テレワークが今、最強にはかどるグッズ
急速に広まったテレワーク(リモートワーク)。一方で、テレワークが初めてという人の中には「オンライン会議でのコミュニケーションの難しさ」「家だと集中できない」「なかなか出ないやる気」……など、会社との環境の違いに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで編集部とプロが、仕事が快適にサクサクはかどる最新のテレワークグッズを一挙に集め大検証! 作業環境を快適にして、やる気スイッチをオンにしてくれる超おすすめのアイテム42選を、商品レビューとともにご紹介します。
テレワークおすすめグッズ:電動昇降デスク
数あるテレワークアイテムでイチ推しなのが、人気急上昇中の、天板を上下に動かせるパソコンデスク「電動昇降デスク」です。
同じデスクワークでも座ったままより、立ったり座ったりを繰り返すことで、同じ姿勢が続いて体の一部に負担がかかるのを防げる効果が期待できます。また、立って仕事をすると、大きな足の筋肉が緊張するため脳が活性化し、集中力も増すそうですよ!
IKEA「ベカント コーナーデスク 電動昇降式」
IKEA
ベカント コーナー
デスク 右
電動昇降式
実勢価格:6万9990円
サイズ:W160×D110×H65~125cm
重量:45.35kg(3つの構成パーツの合計)
耐荷重:70kg
IKEA「ベカント コーナーデスク 電動昇降式」は、幅広でコーナーもあるため、立つ・座るの動作だけでなく、横への移動や体をひねる動作も加えることができます。作業スペースが広くて体への負担も少ないという夢のようなデスクです。自宅でのパソコン作業に最適。
高さの調整も迷わずできて超ラクチン
IKEAの電動昇降機能は、いたってシンプル。ボタンを押すだけで手間なくアップダウンできます。ただし、メモリー機能はないので、迷わないで使える半面、目印がないと毎回ピッタリ同じ高さに合わせるのは難しいです。毎回高さを調整するのが面倒な人はメモリ機能付きを選ぶといいでしょう。
テレワークおすすめグッズ:ゲーミングチェア
快適なのはわかるけど、10万円以上もする高級チェアはさすがに買えない……そんな人におすすめしたいのが、安くて超快適なゲーミングチェアです。
Bauhutte「RS-950RR」
Bauhutte
RS-950RR
実勢価格:3万1069円
サイズ:W74×D67×H119~126.5cm
重量:21.1kg
耐荷重:100kg
Bauhutte「RS-950RR」は、腰まわりのフィット感が非常に高く、椅子に詳しくない人が座っても高いサポート力を感じられるほど。しかも価格は3万円台と激安です。
識者に10万円のオフィスチェアと座り比べてもらいましたが「座り心地やサポートのよさはかなり近いレベル。少なくとも価格ほどの違いは感じられない」と、かなりの高評価でした。
腰の収まりが抜群にイイ!
座面は前後で2分割になっていて、腰が乗る部分が低くなっています。そのおかげでしっかり腰が固定されるため、仕事中にどんどん前にズレて何度も座り直す、なんて面倒がありません。座り心地と疲れにくさは満点評価です!
Bauhutte「LOC-950RR」
Bauhutte
LOC-950RR
実勢価格:3万1069円
Bauhutte「LOC-950RR」は、和室で作業をする人や、洋室でもローテーブルで作業をする人におすすめの座椅子バージョンです。整体師の中山さんによると、座面にある程度高さがあるので、足を伸ばさず“あぐら”で座るほうが体への負担を少なくできるとのことでした。
テレワークおすすめグッズ:ヘッドホン&イヤホン
自宅でのオンライン会議を快適にしてくれるのがしっかり聞き取れるヘッドホン&イヤホンです。安心して使えるのはどれか、Zoom上で聞き取りを行い、主に音質、マイク性能を重視して比較。また装着感や遅延などもチェックしました。それぞれイチオシの製品をご覧ください。
Bose「Noise Canselling Headphone 700」
Bose
Noise Cancelling
Headphones 700
実勢価格:4万3297円
重量:250g
連続再生時間:最大20時間
Bluetooth:5.0
コーデック:SBC、AAC
Bose「Noise Canselling Headphone 700」は、音質評価が高いノイキャンヘッドホン5製品中ベストバイに輝きました。Zoom通話で音声をチェックしたところ、音のクリアさとノイズの少なさはピカイチ。背景の生活音もほとんど聞こえなかったので、騒がしい自宅で使用するのに最適です。
生活音がほぼしない!口元の音だけ拾ってくれる
デスクから離れたところでテレビの音声や人の声などの生活音を流し、その環境音を録音してみたところ、ほぼ音を拾いませんでした。Zoomでも相手に生活音が聞こえることはナシ。録音した音の波形は全くブレていません。
また、ノイズキャンセリング機能は50%と100%の異なる強度で騒音を遮ってくれます。強すぎるノイズキャンセリングが苦手な人はうれしい機能です。
Apple「AirPods Pro」
Apple
AirPods Pro
実勢価格:3万580円
重量:5.4g(イヤホンのみ)
連続再生時間:最大4.5時間(NCオン時)
Apple「AirPods Pro」は、マイク性能がどのイヤホンよりも一枚上手で、生活音が最も小さく聞こえました。また、装着感が心地よく、圧迫感もありません。
外部音を取り込みやすい!
