで満点です。
7製品中1位を獲得したテスト項目
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- メンテナンス
【2位】ダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」
- ダイソンDyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機
- 最安価格: ¥65,800〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 風量は10段階と細かく設定できる
- 最大風量の運転でも動作音が静か
- シンプルなつくりでお手入れがしやすい
- がっかりポイント
-
- 本体が大きいので置き場所を選ぶ
- 空気清浄以外の機能がない
- 本体に電源以外の操作ボタンがない
- 幅
- 434mm
- 奥行
- 415mm
- 高さ
- 830mm
- 重量
- 11.8kg
- 適用床面積
- 27畳
- フィルター交換目安
- 15年(集塵)、8年(脱臭)
- 付加機能
- 型番
- BP02 WS
キャスター付きなので、持ち上げる必要がないのは◎。
インテリアとして生かせるならこのデザインもアリ!

<吸引力>本体の円筒全体が吸引口。全方向からパワフルに吸引します
ダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」の吸引口は半球を支える円筒部分にあり、直径約40cmの円筒の全方向から室内の汚れた空気をパワフルに吸引します。
運転前

運転後

瞬間吸引力を測定した参考テストでは、疑似花粉の除去率81.2%となかなか高い吸引力を持っていることがうかがえます。
<センサー感度>感度は比較的良好も花粉はややニガテ
センサー感度の評価は7製品中同率2位の成績!

ホコリ想定の赤土を3mの距離で検出できたのは、ミドルクラス7製品中ダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」だけ。
また、ニオイも3mの距離で検知していて、センサー感度は悪くありません。
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 3m | 56秒 |
| ニオイ | 3m | 40秒 |
| 疑似花粉 | 反応せず | ー |
一方で疑似花粉にはまったく反応しませんでした。
検知した際に表示される情報はわかりやすい。
<脱臭力>タバコのニオイは完全に除去!脱臭性能はバッチリ!!
| 運転前の濃度 (ppm) |
稼働15分後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 38 | 0 |
| アセトアルデヒド | 10 | 0 |
| 酢酸 | 8 | 0 |
紙タバコを使った脱臭力テストでは、アンモニア、アセトアルデヒド、酢酸の3種類の有害物質を15分の運転で完全除去した製品が7製品中4つありましたが、ダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」もその一台です。
高い脱臭性能で嫌なニオイも短時間で取り除いてくれます。吸引力も高めなので、やや広めのリビングでも効果的な脱臭機能を期待できます。
<静音性>最大風量で運転していても動作音がほとんど気にならない

最大風量で運転すると、動作音は大きくなるのが普通です。
ところが、ダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」は他製品が60dBに近い騒音値を記録するなか、最大風量でも50dB以下と運転時の音が小さめです。
寝室で使用しても気になりません。
<メンテナンス>本体まわりにフィルターとお手入れがとてもカンタン!
空気清浄機能のみということもあり、日々のお手入れは本体の拭き掃除にフィルターの掃除機がけ、半球体部分にあるセンサーのホコリ取りだけと、とても簡単です。
交換パーツのHEPAフィルターや活性炭フィルターは1万円オーバーと高価ですが、フィルター交換の目安が8〜15年と長く、交換自体も簡単なので手間は少なめです。

