食品雑貨 “サク・じゅわ”目指して揚げ方4パターン検証

家で揚げたてのおいしいとんかつが食べられたら幸せですよね。でもいざ自分で作ってみると、衣がベチャッとなったりお肉が固くなったりして、なかなかお店のようには上手くできないんですよね。

“サク・じゅわ”目指して揚げ方4パターン検証 イメージ

そこで今回は4パターンを試して、自宅でカンタンに“サク・じゅわ”のとんかつが作れる方法を見つけ出しました。

“サク・じゅわ”目指して揚げ方4パターン検証 イメージ2

検証には厚さ1cm程度の豚ロース肉を使用しています。

それでは早速、検証結果をご覧ください。

食品雑貨 【パターン1】低温で長時間揚げる

【パターン1】低温で長時間揚げる イメージ

作り方
揚げ物の適温は180℃ですが、130~140℃という低温をキープしながら8分揚げました。

【パターン1】低温で長時間揚げる イメージ2

仕上がり度:★★★☆☆
オススメ度:★★☆☆☆


ほんのりピンク色が残り、お肉はしっとりと仕上がりました。でも衣が白っぽくてサクサク感弱めでした。

食品雑貨 【パターン2】パン粉先揚げ&低温

【パターン2】パン粉先揚げ&低温 イメージ

作り方
まず衣だけをサクサクに揚げました。バッター液にくぐらせたお肉にこの衣をまぶし、パターン1と同様に130~140℃という低温をキープしながら8分揚げました。

【パターン2】パン粉先揚げ&低温 イメージ2

仕上がり度:★★★★☆
オススメ度:★★
★☆☆

お肉のやわらかさも、衣のサクサク度もなかなか。でも衣だけ先に揚げるのはちょっと面倒でした。

食品雑貨 【パターン3】高温で2度揚げ

【パターン3】高温で2度揚げ イメージ

作り方
190℃の高温で1分ほど揚げてから取り出し、1分ほど休ませて余熱調理をしました。そのあと、もう1度190℃で1分ほど揚げました。

【パターン3】高温で2度揚げ イメージ2

仕上がり度:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆


余熱調理の効果もあって、お肉はジューシーかつやわらかく仕上がりました。衣は“ザクッ”と歯ごたえのある感じに仕上がりました。

食品雑貨 【パターン4】揚げる前に冷やす

【パターン4】揚げる前に冷やす イメージ

作り方
衣をつけたお肉を冷凍庫に入れ、表面がしっかり冷えるまで待ちました。そのあと180℃の油で衣に色がつくまで5~6分揚げました。

【パターン4】揚げる前に冷やす イメージ2

仕上がり度:★★★★★
オススメ度:★★★★★


衣はサクサク、お肉は肉汁たっぷりでジューシー。理想的なとんかつに仕上がりました。

「180℃の油で衣に色がつくまで5~6分」という方法はオーソドックスな揚げ方ですが、揚げる前に冷凍庫で冷やすことでお肉に火が通り過ぎるのを防ぐことができます。

“冷やすだけ”なら大した手間ではないので、激ウマのとんかつを目指すならばこの方法がいちばんオススメです。

食品雑貨 サクサク感にこだわるなら“生パン粉”がオススメです

揚げ方について紹介してきましたが、最後に「パン粉のオススメ」も紹介したいと思います。

乾燥パン粉

サクサク感にこだわるなら“生パン粉”がオススメです イメージ

生パン粉

サクサク感にこだわるなら“生パン粉”がオススメです イメージ2

乾燥パン粉でもしっかりと揚がりますが、サクサク感は生パン粉の方がダンゼン上。なお、生パン粉だとボリューム感が出て見た目もゴージャスになります。

見た目も食感もパーフェクトな“激ウマ”とんかつを目指すなら、生パン粉の使用がオススメです。

以上、激ウマとんかつのカンタンな作り方でした。「今日は豚ロース肉が特売! キャベツも安い!」そんな日は、ぜひともこちらの検証内容を参考にしてみてください。