[保存期間のめやす1カ月]牛乳は調理してから冷凍!
牛乳を冷凍すると分離するので、そのまま冷凍庫には入れられませんが、ちょっと調理をすれば大丈夫です。
[①ホワイトソースとして保存する]
鍋にバターと小麦粉を入れ牛乳を少しずつ加え、コンソメで味を付けてホワイトソースを作ります。それから粗熱を取ってフリーザーバッグに入れます。
平らにならして空気を抜くのがポイント。平らにすることで均一に冷凍でき、冷凍時間の短縮にもなります。
ホワイトソースにしてストックしておけば、グラタンやシチュー、クリームコロッケなどもすぐに作れますよ。
[②アイスクリームとして保存する]
もうひとつオススメしたいのが、自宅にたいていあるシンプルな材料だけで作ることができる簡単アイスクリームです。コンテナーの中だけで完結するので洗い物も少なくてすみます。
コンテナーには卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを入れます。量は大体でOKです。
ホイッパーでよく混ぜ、フタをして1日ほど冷凍室に入れます。
凍ったアイスクリームはブレンダーやフォークなどでなめらかになるまでカクハンしましょう。
素朴な味わいで、おやつにもってこいです。
[保存期間のめやす1カ月]ヨーグルトは砂糖を加える
ヨーグルトも牛乳と同様に、そのまま冷凍すると分離してしまいます。でも、ヨーグルトには砂糖を加えて冷凍すれば、冷蔵室で解凍して食べたり、凍ったままフローズンヨーグルトとして美味しくいただけます。
砂糖を加えてまぜたものは表面もなめらか。コンテナーに入れて冷凍しましょう。
ちなみに、1食分ずつカップに入った加糖のヨーグルトはそのまま冷凍することができます。
たべきりサイズの加糖ヨーグルトにスプーンを刺した状態で冷凍すれば、お手軽棒アイスができあがり。
スプーンが柄になっているのがカワイイですね。
[保存期間のめやす2~3週間]生クリームはコンテナで保存
また生クリームもホイップすれば冷凍することができます。ホイップをコンテナーの中にそのまま入れて冷凍するだけ。余りがちなホイップクリームも賢く使い切ることができます。
液状のままはNGです。砂糖を加えて泡立て器で泡立てましょう。
さらに絞り袋に入れて絞り出してから冷凍することもできます。
絞って冷凍したものは凍ったままコーヒーに乗せて楽しむこともできます。
気軽に見た目も美味しさもアップしますね。
[保存期間のめやす1カ月]強力粉は使う分だけ
あまり馴染みがありませんが、強力粉も冷凍できるんです。パン作りなどに必要な分量はたいてい決まっているので、冷凍する前に分量を量ってからラップに包んで冷凍しておけば、使うときにラクラク!
イーストも一緒に冷凍しておけばとても便利です。
パン生地は、一次発酵の状態で冷凍することも可能なんです。その場合、冷蔵室で解凍してから成形してください。
[保存期間のめやす1カ月]チーズは小袋二重でしっかり密封
粉チーズを冷蔵室に長い間入れておいたら、いつのまにか固まってしまって最後まで使えないなんてことありますよね。そうなる前にジッパー付きの小袋に入れてからフリーザーバッグに入れて、二重に密封をしましょう。味の劣化を防ぐだけでなく、カビの予防にもなるんですよ。
ポイントは、一度に使う分づつ分けて冷凍すること。100円ショップのジッパー付き小分け袋が活躍しますよ。
ちなみに、スライスチーズも冷凍できるんです。未開封ならばパッケージのまま冷凍室に入れればOK。手間なしなのが嬉しいですね。
[保存期間のめやす1カ月]バターは酸化する前に冷凍!
酸化して風味が落ちやすいバターは、冷凍向きの食材です。丸ごと冷凍することもできますが、凍っているバターを切り分けるのはちょっと大変。小分けの冷凍がオススメです。
ちなみに、丸ごと冷凍するときは銀紙は取らない方がベターです。
ちょっと使いたいときに便利な小分け冷凍。10~15gが使いやすい量です。
10g~15gの必要量のバターを切り、ラップを上からかぶせます。
その上にさらに10gのバターをのせ、全体をラップで包んでください。
いかがでしょうか? 上手に冷凍すればうっかり食材をダメにしてしまった。なんて事も減らせます。毎日の食卓に活用してみてくださいね。