外部音取り込みモードへの切り替えはイヤホンをつまむだけ。じわーっと切り替わるので耳にやさしいのが特徴です。
テレワークおすすめグッズ:USBマイク&片耳ヘッドセット
ビデオ通話をしていると頻繁に発生するのが、聞きなおしなどの音問題。そんな音問題を解決してくれるアイテムがマイク&ヘッドセットです。専用のマイクを使用すると驚くほど音がクリアになり、自分の声とは思えないほどイケメンボイスになれちゃいますよ!
Blue Microphones「BM400BK Yeti」
Blue Microphones
BM400BK Yeti
実勢価格:1万7100円
Blue Microphones「BM400BK Yeti」は、最もはっきりくっきり聞こえ、スタジオで録音した音を聞いているかのよう。コンデンサー型で4つの指向性を切り替えられ、ゲイン(入力した音を増幅させる)も微調整できます。ビデオ会議に最適です!
ミュート機能が使いやすい!
正面のボタンはミュートボタン。つまり会話をする際だけ押せば、余計な生活音を聞かせることなく円滑にビデオ会議を進めることができます。
Jabra「Evolve 20 MS Mono」
Jabra
Evolve 20 MS Mono
実勢価格:5028円
重量:142.5g
テレワークが常態化する以前からコールセンターなどで使用されているヘッドセット。Jabra「Evolve 20 MS Mono」は、メーカーとしての歴史も古く、さすがPCメーカーから発売されているヘッドセットとくらべると品質・性能は格段に上。高音質で、長時間使用してもほぼ疲れが出ない本機が間違いなくおすすめです。
会話中のノイズが少ない
マイクが口元に向いているので、生活音などはほとんど拾わないのもポイント。会話の音質は非常に高く、純粋ビデオ通話に集中ができます。
テレワークおすすめグッズ:Webカメラ
仕事がテレワークに移行しWeb会議も当たり前になりましたが、ノートPCなどに搭載されているカメラで十分と考えている人も少なくないのでは? もちろんそれでも問題はありませんが、ノートPCのカメラでは、画質や位置の調整に限界があるのも事実。そこで使いたいのがWebカメラです。
ロジクール「C922n」
ロジクール
C922n
実勢価格:9000円
サイズ:W95×D24×H29mm(本体)
重量:162g(クリップとケーブル込み)
最大解像度:1080p/30fps - 720p/60fps
ロジクール「C922n」は、6製品比較で目立った特徴は少ないものの、色などをそこそこ合わせてくれ、誰でもキレイに映る点が評価されました。
また、画質だけでなく音質や使いやすさの面でも他の製品をリード。すべてが高水準でまとまっており、買えば必ず良さを実感できるはずなので、まだノートPCのカメラを使っている人は、ぜひ一度試してほしいWebカメラです。
スリムで圧迫感がない
自室のワークスペースが広くないと、小さいものでも邪魔に感じてしまいます。でも、写真でもわかるとおり「C922n」は液晶モニターほどの奥行きで設置時の圧迫感が皆無。このサイズなら収納場所も選ばないので、普段は引き出しにしまっておいて、会議のときだけ取り出すなんて使い方もありですね。
ZOOM「Q2n-4K」
ZOOM
Q2n-4K
実勢価格:2万1559円
サイズ:W68.5×D58.7×H83mm
重量:124g
最大解像度:4K/30p
音声フォーマット: WAV 最大96kHz/24-bit
ZOOM「Q2n-4K」は、本来は、ミュージシャンが自らのライブ映像などを録画するための4Kハンディビデオレコーダーです。ですが、USBケーブルでPCに接続すれば、Webカメラとしても利用可能という変わり種。
Webカメラとして使用する場合、映像は4Kではなく720pで映し出されます。ビデオカメラとして使う場合、4KHDRでさらなる画質アップが望めるので、最近はやりのVlogを撮るのに使うのも面白そう。「せっかくお金を出すならいろいろなことに使いたい」という人には、かなりオススメできる1台です。
画角や色を変更可能
素性がビデオカメラなので、ほかのWebカメラにはない機能もてんこ盛り。背面のボタンを操作して、映像の画角を調整したり(FOV)、色味を変えたり(SCENE)することができます。
また、側面のダイヤルを回してマイクのゲインを調整可能な点もポイントとなっています。
テレワークおすすめグッズ:リングライト&便利グッズ
キレイな画質でも被写体にしっかり光が当たっていないと色がくすんで画質も荒れて見えてしまいます。そこで取り入れたいのが顔全体を明るく照らしてくれるリングライトです。その他、もっと手軽に印象アップをしたい! という人にプラスαでそろえたいテレワークグッズをご紹介します。
Peyou「LED リングライト」
Peyou
LED リングライト
10インチ
実勢価格:2099円
サイズ:リング外径255mm・スタンドH140mm
スマホホルダー:56~83mm
Peyou「LED リングライト」は、明るさを3つのモード×10段階に調光できるすぐれモノ。照射範囲も広く陰影もやわらかなので映えること必至です!
