イマドキのネットワークカメラは 多用途で使えます
「ネットワークカメラ=監視カメラ」というイメージを持っている人は多いでしょう。しかし、今どきのネットワークカメラは、監視以外にもさまざまな用途で使えます。その代表ともいえるのが「子供見守り」、「ペット見守り」、「防犯用の留守宅監視」の3つです。
どれも監視要素を含みますが、スピーカー・マイクを使った遠隔会話や動く対象に反応する動体検知機能などは、録画だけを行う監視カメラにはない機能です。
これら以外に屋外の天気や道路状況、植物の成長などを監視・記録する定点観測や、「ママ・上司が来た警告」などアイデア次第で使い方は広がります。仕事現場などで、従業員の勤務状況チェックといった使い方もできます。
ネットワークカメラにはメリットがたくさんあります
「ネットワークカメラ」は、インターネット回線を介して映像をリアルタイムに外部へと送信するカメラです。多用途で使えるネットワークカメラには、メリットがたくさん。使いやすい機能がそろっているので、メリットを確認してみましょう。
カメラの映像をリアルタイムで確認できる
少し前の防犯カメラは録画をしているというイメージでしたが、現在のネットワークカメラはカメラの映像をリアルタイムで確認することもできます。さらに、カメラの映像はパソコンやスマホで確認できるという手軽さなので、利用する人が増えています。
映像をクラウドに保存できる
クラウドサーバーやNASに対応したネットワークカメラの場合、録画機が要らないのも大きなメリットです。以前の防犯カメラは映像をHDDなどの録画機に保存していました。録画機の耐久性は5年程で、買い替えやメンテナンスの費用なども必要でした。しかし、ネットワークカメラはクラウドに保存できるものもあります。月々のクラウド利用料は1000円程度から利用できるので、録画機は不要でコストが抑えられます。
さらに、以前の防犯カメラは、録画機を破壊されてしまったり、持ち去られてしまい映像を確認できないケースも発生していました。しかし、ネットワークカメラはリアルタイムでクラウドに保存できるので、万が一の場合にも映像を確認することができて安心です。
複数のカメラをパソコンやスマホで管理できる
ネットワークカメラは、パソコンやスマホで複数のカメラの映像を管理できて便利です。以前はそれぞれのカメラに配線や専用のモニターが必要でしたが、インターネットを経由することで、手持ちのパソコンやスマホで手軽に確認したり、管理したりすることができるのです。
1台のパソコンで数カ所に設置したカメラの映像を管理できるようになったので、一般家庭でも複数の場所にカメラを設置をしやすくなったのは大きなメリットといえるでしょう。
数年前なら2万円した 製品が3千円で買える!
「ネットワークカメラ」は以前から存在する製品ですが、昔のネットワークカメラは価格が高く、今の製品に比べると機能は不十分でした。
しかしスマホの普及に伴い、カメラ・マイク・スピーカー・無線LANユニットなどのパーツが安価になったことで、昨今のネットワークカメラは数年前とは比べ物にならないほど安価で高性能になりました。
例えば、現在3千円クラスの製品は3年前に同程度の性能を求めると2万円以上でした。しかし、安価に製造できるようになったことから数多くのメーカーが参入。今ではアマゾンで「ネットワークカメラ」を検索すると約3000点の製品がヒットするほどです。
そこで、ネット通販で人気のネットワークカメラ7機種を検証してベストの6機種をランキングにしました。条件は家庭用・屋内用で1万円以下を目安にしています。なお、業務用の製品は今回は対象外にしました。
以前からネットワークカメラに興味を持っていたけれど「製品ごとの差や価格がよくわからない」と思っていた人はぜひ本稿を購入の参考にしてください。また、ネットワークカメラを知らなかったという人でも、どんな製品か知るためのガイドになります。
ネットワークカメラの 主な用途は3つあります
①留守宅監視
動体検知センサーを備えたネットワークカメラは、動く対象をとらえると警告音を発するとともに自動で録画を開始します。さらに、ユーザーのスマホへ警告メッセージをプッシュ通知で送信します。
留守中はネットワークカメラを監視モードにすると、防犯目的で使用可能です。
②ペット見守り
基本的には子ども見守りと同じですが、外出先からのリアルタイムビューイングや、動き回る対象を追えるカメラの首振り機能はペットの見守りに最適です。自動給餌器と合わせて使うと安心して旅行に行けます。
ひとり暮らしで家をあけることが多い人は、日中家の様子をチェックできるネットワークカメラを使った見守りが最適です。
③子供見守り
ネットワークカメラを子供部屋に設置することで、スマホから子供の様子を見守ったり、カメラのスピーカー・マイクを使って遠隔会話ができます。これは小さなお子様や病人のいるご家庭で重宝する機能です。
家事の最中に子供の様子が気になっても、わざわざ見に行かなくて済むようになります。
使用目的で選び方が変わります 見守りと防犯のどちらを重視する?