本体上部の半球体をねじって外し、円筒部のカバーを引き抜けばフィルターが外せます。大きいので場所を取りますが、時間はかかりません。

ホコリがたまるプレフィルターは交換式です。
<機能性>風量は10段階で調節可能! アプリ操作などの機能も豊富
運転モード

自動運転モードに加えて10段階の風量調節が可能と、今回検証した7製品のなかでは最も細やかな運転が可能です。
アプリ操作

リモコンやアプリを使った操作のほか、スマートスピーカーを介した音声操作もできます。
<設置性>存在感がありすぎる大きさで設置場所はかなり選ぶ

ダイソンの最大の弱点といえるのが本体の大きさです。今回検証した7製品のなかでも小ぶりなスイッチボット「SwitchBot 空気清浄機 Table」と比べると、ひと回り大きいのがわかります。
さらに壁から1m以上離して置く必要もあります。普通の部屋より広いリビングに置くとしても、テレビやテーブル、ソファといったほかの家具のことも考えると、置き場所はかなり選びます。
購入する際は、設置場所を確保できるか事前の確認が必須です。
<総評>
空気清浄能力は7製品中1位と遜色ない高さです。動作音が小さく、細かな風量調節ができるのも魅力です。
ただし、本体がデカすぎるのが、最大の難点です。
7製品中1位を獲得したテスト項目
- 吸引力
- 脱臭力
- 機能性
- 静音性
- メンテナンス
【3位】シャープ「KI-TS50」
- シャープKI-TS50
- 最安価格: ¥33,880〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 除去率100%と脱臭性能は高い
- 年間電気代が2000円台(検証時)と安め
- 加湿付きでもお手入れしやすい
- がっかりポイント
-
- ホコリや疑似花粉の検知がイマイチ
- 最大風量モードの音が大きい
- 交換パーツが多く維持費が高め
- 幅
- 384mm
- 奥行
- 230mm
- 高さ
- 619mm
- 重量
- 7.9kg(約)
- 適用床面積
- 23畳(空気清浄)、16畳(加湿)
- フィルター交換目安
- 10年(集塵)、10年(脱臭)
- 付加機能
- 加湿/イオン放出
- 型番
- KI-TS50-H
高いレベルで性能バランスがいい

<脱臭力>嫌なニオイは100%除去!!
本体背面の大きなフィルターで脱臭!

「パワフル吸じん」モードで臨んだ脱臭力テストでは、アンモニア、アセトアルデヒド、酢酸の3種類の有害物質をすべて除去。非常に高い脱臭性能があることがわかりました。
<機能性>運転モードや機能も豊富
本体の操作ボタンもわかりやすい

「花粉モード」など目的別の運転モードが5種類、風量2種類と運転メニューに不足はありません。また、ランプの色で空気の汚れ具合がわかるモニターのほか、停電後に自動復帰する機能も搭載しています。
<吸引力>吸引口近くは逃さずに吸う!
本体背面にある大きめ吸引口

本体背面の7割を占める大きな吸引口と「パワフル吸じん」モードの強力な吸い込みで、吸引口周辺のホコリやニオイは逃さずキャッチします。吸引力評価は適用畳数が基準なので「良好」ですが、吸引口の瞬間吸引力は高めです。
ただし、その反面、空気清浄時の運転音は大きくなります。
吸引前

吸引後

瞬間吸引力の参考テストでは、吸引口が大きいこともあって吸引後の擬似花粉が大幅に減りました。
<センサー感度>検知力は今ひとつ……
| 距離 | 検出時間 | |
| ホコリ | 本体直近 | ー |
| ニオイ | 3m | 24秒 |
| 疑似花粉 | 反応せず | ー |
3種類の検出物質をすべて離れた位置で検出した上位製品に対し、シャープ「KI-TS50」が搭載しているのはニオイセンサーのみ。自動運転でのホコリや花粉への対応力は低いです。
<メンテナンス>交換部品がちょっと多い
本体の構造が考え抜かれていて、加湿機能付きとしては「お手入れ」自体は意外とラクです。
ただ、交換パーツが多く、年間コストは少し割高になります。

<交換部品>Ag+イオンカートリッジ/加湿フィルター/集じんフィルター/脱臭フィルター/プラズマクラスターユニット/使い捨てプレフィルター(任意使用)/使い捨て加湿プレフィルター(任意使用)
<総評>
センサー感度の性能がやや低いものの、脱臭力はあり、吸収力もまずまず。設置の自由度も高めです。
使いやすい加湿・空気清浄機が欲しいならシャープ「KI-TS50」です。
【4位】ダイキン「MCK555A」
- ダイキンMCK555A
- 最安価格: ¥42,030〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 吸引力と脱臭力が高い
- 加湿や内部除菌機能を搭載
- 操作ボタンがわかりやすい
- がっかりポイント
-
- 3方向吸引で置き場所を選ぶ
- 年間の電気代が高め
- 疑似花粉に対する反応は弱い
- 幅
- 270mm
- 奥行
- 270mm
- 高さ
- 700mm
- 重量
- 9.5kg
- 適用床面積
- 25畳(空気清浄)、14畳(加湿)
- フィルター交換目安
- 10年(集塵)、10年(脱臭)
- 付加機能
- 加湿/イオン放出/除菌
- 型番
- MCK555A-C
性能面の安定性はバツグン!