リモコンで離れた位置でも光を調節できる
「+」「-」でボタンで10段階の調光が可能で矢印ボタンで光のモードが切り替えることができます。
Kenko Tokina「"bi" レンズ ふんわりキレイ KKL-SOFT」
Kenko Tokina
"bi"レンズ
ふんわりキレイ
KKL-SOFT
実勢価格:2145円
使用フィルター:Cokin社製ソフトフィルター
素材:プラスチック、アルミ、樹脂
Kenko Tokina「"bi" レンズ ふんわりキレイ」は、自分をよく見せたいけど、毎回しっかりメーク&セットしてオンライン会議に挑むのは疲れちゃう……というときにおすすめです。
設置もカンタン!
PCやスマホのレンズ部分にクリップするだけでふんわりきれいなソフト効果をかけられます。
※画像はAmazonより
フィルターをかけて光をにじませることで、ソフト効果をふんわり明るい印象に。コントラストがはっきりして、見せたくないところがある場合にうってつけです。
UTEBIT「撮影 背景布 緑 1.8mx2.8m」
UTEBIT
撮影 背景布
緑 1.8mx2.8m
実勢価格:1598円
UTEBIT「撮影 背景布 緑 1.8mx2.8m」は、雑な切り抜き背景とはサヨナラできる優れものです。なぜ切り抜き用の背景が緑なのかというと、人肌から最も離れた色だからだそう。
カメラに映るところだけ緑になっていればいいので、ポールがなくてもカーテンなどにクリップで止めるだけでOK。設置も簡単です。
Whatever「WFH Jammies」
Whatever
WFH Jammies
実勢価格:9900円
在宅ワークが長くなると部屋着中心のスタイルで仕事をしてしまいがち。ビデオ通話時だけシャツを着て、下半身はスウェットという人も多いのでは?
そこで提案したいのがカメラ映りする部分だけがシャツになっているというアイデア商品のWhatever「WFH Jammies」です。
スウェット部分を映さなければ、相手にはパッと見清潔な白シャツを着ているようにしか見えません。客観的に見ればマヌケですが、しっかりとした縫製で部屋着としても着られます。
テレワークおすすめグッズ:HDMIキャプチャ
ノートPCやWebカメラの画質に満足していないのなら一眼レフやミラーレスをWebカメラ化する方法もアリ。今は引き出しの奥に眠っているHDMI端子のあるデジカメでもHDMIキャプチャさえあれば、アッという間にZoom映えする画像を手に入れることができます。
導入も実に簡単で、カメラをケーブルでキャプチャにつないでPCに挿すだけなんです。
Elgato「Cam Link 4K」
Elgato
Cam Link 4K
実勢価格:1万5000円
Elgato「Cam Link 4K」は、4K対応ということもありますが、5製品比較で2位を突き放して画質がキレイで、黒も締まって見えます。動きのなめらかさも抜群でスムーズにとらえていました。
Zoom会議で差をつけるには間違いなくElgato一択といっていいクオリティです。
カメラに接続したHDMIキャプチャをPCに挿すと、Zoomのカメラ設定に「Cam Link 4K」が表示されるのであとは選ぶだけ。USBに差し込むだけで認識してくれる簡単さも嬉しいポイントです。
色は一見浅く見えるけど、すごくキレイに映ります。
テレワークおすすめグッズ:Chromebookパソコン
グーグルのシステムを搭載した「Chrome OS」を使用しているChromebook。ChromeブラウザのみのPCで、その特徴は動作が軽くファイルの保存場所が主にクラウドという点です。本体に多くの記憶容量を積まないため、低価格に抑えることができます。
見た目はWindowsですが中身が違うChromebookは、Windowsを必要としない場合にはテレワーク向きと言えます。また、気分転換に近所に外出しての「モバイルワーク」にも最適。