ネットワークカメラに求める機能は、使用目的によって異なります。家族やペットとのコミュニケーションが目的の場合、カメラ越しの呼びかけや会話機能は基本的に備わっているので、解像度と画素数を重視して選べばいいでしょう。
防犯目的で使用する場合は、解像度と画素数に加えてパン&チルト角に画角。そして、クラウド録画機能に動体検知、音声検知、そして同時制御可能台数など見るべき点は多いです。
なお、本稿で紹介する製品は「防犯にも使えるネットワークカメラ」なので、業務目的の場合、屋外や夜間の撮影にも対応する専用の「防犯カメラ」を検討したほうがいいでしょう。
解像度と画素数:高いほど映像がキレイ
通常のデジカメと同様に、ネットワークカメラの画質には解像度と画素数が大きく関係します。コミュニケーション目的でも防犯目的でも画質は高いに越したことはありません。よって、ネットワークカメラの購入を検討する際は、まず最初に解像度と画素数を確認しましょう。
昨今のネットワークカメラは3000円クラスの安価な製品でも解像度はフルHD(1920×1080)、画素数は200万画素が当たり前。これを最低条件として製品選出することをオススメします。
パン&チルト角・画角:映せる範囲は広いほど安心です
ネットワークカメラには固定式タイプとパン&チルト機能を備えた可動式タイプがあります。可動式は製品によって可動域(角度)が異なりますが、固定式に比べ広い撮影範囲を監視できます。また、カメラの画角が広いと一度に広範囲を映せます。
画角が広いと、監視可能範囲が広がります。ただし、広画角なほど魚眼レンズのように映像が歪むという欠点もあります。
パンは水平方向への首振り、チルトは垂直方向への首振り角度です。広い範囲を映したい場合、重要になる項目です。
録画機能:クラウド録画対応だと不測の事態に対応可能
ネットワークカメラの録画データの保存先は、基本的にmicroSDカード。製品によってはクラウドサーバーやNASに対応していますが、クラウドサーバーは有料プランという場合が多いです。
microSDカードやNASに録画データを保存する場合は、侵入者により破壊・盗難される可能性があります。しかし、クラウド録画なら
録画データを奪われることはありません。よって防犯目的の場合、クラウドの信頼性がもっとも高いです。
ネットワークカメラは常時録画だけでなく、動くものや音を検知した時のみ録画を行う機能を備えた製品があります。これにより録画先のストレージを圧迫することなく、非常時の動画のみを残せます。
動体検知・音声検知:動きや音を検知して録画を開始
動体検知機能は、画角内に動くものを検知すると録画を開始する機能です。また、検知と同時にスマホに警告が送られるので、外出先でもリアルタイムで自宅を監視できます。
音声検知は環境音以上の音量を検知すると、自動で録画を開始する機能です。映像に変化がなくても警告が送られるので、より高いレベルの危機察知機能といえます。
複数台同時制御:家中くまなく見渡す
ネットワークカメラ用アプリの多くは、複数台の同時制御に対応しています。一般家庭で何十台も必要なことはそうないでしょうが、各部屋に設置したい場合などは、同時制御台数を確認しましょう。
ネットワークカメラ用アプリの中には画面4分割でカメラ4台の映像を一度に確認できるものもあります。
迷ったらこれ!初心者向けネットワークカメラの選び方
選び方がたくさんあって迷ってしまう……という初心者の方も選びやすいように、ネットワークカメラの選び方をまとめてみました。手軽に選びたい場合は、こちらも参考にしてみてください!