<吸引力>3つの吸引口で汚れを吸い取る
適用畳数は25畳と今回検証した7製品のなかではトップクラスです。吸引口は正面下部と左右の3カ所にあり、広い範囲の汚れた空気を吸い取ってくれます。
本体上面の高い位置から排気するため、効率のいい空気循環も期待できます。
歩行等での発塵を効果的に吸い込む!

歩行などで舞い上がる粉塵を吸引できるように、吸引口を3カ所に分散しています。そのデメリットとして瞬間吸引力は弱く、擬似花粉を用いた参考テストでの除去率は70.2%でした。
吸引前

吸引後

<付加価値>加湿付きでもメンテ費用は少なめ
加湿機能に加え、イオン発生の「アクティブプラズマイオン」、除菌の「ストリーマ」と機能が豊富です。加湿付きでお手入れは手間ですが、交換部品が少なく経済的なのが魅力です。
構造がシンプルでお手入れしやすい

給水タンクを外すだけで加湿トレーが引き出せます。
シャープ「KI-TS50」も同様の作りですが、ダイキン「MCK555A」はトレーの位置が高いので、立ったまま取り外せてラクちんです。
交換パーツの交換目安と費用

ストリーマユニットの交換目安は10年、価格は2420円(検証時)。集塵フィルターの交換目安は10年、価格は8250円(検証時)。加湿フィルターの交換目安は10年、価格は2200円(1枚、検証時)です。
交換パーツは基本的に3つで、シャープ「KI-TS50」よりも格段に少なめ。全パーツの交換目安が10年なので、しばらくは費用がかかりません。
<操作性>操作ボタンが押しやすい!
使用中のモードや空気質が一目瞭然!

本体上部の前面にある操作パネルは、バー状の印刷とランプ、日本語の印字でわかりやすいです。
ボタンの押しやすさも良好でした。
<消費電力>年間電気代は3000円超!
大きな弱点のひとつが消費電力です。7製品中最も小さいブルーエア「ComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機」と比べると、1日の電気代は約2倍。1位のパナソニック「F-PXV60/F-PXY60」と比べても1日2円、年間で約730円(検証時)の差がついてしまいます。
| 1日の推定電気代 | |
| ブルーエア ComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機 |
4.5円/日 |
| パナソニック F-PXV60/F-PXY60 |
6.3円/日 |
| ダイキン MCK555A |
8.3円/日 |
<総評>
吸引力も脱臭力も上位製品と遜色ありません。操作もしやすく、加湿、イオン放出、除菌と付加機能も豊富です。消費電力が大きめなのが弱点です。
7製品中1位を獲得したテスト項目
- 脱臭力
- 付加価値
- 操作性
【5位】ブルーエア「ComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機」
- ブルーエアComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機
- 最安価格: ¥24,136〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 約1600円(検証時)と1年間電気代が最も安い
- 周囲10cmと狭い場所にも置ける
- 送風&ヒーター機能付きの3in1製品
- がっかりポイント
-
- 脱臭力がかなり低い
- ホコリ、ニオイ、花粉の検知力が弱い
- リビング用としては吸引力が物足りない
- 幅
- 262mm(約)
- 奥行
- 262mm(約)
- 高さ
- 502mm(約)
- 重量
- 6.3kg(約)
- 適用床面積
- 18畳
- フィルター交換目安
- 6カ月~9カ月(約)
- 付加機能
- 送風/ヒーター
- 型番
- 112186
<設置性>設置マージンが小さく狭い場所にも置ける!!
ブルーエア「ComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機」は、設置時に必要な空きスペースが背面と左右10cmと非常に小さいのが特徴です。
本体の高さも約50cmのため、ちょっとした場所に設置できるのが魅力です。
置き場所の選択肢が多い!