HP「Chromebook 14a」
HP
Chromebook 14a
実勢価格:3万4980円
サイズ・重量:W326×D220×H19.5 mm・1.33kg
画面サイズ:14インチ(1920×1080)
内蔵カメラ:約92万画素
メモリ:4GB
ストレージ:64GB
CPU:インテル Pentium Silver N5030 プロセッサー
HP「Chromebook 14a」は、性能こそ平均クラスですが、値段を考えると相当なもの。またMacBookを思わせるキー配列は打ちやすく、その両サイドにはオーディオメーカーのB&Oのスピーカーが備え付けられているのも魅力です。
インターフェースはType-Cが2つにType-Aが1つ、SDカードがあり、容量の不足を補っています。
処理能力は悪くない
PCの処理能力を測定するベンチマークを計測したところ、14818という数値。Win機には劣るが上々の速度です。
キーボードも打ちやすい
MacBookとよく似たキー配列で、打鍵感も快適。またタッチパッドもクリックしやすかったです。
テレワークおすすめグッズ:タブレット
つづいてご紹介するのはこれを仕事に使わないのは、もはや損! ともいえるiPadProです。OSや周辺機器が進化していてノートパソコン風の使い方ができちゃいます。
Apple「iPad Pro」
Apple
iPad Pro
実勢価格:8万4800円(税別)~
サイズ:W178.5×D5.9×H247.6mm(11インチ)
重量:471g(Wi-Fiモデル)
これまでも「ほとんどのノートPCより高性能」とうたっていたApple「iPad Pro」ですが、パソコンと同じような使い方をするにはやはり若干無理がありました。でもiPadOSの登場やMagic Keyboardの発売によって、テキストを打ったりマウスやトラックパッドで画面上のカーソルを動かしたりといった操作が断然しやすくなりました!
クリエイティブな作業をしない人でも便利に使えるようになっているので、サブPC感覚で1台持ってみてはいかがでしょうか? こちらもWindowsを必要としない場合はテレワーク向きといえますよ。
紙のノートがいらなくなる!
手書きの書き心地に定評のあったApple Pencilが、第2世代になってさらにパワーアップしています。より滑らかにペンを走らせられるようになっただけでなく、ダブルタップでペンと消しゴムを切り替える機能も搭載。生産効率を上げてくれますよ。
静かで快適な打ち心地のキーボード
従来の純正キーボードとは異なる「シザー構造」を採用したMagic Keyboardは、タイピング性能が格段に向上。トラックパッドも付いているので、手元から画面を操作できるようになりました。重いのが難点ですが、自宅用と割り切れば問題なしです!
テレワークおすすめグッズ:Wi-Fiルーター
テレワークをするうえで、欠かせないのが通信環境の整備。とくに重要なのが、優秀なルーターの導入です。一軒家でも全部屋で安定してちゃんとつながるストレスフリーな製品はこちらになります。
BUFFALO「WRM-D2133HS/W1S」
BUFFALO
WRM-D2133HS/W1S
実勢価格:2万2173円
最大転送速度:1733Mbps(5GHz)、400Mbps(2.4GHz)
無線LAN規格:11a/b/g/n/ac
ルーターは、自宅の広さによってベストが変わってきます。一軒家などの広い家では、どの部屋でも安定して同じ速度が出せるものだとストレスなく使えます。
その観点で探すと最良の選択は、BUFFALO「WRM-D2133HS/W1S」。2万円台という価格ながら、全46製品でNo.1の実力のメッシュWi-Fiです。
テストでは速度自体は速くないものの、どの部屋でもほぼ同じ速度が出ました。また、同レベルの性能をもつ製品より価格が安いのも大きな魅力です。
専用アプリで設定もカンタン!