留守番、ペット、子供などの目的で選ぶ
ネットワークカメラを設置する目的別に考えてみましょう。先述の留守番監視、ペット見守り、子供見守りなど、その用途に使いやすい製品を選びましょう。
また、必要な機能だけに絞ると選びやすいです。高性能の製品は魅力的ですが、実際に必要な機能なのか考えて、初心者でも使いこなせる製品を選ぶようにしましょう。
屋外か屋内か、撮影する場所で選ぶ
設置場所は屋外、屋内のどちらの予定ですか? 設置場所によって、決めるのも必須です。屋外に設置する場合は、防水・防塵の性能の良さもチェックしておきましょう。性能の良さの見分け方としては、製品に「IP○」という数字が入っているので、その数字が大きいものを選ぶのがおすすめです。
また、屋内設置する場合にも、湿気によるダメージや落としてしまうリスクもあるので、耐久性があり壊れにくいものを選ぶとよいでしょう。
口コミの良いメーカー、コスパの高さで選ぶ
実際に使った人の口コミを参考にして、その製品や同じメーカーの製品をチェックするのもおすすめです。同じような目的で購入している人が良い口コミをしている場合もあるので、参考にできます。
また、コスパの良さについては、性能と価格のバランスの良さがポイントです。こちらの記事でもおすすめのネットワークカメラを徹底比較しているので、参考にしてみてください。
基本性能から独自機能や画質など 9つのポイントを徹底比較!
ランキングは、下記9項目を5~35点で採点し、すべて満点だと合計100点になります。特に採点比重が高いのは「機能」ですが、そのほとんどが防犯関係の機能になっています。よって、本ランキングは防犯に適した製品の順位が高くなる傾向があります。防犯機能をあまり重視しないのであれば、それ以外の項目の得点に注目しましょう。
- 画素数: 5/5
- 解像度: 5/5
- パン・チルト: 10/10
- microSD: 5/5
- 対応OS: 5/5
- サイズ: 5/5
- 機能: 35/35
- 画質: 20/20
- 価格: 10/10
- 総合得点: 100/100
それでは、以上を踏まえたうえでネットワークカメラの検証結果をまとめたランキングを見てみましょう!
【ネットワークカメラおすすめ1位】ハイムビジョン「HM302」|同価格帯にライバルなし! ダントツの画質と全部入りの機能!
ハイムビジョン
HM302
実勢価格:5980円
●対応OS:Android/iOS/Windows/Mac
●本体寸法 :約H119.4×W86.4×D86.4mm
●重さ :約640g
●画素数 :300万画素
●解像度 :2048×1536
●パン・チルト :355°・100°
●有線LAN :対応
●ナイトビジョン:対応
●Alexa :対応
●動体検知 :対応
●音声検知 :対応
●自動追尾 :対応
●クラウド保存 :対応(有料)
- 画素数: 5/5
- 解像度: 5/5
- パン・チルト: 8/10
- microSD: 5/5
- 対応OS: 5/5
- サイズ: 3/5
- 機能: 35/35
- 画質: 20/20
- 価格: 4/10
- 総合得点: 90/100
「HM302」は今回唯一の90点台を獲得した高性能かつ多機能なネットワークカメラです。
まず注目すべきはカメラの性能。この価格帯の製品では唯一300万の画素数に、フルHDを超える解像度048×1536のカメラを備えています。他の機種と録画した映像を見比べても鮮明さは一目瞭然でした。
また、機能面も充実しており、動体検知、音声検知、自動追尾といった防犯機能から、有線LANポートやAmazonAlexa対応など、全方位的にスキがありません。
唯一の懸念材料は海外メーカーゆえのサポート体制くらいです。有料のクラウドサービス機能を使いたいなら、国内メーカー製品を選んだほうが安心でしょう。
ちなみに、本機の上位機種に画素数が400万に上がっている「HM402」(実勢価格8699円)があります。より高画質を求める場合はそちらもオススメです。
