つらい努力は不要!"大人のためのやせ習慣"って?
ストレスの増加や代謝の低下、運動量の減少など、どんどんやせにくい体になってきていませんか? だからといって、キツ~いトレーニングや食事制限をするのは、実は逆効果。ムリをしても、結局はリバウンドしちゃうんです。
そんな人のために、体づくりのプロや専門家に聞いたムリのない「大人のためのやせ習慣」を紹介します。
今回は、ダイエットでなにかと注目を集めている「たんぱく質」について。プロテインを有名人がオススメしていたり、ダイエットや美容・健康には必要不可欠な栄養素、という話はよく耳にするけれど、実際のところやせるためにはどうなのでしょうか?
Q.たんぱく質をとったら本当にやせるの?
やせやすい体をつくるためには、筋肉が重要と言われています。そして、その筋肉のもとになるのがたんぱく質です! たんぱく質をとったら必ずやせるというわけではないけれど、 やせるためのサポートになります。
A.とったらやせるわけじゃないけれど、大人のダイエットには必須です
たんぱく質は筋肉のもと。筋肉をつければ代謝が活発になり、脂肪が燃焼しやすくなるんです! たんぱく質が不足すると、筋肉量が減ってしまい代謝がダウン。脂肪も燃焼しにくい体になってしまいます。
たんぱく質には美容効果や免疫力UP効果があります
皮ふや内臓、神経など、体のあらゆる組織の原料となっているのがたんぱく質です。健康な体づくりにはかかせない超重要な栄養素なんです。
▼美肌・美髪効果
髪の毛や皮ふはたんぱく質からつくられるから、ツヤやハリが生まれます。
▼免疫力UP
免疫細胞をつくる白血球や、ウイルスから身を守る皮ふや粘膜のもとになります。
▼精神を安定させる
神経伝達物質もたんぱく質が主な原料。メンタルの健康維持には不可欠です。
Q.たんぱく質は一日にどのくらいとればいいの?
A.1日最低60g!でも20gずつ3回に分けないと意味がありません
たんぱく質の1日の理想摂取量は60g以上。だからといって、朝食を抜いたり夕食で一気にとったりするのは間違いです。とりだめができないから、まとめてとっても効果が減ってしまってもったいない!
体がうまくたんぱく質を吸収できるように、毎食に分けて20gずつ摂取しましょう。
ポイント1:夜にドカンととっても筋肉が減ってしまう
1食の量に隔たりがあると、供給が滞って筋肉が減ってしまいます。
ポイント2:毎食20gまんべんなくとりましょう!
やせ効果を高めるには毎回の食事で均等にとり入れるのがポイントです。
たんぱく質20gって何をどのくらいとればいい?
「毎食たんぱく質20g」と言っても、お肉やお魚を20gとれば良いわけではありません。以下を参考にしてみてください。
▼食品の含まれるたんぱく質の量の目安
・卵1個:約6.2g
・牛乳200ml:6.6g
・納豆1パック:8.3g
・鶏もも肉100g:16.6g
・豚ひれ肉100g:22.2g
・紅鮭1切れ70g:15.8g
・バナナ1本(100g):1.1g
肉・魚・大豆・乳製品以外にも野菜や果物、ごはん、パスタなどからもたんぱく質を摂ることができます。卵60gと鶏肉70gを使った親子丼なら1人前で約30g摂取可能です。
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普段の食事でたんぱく質が足りていないと感じたらサポートとして使いたいのがプロテインです。
味にクセがあるプロテインが多いなか、LDKベストバイの明治「ザバス ソイプロテイン100 ココア味」は飲みやすくて続けやすいおいしさ。リニューアルしてさらに溶けやすさUPしています。
粉タイプは肝心なたんぱく質量が最も多く、自分で配合する量や割材を調節できるのが魅力。一方では製品によって味のアタリハズレが大きく、シェイカーで混ぜないといけない手間もあるので、そこだけは注意しましょう。
以上、大人のやせ習慣で知っておきたい「たんぱく質」のギモンでした。毎食20gを心がけてみてくださいね。
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間隔を6時間以上空けないようにとるといいです!