ルーターでハードルとなるのが各種設定ではないでしょうか? でもご安心を。BUFFALOのメッシュWi-Fiシリーズには「connectアプリ」という専用アプリがあり、メッシュネットワークの状態や各フロアのWi-Fi範囲等を視覚的に確認可能です。
また、中継機の追加なども簡単にできるようになっています。機械音痴の人でも、これを使えば、設定がわからず途方に暮れる心配は少ないでしょう。
BUFFALO「WXR-5950AX12」
BUFFALO
WXR-5950AX12
実勢価格:3万400円
大転送速度:4803Mbps(5GHz)、1147Mbps(2.4GHz)
無線LAN規格:11a/b/g/n/ac
BUFFALO「WXR-5950AX12」は、IPv6やWi-Fi 6などの高速通信規格に対応しており、2LDKくらいまでの家に住む人や、とにかく最大速度を重視したい! という人におすすめです。
編集部が行ったテストでは、下りで最速約1450Mbpsを叩き出し、2位の1184Mbps(他社製品)を大きく突き放した。多少値は張るが、実は速さを考えればかなり割安といえるでしょう。
外付けアンテナで弱い場所を強化できる
外付けアンテナを搭載し、電波の弱いところを補強しやすいのも強みです。電波はアンテナの向きに対して垂直方向に広がるので、上下への電波が弱い場合は写真のようにねかせるといいですよ。
テレワークおすすめグッズ:キーボード
キーボードを選ぶときに、チェックしたいのがキースイッチの構造。メンブレン式やパンタグラフ式、メカニカル式や静電容量無接点式などがあります。価格の高いメカニカル式や静電容量無接点式は、ヘビーユーザーやプロフェッショナル向けのものが多く、タイピングのしやすさや打鍵の心地よさに定評のあるシリーズも多数出ています。
また会社ほど作業スペースが取りにくい自宅では、テンキーレスがおすすめ。テンキーをなくすだけでマウスを置けるくらいのスペースを生み出すことができますよ。
ダイヤテック「Majestouch Convertible 2 Tenkeyless」
ダイヤテック
Majestouch
Convertible 2
Tenkeyless
実勢価格:1万4687円
サイズ:W359×D137×H38.5mm
重量:980g
キーピッチ・キーストローク:19mm・4±0.5mm
ダイヤテック「Majestouch Convertible 2 Tenkeyless」は、MONOQLOの兄弟誌『家電批評』の1万円以上テンキーレスキーボードランキングでもベストバイに選ばれたキーボードです。
打ち心地のよさもさることながら、接続方式を有線と無線で切り替えられたり、購入時に打鍵感の異なるキースイッチを5種類から選べたりと、使い勝手のよさも見逃せません。
ストローク深めで驚異の打ち心地!
ダイヤテックはメカニカル式なので、ノートPCでよく使われるパンタグラフ式などに比べるとストロークはかなり深めとなっています。メカニカル式らしい、しっかりと反発力のある打鍵感で、カチカチと鳴る独特の音も心地いいです(キースイッチにより異なります)。
キー配列もスタンダードで汎用性が高いので、きっとどんな人でも打ちやすいと感じるはずです。
サンワサプライ「SKB-SL18BKN」
サンワサプライ
SKB-SL18BKN
実勢価格:1840円
サンワサプライ「SKB-SL18BKN」は、どちらかといえば、タイピングの気持ちよさより価格を優先したいという人向けです。
『家電批評』の格安テンキーレスキーボードランキングで1位を獲得した製品です。標準的なキー配列で、誰でも違和感なくタイピングできるほか、小型ながらかなり打ちやすくなっています。
テレワークおすすめグッズ:ウルトラワイドディスプレイ
一般的なPCディスプレイ(PCモニター、液晶モニター)は縦横比率が16:9が大半ですが、21:9と横幅が長い設計になっているのが「ウルトラワイドディスプレイ」です。主にゲームや映画などのエンタメでの使用が多いようですが、ビジネスシーンでの活用でも作業効率が期待できます。
エクセルやワード、ウェブブラウザ、各SNSツールなどを広げっぱなしにしておくことができるので、閉じたり開いたり煩わしい動作を繰り返すことなく仕事に没頭することができますよ。
LGエレクトロニクス「35WN75C-B」
LGエレクトロニクス
35WN75C-B
実勢価格:6万9836円
サイズ:W832×D251×H573mm
重量:8.3kg
画面サイズ:35インチ
HDR方式:HDR10
LGエレクトロニクス「35WN75C-B」は、4製品比較テストで画質・音質ともに他の3製品からは突き抜けた評価で、AVライターの折原氏いわく「明るい部分も暗い部分もしっかり表現されている」と絶賛しました。
使い勝手もスタンドが上下に動かせるだけでなく、中央下部にあるOSDメニューも直感的に操作することができるので、ゲームモードに切り替えたいときなどにも便利です。
目線を動かすだけで別の作業に取り掛かれる!
