セロリや大根がしんなり…「そのまま保存」が原因です
大根やセロリを買ったまま保存すると、セロリはすぐしなしなになり、大根は「す」が入って、みずみずしさが失われてしまいますよね。
じつはこれ、「葉」から水分が抜けていくために起こること。葉が、セロリの茎や大根の身の部分からもどんどん水分を奪ってしまうのです。
それを防ぐためには、買ってきたらすぐに葉を切り落とし保存することが肝心。一度に使いきらない場合でも、こうすればみずみずしさが長続きします!
【セロリ】半分近くが「葉」そのため、水分が奪われやすい
半分近くが葉のセロリは、カットせずに保存したときの水分の蒸発が特に心配です。必ず葉と茎は別々に保存しましょう。
セロリは、半分が葉なので、影響大の野菜代表です。
まずは、太い茎からカットします。
切り分けたら、ジッパーつきの袋で保存します。こうして分けておけば、マリネなどもシャキシャキに仕上がります。
【大根】葉っぱ部分が少なくても頭からカット
最近スーパーで売っている大根のほとんどは、葉の部分がカットされていますが、頭の部分からカットして身と茎を分けたほうが「す」が入りにくくなります。
最近売っている大根は、こんなふうに葉っぱ部分はカットされていますが……。
それでも、カットした方が「す」が入りません。頭から切り分けましょう。
カットした大根の葉は、小口切りにして、じゃことごまと炒めてしょうゆで味付けすれば、立派な一品になります。
以上、セロリと大根の正しい保存方法をご紹介しました。このひと手間でみずみずしさ長持ち! ぜひやってみてくださいね!