壁際や家具と家具の間といった、狭い場所にも設置OK。ただし、ヒーター使用時は本体左右に1mの空きスペースが必要となります。
<付加機能>送風にヒーターと多様に使える!
ブルーエア「ComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機」の最大の特徴が、送風&ヒーター機能です。空気清浄機は一年中稼働する家電ですが、ブルーエア「ComfortPure 3-in-1 T10i 空気清浄機」なら、過ごしやすい春・秋は空気清浄、暑い夏は送風、寒い冬は温風といったように季節に合わせての使い分けが可能です。
もちろん、フィルターを通した空気清浄後の排出となるため、送風も温風も空気はキレイです。本体は左右350度まで回転させることもでき、広範囲に風を送れるのも魅力です。
本体は扇風機のように左右のスイングが可能!
空気清浄

送風

ヒーター

「空気清浄」「送風」「ヒーター」のどのモードで運転しているかは、前面のランプの色で判別できます。
<センサー感度>疑似花粉は検知できず!有効範囲も2mほど
センサーは本体背面に設置

ホコリとニオイは反応するまでの時間がやや長めなものの、本体から2mの位置で検知しており、まずまずの結果でした。一方で、疑似花粉にはまったく反応せず、花粉対策用としては不向きといえそうです。
<脱臭力>全7製品中でワースト。ニオイは取りきれない
| 運転前の濃度 (ppm) |
運転後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 40 | 30 |
| アセトアルデヒド | 8 | 7 |
| 酢酸 | 9 | 2 |
脱臭力テストの結果は酢酸の数値こそ下がっているものの他が取りきれておらず、全体の除去率は31.9%と極端に低い結果になりました。脱臭性能は期待できません。
<総評>
空気清浄・ヒーター・送風の3機能を備えた製品です。空気清浄機能は他製品より劣りますが、付加機能に魅力を感じるなら選ぶ手も!
7製品中1位を獲得したテスト項目
- 消費電力
- 付加価値
- 設置性
【6位】スイッチボット「SwitchBot 空気清浄機 Table」
- スイッチボットSwitchBot 空気清浄機 Table
- 最安価格: ¥18,682〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 2週間~1カ月ごとのお手入れでラク
- 適用畳数25畳で吸引力は強め
- 約90%の除去率で脱臭力は高め
- がっかりポイント
-
- ニオイ以外の検知力が弱い
- 年3000円超(検証時)と消費電力量が大きい
- テーブルに隠れてボタンが見にくい
- 幅
- 290mm(テーブル含む)
- 奥行
- 420mm(テーブル含む)
- 高さ
- 497.5mm(テーブル含む)
- 重量
- 4.8kg(テーブル装着時)
- 適用床面積
- ~25畳(40m3)
- フィルター交換目安
- 2年(集塵)、1年(脱臭)
- 付加機能
- ワイヤレス充電/イオン発生
- 型番
- W5302310
<付加機能>ワイヤレス充電もできるテーブル付き!

本体の上部がテーブルになっていて、小物置きとしても使えます。さらにスマホのワイヤレス充電機能も搭載していて、対応スマホなら置くだけで充電が可能です。
<センサー感度>ニオイのみ何とか反応。ホコリや花粉は期待薄
検知性能はかなり低め!