通信は有線LAN とWi-Fiに対応。電波状況によって使い分けられます。吊り下げ用のステーは角度調節が可能なので、最も広範囲を写す角度が模索できます。
HM302は今回検証した製品の中で、唯一2048×1536の解像度と300万画素のカメラを搭載。鮮明で自然な色味の映像はピカイチ。画角は120°で8倍ズーム対応です。
【ネットワークカメラおすすめ2位】新鋭「SC-LC52」|可愛い見た目で本格派! 無線・有線両対応で通信環境を選びません
新鋭
SC-LC52
実勢価格:5830円
●対応OS:Android/iOS/Windows/Mac
●本体寸法 :H105×W70×D85mm
●重さ :163g
●画素数 :265万画素
●解像度 :1920×1080
●パン・チルト :355°・50°
●有線LAN :対応
●ナイトビジョン:対応
●Alexa :未対応
●動体検知 :対応
●音声検知 :対応
●自動追尾 :対応
●クラウド保存 :対応(有料)
- 画素数: 4/5
- 解像度: 3/5
- パン・チルト: 6/10
- microSD: 5/5
- 対応OS: 5/5
- サイズ: 4/5
- 機能: 30/35
- 画質: 18/20
- 価格: 4/10
- 総合得点: 79/100
ネットワークカメラの多くは海外メーカー品ですが「SC-LC52」は、サポート安心の国内メーカーです。本機は安定の有線LANに加えてロッドアンテナを装備しており、電波状況がイマイチな場所でもWi-Fiがつながりやすいです。
各種防犯機能は充実しており、映像もキレイなので、用途を選ばず使えます。また、見た目の可愛さも見逃せません。
ロッドアンテナは電波の弱いところで重宝します。それでも改善できないときは、ルーターとLANケーブルで接続すれば安定した有線LANが使えます。
設置場所に困ったら、付属のステーで天井に取り付けましょう。
SC-LC52の映像は適度にシャープで明暗にメリハリのある印象です。画角は80°で4倍ズームが可能。角度によっては若干歪みますがネットワークカメラとしては許容範囲でしょう
【ネットワークカメラおすすめ3位】ハイムビジョン「HM205」|驚きの安さでも機能は問題なし。初心者に最適な1台です
ハイムビジョン
HM205
実勢価格:2980円
●対応OS:Android/iOS/Windows/Mac
●本体寸法 :約H139.7×W119.4×D119.4mm
●重さ :163g
●画素数 :200万画素
●解像度 :1920×1080
●パン・チルト :355°・55°
●有線LAN :未対応
●ナイトビジョン:対応
●Alexa :対応
●動体検知 :対応
●音声検知 :未対応
●自動追尾 :対応
●クラウド保存 :対応(有料)
- 画素数: 3/5
- 解像度: 3/5
- パン・チルト: 6/10
- microSD: 5/5
- 対応OS: 5/5
- サイズ: 1/5
- 機能: 25/35
- 画質: 12/20
- 価格: 10/10
- 総合得点: 70/100
「HM205」は今どきのネットワークカメラができる、ほとんどの機能を搭載した製品です。画質は上位機に劣りますが、使い勝手は良好なので初心者に最適です。
画角は120°で4倍ズームに対応。映像はややザラつきを感じるものの実用には問題ないレベル。
録画はmicroSDとクラウドに対応。目的に応じて使い分けられます。
4位: 【ネットワークカメラおすすめ4位】塚本無線「WTW-IPW108J2」|動作レスポンスと画質の良さが光る。無料クラウド録画が魅力
塚本無線
WTW-IPW108J2
実勢価格:5880円
●対応OS:Android/iOS/Windows/Mac
●本体寸法 :約H139.7×W119.4×D119.4mm
●画素数 :200万画素
●解像度 :1920×1080
●パン・チルト :355°・55°
●有線LAN :未対応
●ナイトビジョン:対応
●Alexa :対応
●動体検知 :対応
●音声検知 :未対応
●自動追尾 :対応
●クラウド保存 :対応(無料)
- 画素数: 4/5
- 解像度: 3/5
