ひと皿で大満足！プロ直伝のスープレシピを紹介
いつもの献立の中で脇役的な存在になりがちなスープ。実はとっても奥が深いんです。
例えば、ヘルシーな食材を使用したスープは、ムリせずラクにやせるダイエットに効果的。また、具材の組み合わせを変えたり、主食級のボリュームにすれば満足度はアップします。さらに、基本的な作り方は切って煮るだけなので、とってもカンタン！
そんな魅力いっぱいのスープを主役にした、心も体も温まるスープ生活を始めてみませんか？
ということで、今回はひと皿で野菜とたんぱく質がしっかりとれて美容に役立つ「べじプロみそ汁」を紹介します。
食べてキレイになるベじプロみそ汁を作ろう
キレイを手に入れるには、ビタミン、ミネラル、たんぱく質などたくさんの栄養が必要。ひと皿で複数の食材を一度にとれるスープは、美容のための栄養補給にぴったりです。
そこで、料理研究家の北山みどりさんと桃世真弓に野菜（ベジタブル）とたんぱく質（プロテイン）がどっさりとれる「ベじプロみそ汁」レシピを教えてもらいました。今回は野菜メインのレシピを紹介します。
レシピ1：「絹さやと卵のみそ汁」
絹さやと卵のみそ汁は、ささみ＋卵でたんぱく質をしっかり補充できます！ 白きくらげは中国で古来から美容によいとされてきた食材です。ささみに卵、きのこも入って具だくさん！（レシピ考案：北山みどりさん）
＜材料＞※2人分
・一番だし……300㎖
・鶏ささみ（幅3cmに切る）……2本
・絹さや（筋を取る）……16枚
・しめじ（石づきを切り落とし、小房に分ける）……1/2房
・白きくらげ（水に浸けて戻す）……5g
・合わせみそ……30g
・溶き卵……2個分
・三つ葉……適量
＜一番だしの取り方＞
鍋に水（1ℓ）と昆布（20g）を入れて30分おき、中火にかけます。沸騰直前で昆布を取り出し、かつおぶし（20ｇ）を加えて火を止め、2～3分おいてこします。
＜作り方＞
1：鍋にだしを入れて火にかけ、鶏ささみ、絹さや、しめじ、白きくらげを入れて煮ます。
2：合わせみそを溶き入れ、溶き卵を流し入れます。
3：器に盛り、三つ葉を散らします。
ポイント：絹さやには美容に欠かせないビタミンが豊富
絹さやには、美容に欠かせないビタミンＣだけでなく、βカロテンやビタミンBも豊富です。
レシピ2：「なすとアスパラガスのみそ汁」
なすとアスパラガスのみそ汁のなすの色素成分アントシアニンは目にいい栄養の代表格！ アスパラには疲労回復に役立つアミノ酸が豊富！ 油で炒めてから煮るのがおいしさのコツです。（レシピ考案：桃世真弓さん）
＜材料＞※2人分
・なす（乱切り）……2本
・アスパラガス（斜め切り）……2本
・一番だし……300㎖
・豆みそ（赤だし使用）……30ｇ
・のり（半分に切る）……1/2枚
・紫玉ねぎ（薄切り）……適量
＜作り方＞
1：鍋にサラダ油（分量外）を入れ、なすとアスパラガスを軽く炒めます。
2：だしを加え、具に火が通るまで煮ます。
3：火を止めてみそを溶きます。再び火にかけ、沸騰しない程度に加熱します。
4：器に盛り、のりと紫玉ねぎをトッピングします。
ポイント：疲労回復成分で有名なアスパラ
アスパラに含まれるアミノ酸の一種、アスパラギン酸は疲労回復成分として有名。ポリフェノールも豊富です。
レシピ3：「レタスとセロリのみそ汁」
レタスとセロリのみそ汁は、さまざまなビタミンが含まれるセロリで肌をキレイに！ レタスは加熱することでかさが減って食べやすくなります。ベーコンを入れることでコクが出ます！（レシピ考案：桃世真弓さん）
＜材料＞※2人分
・一番だし……300㎖
・セロリ（筋を取って斜め切り）……1本
・ベーコン（短冊切り）……ハーフ2枚
・白みそ……45g
・レタス（ひと口大にちぎる）……1/4個
・パプリカパウダー……適量
＜作り方＞
1：鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰したらセロリ、ベーコンを入れて煮ます。
2：セロリに火が通ったら火を止めてみそを溶き入れます。レタスを加え、再び火にかけて沸騰しない程度に加熱します。
3：器に盛り、パプリカパウダーをふります。
ポイント：ビタミンが豊富なセロリ
セロリにはビタミンCやビタミンEが豊富。また、独特の香りはストレス緩和に役立つとされています。
以上、体の内側からキレイを叶える「ベじプロみそ汁」レシピの紹介でした。
食材はスーパーで手に入るものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
感動スープレシピ！『スープの便利帖』
晋遊舎
スープの便利帖
実勢価格：860円
『スープの便利帖』では、スープ生活の感動レシピをたくさん紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