センサー感度のテストでは、ニオイのみ本体に直接噴霧して反応しました。ホコリや疑似花粉は検知できませんでした。
<総評>
吸引力・脱臭力は上位製品と同等の性能です。本体上部にテーブルが付いていて、小物置きとして使えるのは◎。お手入れも簡単です。
7製品中1位を獲得したテスト項目
- メンテナンス
【7位】アイリスオーヤマ「AAP-AH50A-W」
- アイリスオーヤマAAP-AH50A-W
- 最安価格: ¥17,800〜
- 吸引力
- 脱臭力
- センサー感度
- 消費電力
- 機能性
- 付加価値
- 静音性
- 操作性
- メンテナンス
- 設置性
- おすすめポイント
-
- 2物質100%除去で脱臭力は高い
- センサーは3種類の物質すべてに反応
- がっかりポイント
-
- 加湿トレーが奥にあり毎日洗浄が面倒
- 設置マージンが広めで置き場所を選ぶ
- 幅
- 390mm
- 奥行
- 260mm
- 高さ
- 648mm
- 重量
- 10.7kg(約)
- 適用床面積
- 23畳(空気清浄)、14畳(加湿)
- フィルター交換目安
- 3年(集塵)、10年(脱臭)
- 付加機能
- 加湿
- 型番
- AAP-AH50A-W
<脱臭力>ガス除去率は95%!性能的には問題なし!!
| 運転前の濃度 (ppm) |
運転後の濃度 (ppm) |
|
| アンモニア | 40 | 0 |
| アセトアルデヒド | 8 | 1 |
| 酢酸 | 9 | 0 |
3種類のガスのうちアセトアルデヒドのみ若干残ったものの、それでも除去率は95%。脱臭性能は優秀です。
※ガス除去率は『家電批評』編集部調べの除去率です。
<メンテナンス>加湿トレーの取り出しが面倒……
外すまでがとにかく手間……

毎日のお手入れが必要な加湿トレーは給水口、給水タンクを外したあと、ようやく取り外せます。慣れてしまえば……ですが、さすがに毎日は面倒です。
<総評>
空気清浄機能は高いものの、加湿部分のお手入れの手間が影響してこの順位に。お手入れ面に目をつぶれば、コスパの高い製品です。
空気清浄機選びでよくある質問
空気清浄機は24時間つけっぱなしにするべき? 電気代は?
空気中のホコリや花粉、ハウスダストなどは人の動きがないときでも数時間から半日ほど空気中を漂っています。なので、空気清浄機は常時運転して常に空気を綺麗にしておくほうが効果的で多くのメーカーもそれを推奨しています。電気代も一般的な空気清浄機を1ヶ月つけっぱなしにした場合、およそ100〜500円程度です。
【まとめ】空気清浄機検証の振り返り
以上、空気清浄機のおすすめランキングでした。
【省スペース】目的に合った最適な1台を
省スペース空気清浄機のベストバイに輝いたシャープ「Purefit FU-U40」は、脱臭性能とセンサー感度が抜群。静音性も高く自室や寝室に適しています。
パワフルな2位のダイキン「MC556A」や3位のパナソニック「F-PX70C」はリビングで活躍します。
インテリア重視なら天面がミニテーブルになっているブルーエア「DustMagnet 5240i」、コスパ重視ならニトリ「NR-6089WH」やアイリスオーヤマ「AAP-S40A」という具合に、目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
【ミドルクラス】実力が拮抗! 重視するポイントで選ぼう
ミドルクラスの空気清浄機7製品を比較した検証では、全製品中で空気清浄能力(吸引力・脱臭力・センサー性能)が最も高かった、パナソニック「F-PXV60」・「F-PXY60」が1位・ベストバイを獲得。加湿機能がない純粋な空気清浄機ということもあってお手入れがしやすく、メンテナンスでも満点を獲得しました。
続く2位はダイソン「Dyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機」。こちらも空気清浄性能が高く、空気清浄のみの単機能のため、メンテナンスのしやすさでも高評価でした。
全体的に機能・性能が高い10万円超えの最上位製品と比べ、ミドルクラスの製品は価格とトレードオフされている部分が製品ごとで異なります。故に自身のニーズに合わせて賢く選択するのがコツです。
加湿機能の有無、設置のしやすさ、静音性、お手入れのしやすさなど、重視する項目をきちんと決めておくのが重要です。
記事を参考にお気に入りの空気清浄機を見つけてください。
【省スペース】空気清浄機のおすすめ

シャープ
Purefit FU-U40
【ミドルクラス】空気清浄機のおすすめ

パナソニック
F-PXY60
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空気清浄機のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。

![家電批評: ベストバイ[リボンなし]](https://360life.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/100wm/img_b3288d40ddd40fcbbae4c094af12cf8323865.png)


























目安よりも大きい製品を選べば、より短時間で浄化できますが、それに応じて製品は大型化します。