- パン・チルト: 7/10
- microSD: 5/5
- 対応OS: 2/5
- サイズ: 5/5
- 機能: 20/35
- 画質: 17/20
- 価格: 4/10
- 総合得点: 67/100
クラウド録画は有料という例が多いですが本機はメーカー運用の国内サーバーが無料で使えます。また、性能はトップクラスなので、順位以上にオススメできます。
映像は明るめでハッキリ感があり、検証機の中ではトップクラス。
画角は120°でズームに対応しています。
パン角度は360°でケーブルと干渉しないターンテーブル型です。
5位: 【ネットワークカメラおすすめ5位】TP-Link「Tapo C200」|子供&ペットの見守りに最適! Amazon1位の人気モデル
TP-Link
Tapo C200
実勢価格:3390円
●対応OS:Android/iOS/Windows/Mac
●本体寸法 :H117.7×W86.6×D85mm
●重さ :195g
●画素数 :非公開
●解像度 :1920×1080
●パン・チルト :360°・114°
●有線LAN :未対応
●ナイトビジョン:対応
●Alexa :対応
●動体検知 :対応
●音声検知 :未対応
●自動追尾 :未対応
●クラウド保存 :対応
- 画素数: 3/5
- 解像度: 3/5
- パン・チルト: 8/10
- microSD: 5/5
- 対応OS: 2/5
- サイズ: 3/5
- 機能: 15/35
- 画質: 13/20
- 価格: 9/10
- 総合得点: 61/100
「Tapo C200」はAmazonや価格.comで長く1位を獲得している人気モデル。防犯機能で点を落としましたが、コミュニケーション目的なら十分な性能です。
画素数は未公開ですが画質的には200万画素クラス。明るめですがメリハリに欠けます。
AmazonのEcho Showに対応。声だけで映像を映し出せます。
6位: 【ネットワークカメラおすすめ6位】PLANEX「CS-QR30F」|専用周辺機器と連動できます。複数台の運用で実力を発揮!
PLANEX
スマカメ CS-QR30F
実勢価格:7727円
●対応OS:Android/iOS/Windows/Mac
●本体寸法 :約H105×W78×D78mm
●重さ :約187g
●画素数 :200万画素
●解像度 :1920×1080
●パン・チルト :320°・35°
●有線LAN :未対応
●ナイトビジョン:対応
●Alexa :対応
●動体検知 :対応
●音声検知 :未対応
●自動追尾 :未対応
●クラウド保存 :対応(有料)
- 画素数: 3/5
- 解像度: 3/5
- パン・チルト: 4/10
- microSD: 3/5
- 対応OS: 5/5
- サイズ: 4/5
- 機能: 15/35
- 画質: 14/20
- 価格: 1/10
- 総合得点: 52/100
単体での運用よりも複数での運用に強い製品。別売りのクラウドレコーダーを使うと「Google Drive」や「Dropbox」に映像を録画できます。
映像はコントラストが強めでややギラついた印象。画角は77°で歪みは少ないです。
背面に配置されることの多いスピーカーですが本機は上部配置です。
モバイルバッテリーで 設置可能場所が広がる!
この価格帯のネットワークカメラの多くは、電源ケーブルにUSBのmicro B端子を使用しています。そこで、試しにモバイルバッテリーで給電したところ、端子形状の異なるTapo C200以外は動作可能でした。配線が難しかったりコンセントがない場所でも使えるようになるので覚えておいて損はないです。
ネットワークカメラをモバイルバッテリーで動かせば、設置場所の自由度が大きく広がります
以上がネットワークカメラのランキングになります。全体的に価格が下がっているネットワークカメラですが、搭載機能やカメラの性能にはけっこうな違いがあることがわかります。自分の環境に必要な機能をよく吟味して機種を選びましょう。
micro B端子の製品はモバイルバッテリーで動きました。