様々なアプリケーションやブラウザ、メールなども開けっぱなしでOK。ウィンドウが重ならなくていいですね。
色の深み、質感、分離間も出ているのでいい感じ。
LGエレクトロニクス「27UL850-W」
LGエレクトロニクス
27UL850-W
実勢価格:5万9900円
サイズ:W613×D234×H450~560mm
重量:6.1kg
画面サイズ:27インチ
LGエレクトロニクス「27UL850-W」は、画質重視をしたい人向けの4K HDR対応モニターです。
USB-C対応なので、モニター経由でハードディスクやキーボードを作動させることができます。
フィリップス「243B9/11」
フィリップス
243B9/11
実勢価格:2万1780円
サイズ:W541×D216×H522mm
重量:5.19kg
画面サイズ:23.8インチ
フィリップス「243B9/11」は、フルHDモニターですが画質もよく機能充実のモデルです。
スタンドは上下移動と縦画面にもできます!
テレワークおすすめグッズ:スマートスピーカー
スマホやタブレットがあるからスマートスピーカーはいらない、そんなことを考えてはいませんか? 自宅作業でもっと仕事の効率を考えるなら、秘書代わりに使えるスマートスピーカーが超便利なんです。
Lenovo「Googleアシスタント搭載 Lenovo Smart Display M10」
Lenovo
Googleアシスタント搭載
Lenovo Smart
Display M10
実勢価格:2万5080円
サイズ:173.87×311.37mm
画面サイズ(解像度):10.1型(1280×800)
重量:1.2kg
Lenovo「Googleアシスタント搭載 Lenovo Smart Display M10」を使えば、時間になったら勝手に呼びかけてくれる時報設定や30分集中して仕事をしたいときのタイマー予約、明日の天気やスケジュールの読み上げなど、話しかけてくれる方が作業が早いことも。
編集部オススメの「声をかけずに知らせる時報」機能のほかに「時計代わり」「動画鑑賞用」「デジタルフォトフレーム用」などいろいろな用途で使うことができます。
時報と合図を組み合わせた設定が便利
事前に発信してほしい時間帯に決まったセリフを登録しておけば、こちらから話しかける必要なく、時間をお知らせしてくれます。まるで秘書のように使えるのがかなり便利でした。
Amazon「echo show 5」
Amazon
echo show 5
実勢価格:9980円
サイズ:148mmx86mmx73mm
画面サイズ(解像度):5.5型(960x480)
重量:410g
Amazon「echo show 5」は、Amazonでの買い物機能やプライムビデオの再生、Kindleの読み上げなどアレクサだけの利便性を重視したいAmazon派におすすめ。
こちらでももちろん時報機能は使えますが、アレクサは時刻やセリフの画面表示はされず、声だけで教えてくれました。小さくて安さ重視ならアリです。
テレワークおすすめグッズ:ゲーミングマウス
FPS(First-person shooter)などの素早い動きが必要なゲームを長時間プレイし続けるゲーマーたち。彼らが疲れないのは、軽くてフィット感の高いゲーミングマウスを使っているからにほかなりません。今回は5製品を比較してテレワークにもベストな製品ご紹介します。
COOLER MASTER「MM711 Metallic」
COOLER MASTER
MM711 Metallic
Blue Edition
(MM-711-MBOL1)
実勢価格:6347円
サイズ:W62.4×D116.5×H38.3mm
重量:60g以下
DPI:最大1万6000
COOLER MASTER「MM711 Metallic」は、ボディをハニカム形状にして極限まで軽さを追求しているほか、フィット感も良好。ポインターの速さや精度も文句ありません。デザインは派手ですが、自宅用ならありです!
微妙な動きにもしっかり反応!手にフィットして動かしやすい
厳つい外観からは想像しがたいですが、握ったときにスッと手になじむ形状が秀逸。軽さも相まって、手元での動かしやすさもハイレベルでした。
ロジクール G「PRO LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミングマウス」
ロジクール G
PRO LIGHTSPEED
ワイヤレス ゲーミングマウス
実勢価格:1万6800円
ロジクール G「PRO LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミングマウス」は、軽さを最重視したため総合2位となったものの、ワイヤレスタイプでかなり優秀です。
とくに、マウスを自分好みの設定にカスタマイズできる機能ではベストバイを上回り、フィット感のよさも最高。落ち着いたデザインなので、会社でも使いやすそうです。
自分好みの動きに微調整できる!
ゲーミング機器用ソフト「G HUB」を介して、ボタンの割り当てやDPI速度、レポートレートなどを細かく調整できます。
テレワークおすすめグッズ:スキャナ
1台あると何かと便利なドキュメントスキャナ。ただ、自宅の仕事机が小さいと置く場所が……。そんな人にピッタリなのがモバイルスキャナです。
PFU「ScanSnap iX100」
PFU
ScanSnap iX100
(スノーホワイト)
実勢価格:2万円
サイズ:W27.3×D4.75×H3.6cm
重量:400g
光学解像度:600dpi
※Amazonは「ブラック」の購入ページになります。
PFU「ScanSnap iX100」は、A4サイズ対応のシートフィード型モバイルスキャナとしてはトップクラスの小ささ。机の上に置いてあっても邪魔にならないし、Wi-Fi搭載なので、置き場所が机の上に限定されないのも魅力です。
発売からすでに5年以上経過しているモデルですが、レシートや名刺などを一括管理できるほか、内容をもとにファイル名も自動で付けてくれるなど、データ管理のしやすさでは最新のモデルと比較しても圧倒的にラクチン。これまで使ったことがない人は絶対に使ってみてください!
とにかく小さい!
A4サイズがしっかりスキャンできる幅を備えつつ、他社製品よりこれだけ小さいんです。ちょっとしたスペースにもサッと収納できますね。
ブラザー「MDS-940DW」
ブラザー
MDS-940DW
実勢価格:1万9973円
ブラザー「MDS-940DW」は、5.7秒/1枚と少ない枚数を早くスキャンできます。とくに高画質になるほどほかの製品よりも速さが際立ちます。
PFU「ScanSnap iX100」と同様Wi-Fi搭載で、ケーブルレスでもスキャン可能。ソフトの機能はシンプルです。
テレワークおすすめグッズ:パーティション
オンライン会議などの際、背後の生活感を隠し、家族の視線を遮って仕事に集中するために「目隠し」を使いたいという人は多いのではないでしょうか。そんなときはパーテーションが大活躍します。
ぼん家具「パーテーション4連」
ぼん家具
パーテーション4連
実勢価格:8480円
寸法:W180×D2×H174cm
重量:約5kg
素材:紙、スチール
ぼん家具「パーテーション4連」は、素材は紙紐ですが丁寧に編み込まれており、背後の透けはほとんどナシでもっとも高評価でした。カバー力はありながら圧迫感のない絶妙なサイズです。
バスケットボールをぶつけても安定!
バスケットボールをぶつけたところ、少しぐらつきはしましたが倒れず持ち堪えました。
ottostyle.jp「パーテーション4連」
コンポジット
ottostyle.jp
パーテーション4連
実勢価格:8370円
寸法:W202×D5×H200cm
重量:約7kg
素材:ポリエステル、スチール
ottostyle.jp「パーテーション4連」は、布張りタイプの組み立て式。使わないときにはポールを分解して小さくしまえるので、サイズの割に使い勝手がいいです。
ニトリ 「4連スクリーン ティクス(DBR)」
ニトリ(NITORI)
4連スクリーン ティクス(DBR)
実勢価格:4180円
寸法:W160×D2×H150cm
重量:約7kg
素材:PP
ニトリ「4連スクリーン ティクス(DBR)」は、小さめで安定感は一歩劣りますが、圧倒的なコスパのよさと取り回しやすさが光ります。部屋の中に背の高いものが少ないという人や、取り急ぎ視線を遮るものが欲しいという人にはオススメです。
テレワークおすすめグッズ:ポータブルSSD
PC作業中、長いデータ転送時間はイライラのもとです。転送時間を少しでも短くしたいならポータブルSSDがオススメ。SSDの速さは、最低でもHDDの2倍から3倍に達します。いまやデータの持ち歩きはSSDが常識です。
バッファロー「SSD-PHU3-A」
バッファロー
SSD-PHU3-A
実勢価格:1万4440円
NVMe SSD
サイズ・重量:W103×H9.8×D31.5mm・約40g
容量:500GB
インターフェース:USB 3.2(Gen1/Gen2)/3.(Gen1/Gen2)/3.0/2.0
端子:USB Type-C
▼テスト結果
読み込み:1042.36MB/s
書き込み:970.99MB/s
バッファロー「SSD-PHU3-A」は、本機のメーカー公証読み書き速度が1000MB/sとなっていますが、検証ではそれ以上の速度を計測。書き込みも読み込みもNo.1速度の実力を体感できます。動作も安定していました。ただし、パソコン側がUSB3.1 Gen2に対応している必要があります。
衝撃に強い!
