やる気スイッチをオンに!テレワークがはかどる仕事道具
テレワークを始めたものの「オンライン会議でのコミュニケーションの難しさ」「家だと集中できない」「なかなか出ないやる気」……。会社との環境の違いに悩んでいませんか? そんな人のために、やる気スイッチをオンにできる超はかどる仕事道具を大紹介します!
デジカメをWebカメラ化できる「HDMIキャプチャ」をテスト
リモートワークで増えた「ウェブ会議」。しかし、ノートPCやWebカメラの画質に満足していない人は多いはず。そこでオススメなのが一眼レフやミラーレスをWebカメラ化する方法です。
今は引き出しの奥に眠っているHDMI端子のあるデジカメでもHDMIキャプチャさえあれば、アッという間にZoom映えする画像を手に入れることができます。導入も実に簡単で、カメラをケーブルでキャプチャにつないでPCに挿すだけ。
ということで今回は、HDMIキャプチャ5製品を集めてテストをすることに! プロカメラマンに画質と動画のなめらかさをZoom上で確認してもらいました。
果たして、変換するだけで画質に差は出るものなのでしょうか? 検証の結果を、ランキング形式でご覧ください!
2万円を出す価値がある画質!「Elgato」
Elgato
Cam Link 4K
実勢価格:1万5000円
▼検証結果
画質 :◎
なめらかさ:◎
総合評価 :S
ベストバイのElgato「Cam Link 4K」は、4K対応ということもありますが、2位を突き放して画質がキレイで。黒も締まって見えます。動きのなめらかさも抜群でスムーズにとらえていました。
カメラに接続したHDMIキャプチャをPCに挿すと、Zoomのカメラ設定に「Cam Link 4K」が表示されるのであとは選ぶだけ。
USBに差し込むだけで認識してくれる簡単さも嬉しいポイントです。
黒が締まって見えて好印象!「I-O DATA」
I-O DATA
GV-HUVC
実勢価格:1万4900円
▼検証結果
画質 :◎
なめらかさ:○
総合評価 :A
2位のI-O DATA「GV-HUVC」は、ベストバイのElgato同様に色味やコントラストはキレイでしたが、精細さは及ばず。ただし黒が締まって見えて好印象でした。
動画の動きがやや気になる「YOYO」
YOYO
ezcap265
実勢価格:7980円
▼検証結果
画質 :○
なめらかさ:△
総合評価 :
3位のYOYO「ezcap265」は、画質が荒れ気味で、色味は黄色寄り。問題ない範囲の画質に映ってはいますが、動画の動きがやや滑らかではありませんでした。
4位: 動画の動きは悪くない「HDMIキャプチャ」
ノーブランド
HDMIキャプチャ
実勢価格:1797円
▼検証結果
画質 :△
なめらかさ:△
総合評価 :C
ノーブランドの「HDMIキャプチャ」は、色味が黄色にガタッと傾き白飛びもキツいです。ピントが甘くなったように見えました。ただ、動画の動きはそこまで悪くありません。
5位: 画質も動画のなめらかさもイマイチ「Y&H」
Y&H
HDMIキャプチャー
実勢価格:760円
▼検証結果
画質 :△
なめらかさ:×
総合評価 :C
5位のY&H「HDMIキャプチャー」は、4位と同様の傾向で画質が悪いです。動きのなめらかさに関してはコマ跳びしているような感もあり、明らかに残念でした。
【さいごに】デジカメのWebカメラ化に必要なアイテム4つ
カメラから出力するにはHDMIキャプチャがあればいいというわけではありません。デジカメのWebカメラ化に必要なアイテムは、以下の4つ。
HDMIキャプチャのほかには、高画質に対応したケーブルや机上に配置する三脚も必要になってきます。もちろん、HDMI端子に対応したカメラも必要なので要チェックです。
以上、HDMIキャプチャのご紹介でした。
HDMIキャプチャは高画質で価格の高いものから質に見合った低価格のものもあるので、是非一度試してみてください。安くても格安Webカメラよりは確実に上のはずですよ。
色は一見浅く見えるけど、すごくキレイに映ります。