専門家と徹底検証! テレワークにベストなアイテムって?
新型コロナウイルスの影響で、多くの人の働き方が変わったのではないでしょうか。在宅で仕事をするのが日常になっているものの「仕事に集中できない」「ウェブ会議がスムーズに行えない」など、未だに環境が整わずに四苦八苦してはいませんか?
そこで、サンロクマルが自信を持っておすすめできるテレワークを快適にするアイテムを紹介。過去に専門家と一緒に検証してベストバイに輝いた一品を振り返ります。
今回は、パソコンの“遅い”を手っ取り早く解消してくれる「SSD」です。
「PCが遅い…」と感じたら買い換えよりSSD換装を
システムをいかに早く読み込めるか。それがパソコンの体感速度を大きく左右します。ひと昔前に主流だったHDD搭載のパソコンをいま使っている場合、非常に高速なSSDに換装することで、大きな速度アップが見込めます。通常の操作だけでなくゲームの起動などもサクサク高速になるんです!
ということで、本音の家電ガイド『家電批評』では、今買える人気のSSD8製品を集めて比較検証を行いました。
「ベンチマーク測定」「クリーン状態の速度」「ダーティー状態の速度」「実使用時の速度」の4項目ををチェックし、見事ベストバイに輝いた製品を紹介します。
使い込んだ時の安定感は抜群! サムスン「860 EVO」
サムスン(Samsung)
860 EVO
実勢価格:7050円
容量:500GB
NAND:3D TLC
外形寸法:100×69.85×6.8mm
コントローラ:Samsung MJX Controller
キャッシュメモリ:512MB
MTBF(平均故障間隔):150万時間
TBW:300TB
保証期間:5年間
▼テスト結果
[ランダムリード回数(IOPS)]
クリーン状態:97439
ダーティー状態:97394
[ランダムライト回数(IOPS)]
クリーン状態:86867
ダーティー状態:86832
[総合ポイント]
合計:53pt
ベストバイは、ソフトウェアを使った「ベンチマークテスト」と「実使用時を想定したテスト」の両方で圧倒的な強さを見せたサムスン「860 EVO」です。
大容量でコスパに優れるTLC NAND搭載の500GBクラスとしてはトップとなるTBW 300TB(SSDの寿命を終えるまでに書き込み可能なデータ容量)を実現したほか、5年間の長期保証を設けていることからも、製品の安定性に対する自信が見て取れます。
おすすめポイント:PCを使い込んでも速度が落ちない
以下の2つのグラフの一番上のゲージを比較すると、クリーン状態(新品の状態)とダーティー状態(データで容量を埋めた状態)の書き込み回数にほとんど変化がないことが確認できます。
Iometer測定:クリーン状態
Iometer測定:ダーティー状態
これは、実際にパソコンを使いこんでも、新品時の速度を維持できることを意味します。
また本製品は、可変SLCキャッシュを採用することで、大容量ファイル転送に強みを持っています。写真や動画の転送などといった実使用テストにおいても、すべての項目で好成績を残しました。
おすすめポイント:手厚い保証
さらに、860 EVOの特筆すべきは保証の手厚さ。データの書き込み回数に限りのあるSSDには、データの総書き込み数(TBW)による寿命があります。しかし、860 EVOのTBWは300TB。これは一般的な利用であれば、寿命まで使いこなすことはまず不可能といえる数値です。
さらに5年の製品保証があるため、安心度の高い製品と言えます。性能と安心を兼ね備えるとは、もはや死角なしですね。
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以上ベストバイアイテム、サムスン「860 EVO」の紹介でした。
気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね!