ひと皿で大満足!プロ直伝のスープレシピを紹介
いつもの献立の中で脇役的な存在になりがちなスープ。実はとっても奥が深いんです。
例えば、ヘルシーな食材を使用したスープは、ムリせずラクにやせるダイエットに効果的。また、具材の組み合わせを変えたり、主食級のボリュームにすれば満足度はアップします。さらに、基本的な作り方は切って煮るだけなので、とってもカンタン!
そんな魅力いっぱいのスープを主役にした、心も体も温まるスープ生活を始めてみませんか?
ということで、今回はひと皿で野菜とたんぱく質がしっかりとれる「べじプロみそ汁」を紹介します。
食べてキレイになるベじプロみそ汁を作ろう
キレイを手に入れるには、ビタミン、ミネラル、たんぱく質などたくさんの栄養が必要。ひと皿で複数の食材を一度にとれるスープは、美容のための栄養補給にぴったりです。
そこで、料理研究家の北山みどりさんとスーパーエコごはん研究家の桃世真弓さんに野菜(ベジタブル)とたんぱく質(プロテイン)がどっさりとれる「ベじプロみそ汁」レシピを教えてもらいました。
レシピ1:「オクラと鮭の切り身のみそ汁」
オクラと鮭の切り身のみそ汁は、鮭の色素成分に美容効果が期待できます。オクラと水菜を加えて野菜もたっぷりと。ヨーグルトを少し加えることでひと味違ったみそ汁になります。(レシピ考案:桃世真弓さん)
<材料>※2人分
・一番だし……300㎖
・鮭(4等分に切る)……1切れ
・ヨーグルト……大さじ1
・オクラ(ガクとヘタを切り落とし、斜め半分に切る)……4本
・豆みそ(赤だし)……30g
・水菜(長さ4cmに切る)……1株
・ヨーグルト/トッピング用……適量
・オリーブオイル……適量
<一番だしの取り方>
鍋に水(1ℓ)と昆布(20g)を入れて30分おき、中火にかけます。沸騰直前で昆布を取り出し、かつおぶし(20g)を加えて火を止め、2~3分おいてこします。
<作り方>
1:鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰したら鮭とヨーグルトを入れます。アクを取り、オクラを加えます。
2:火を止めて、みそを溶き入れます。再度、沸騰しない程度に火にかけ、水菜を加えます。
3:器に盛り、トッピング用のヨーグルトをかけ、オリーブオイルをまわしかけます。
ポイント:鮭の抗酸化作用に期待
鮭の色素成分であるアスタキサンチンには非常に強い抗酸化作用があり、肌のシミ、シワ防止などアンチエイジング効果が期待できます。
レシピ2:「えびとかぶのみそ汁」
えびとかぶのみそ汁のえびは、高たんぱく低脂肪の優秀食材! からしが白みその上品な甘さを引き立てます。栄養の多いかぶの葉は捨てずに活用して!(レシピ考案:北山みどりさん)
<材料>※2人分
・一番だし……300㎖
・えび(背ワタを取る)……6尾
・かぶ(くし形切り)……2個
・しいたけ(薄切り)……2枚
・かぶの葉(ざく切り)……1株分
・白みそ……45g
・からし……適量
<作り方>
1:鍋にだしを入れて火にかけ、えび、かぶ、しいたけを入れてアクを取りながら煮ます。最後にかぶの葉も加えます。
2:白みそを溶き入れ、1~2分煮ます。
3:器に盛り、からしを飾ります。白みそは甘めなので、からしで味を引き締めます。
ポイント:胃腸にやさしく栄養が豊富!
かぶは消化酵素を含んでいるから、胃腸をいたわりたいときに最適。葉にはビタミンCやカロテンが豊富です。(レシピ考案:北山みどりさん)
レシピ3:「もずくのみそ汁」
もずくのみそ汁は、もずくのミネラルと春菊のビタミンC&カロテンでシミやくすみを予防! 黒ごまとオリーブオイルがアクセントに!(レシピ考案:北山みどりさん)
<材料>※2人分
・一番だし……300㎖
・もずく……50g
・しめじ(石づきを切り落とし、小房に分ける)……1パック
・しょうが(せん切り)……1片
・うす口しょうゆ……小さじ1/2
・春菊(葉と茎に分け、茎はざく切りにする)……3本
・白みそ……45g
・オリーブオイル……適量
・黒ごま……大さじ1
<作り方>
1:鍋にだしを入れて火にかけ、もずく、しめじ、しょうが、薄口しょうゆを入れて煮ます。春菊を加えます。
2:白みそを溶き入れ、1~2分煮ます。
3:器に盛り、オリーブオイルをかけてごまをふります。
ポイント:美肌効果が期待できる
海藻であるもずくには美肌に必須のミネラルが豊富。ぬるぬる成分のフコダインも肌によいとされています。
以上、体の内側からキレイを叶える「ベじプロみそ汁」レシピの紹介でした。
食材はスーパーで手に入るものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
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