金属製のケースは衝撃に強く、さらに放熱性を高めます。長時間使用しても熱暴走で速度が低下する心配がありません。その代わり表面が高温になることがあり、注意書きのシールも貼られています。
サムスン「T5」
サムスン
T5
実勢価格:9800円
サイズ・質量:W49.55×H8.85×D96.2mm・38.9g
容量:500GB
インターフェース:USB 3.2(Gen1/Gen2)/3.1(Gen1/Gen2)/3.0/2.0
端子:USB Type-C
▼テスト結果
読み込み:561.98MB/s
書き込み:528.31MB/s
サムスン「T5」は、転送速度は500MB/s台ですが空の状態とデータを書き込んだ状態との速度差が計測した製品中最小でした。繰り返し使っても、書き込み読み込みの安定性に優れたSSDです。
テレワークおすすめグッズ:外付けHDD
パソコンの空き容量が少ないとき、手軽にストレージ容量を増やせる外付けHDD。最近は大容量化が進んでおり、今では16TBもの製品が選択できます。
とはいえ容量の大きさと容量あたりの単価を考慮すると、中間の6~8TBがコスパに優れています。HDDは、容量単価の安い製品を選びましょう。
シーゲイト「STEB8000301」
シーゲイト
STEB8000301
実勢価格:1万7980円
Amazon.co.jp限定
サイズ・質量:W36.6×H120.6×D176mm・948g
インターフェース:USB3.0(Type-A to MicroB)
容量:8TB
保証期間:3年
家電対応:あり
ソフト:あり
LED:あり
内蔵HDD:ST8000DM004-2CX188
▼テスト結果
読み込み:206.37MB/s
書き込み:197.97MB/s
79点/100点
シーゲイト「STEB8000301」は、総合力でトップのコスパがいい外付けHDD。PCのバックアップなどに最適で、使いやすいソフトも付属します。家電への対応確認は未公開ですが、PCで使う分には全く気になりません。
バッファロー「HD-AD8U3」
バッファロー
HD-AD8U3
実勢価格:1万7980円
▼テスト結果
読み込み:193.36MB/s
書き込み:186.04MB/s
70点/100点
バッファロー「HD-AD8U3」は、動作確認済みの家電機器が多く、価格も安いHDDです。
テレワークおすすめグッズ:外付けBDドライブ
外付けブルーレイドライブは、データの長期保存やブルーレイディスクの再生にあると便利です。非搭載のPCも多いのですが、大容量データの長期保存や動画を高画質のブルーレイに保存したい時に必要になります。
バッファロー「BRUHD-PU3-BK」
バッファロー
BRUHD-PU3-BK
実勢価格:1万3560円
バッファロー「BRUHD-PU3-BK」は、上位モデルでUHD BD(Ultra HD Blu-ray)に対応しており、性能と使いやすさを両立しています。ケーブルは収納式ですが、短すぎるなら長いケーブルに交換できるなど使い勝手が抜群です。
テレワークおすすめグッズ:スッキリ配線アイテム
USBドック、USBハブ、3P対応タップ、充電スタンドなどの有線接続の問題には、スッキリ配線アイテムがおすすめです。
Cable Matters「USB C ドッキングステーション」
Cable Matters
USB C ドッキング
ステーション
実勢価格:1万8999円(Windows用)
サイズ・重量:非公表
対応PC:映像・充電可能なUSB-C対応のWindows PC
USB3.1 Gen2対応を推奨
Cable Matters「USB C ドッキングステーション」は豊富な端子をもつUSBドック。パソコン→ドック→モニター・周辺機器という配線になるので、パソコン周りのケーブルは1本で済みます。電源をACからとるので電流不足にもなりません。
ポイントは「4Kモニター2台をつなぐ代わりにUSBの速度を低速の2.0相当に制限する」モードと「USBの速度を優先してモニター接続をフルHD2台または4K1台に制限する」モードを選べる点。使う環境に合わせてUSBーC規格をフル活用できます。
縦置きで置けて省スペース
このように縦置きできるので省スペースです。PCのUSB-Cポートに本製品のケーブルを差すだけでモニター、有線LAN、6つのUSBポート、オーディオ、カードリーダーを利用できるようになります。
テレワークおすすめグッズ:仕事道具ボックス
テレワークといっても、ダイニングで仕事をするしかない場合は、食事のたびに、資料などの仕事道具をいちいち片づけなければなりませんよね。こんなとき仕事道具ボックスがあると便利です。
仕事道具ボックスは、在宅ワークの片付けストレスが解消できること請け合いのファイルボックス。出し入れしやすく、持ち運びやすいものを選べば、価格以上の満足感が得られますよ。
ライオン事務器「オフィス キャリングバッグ」
ライオン事務器
オフィス キャリングバッグ
〈BiZiCAL(ビジカル)〉
実勢価格:1100円
サイズ:約D11.0×W36.5×H33.0cm
ライオン事務器「オフィス キャリングバッグ」は、広い開口部とサイドポケットがあって出し入れがしやすいです。ソフトケースなので見た目以上に収納力があります。
開口部がガバッと開くので出し入れがスムーズにできます。
サクラクレパス「ノータム・オフィス・トートバッグJ」
サクラクレパス
ノータム・オフィス・トートバッグJ
(ターコイズブルー)
実勢価格:1320円
サイズ:約D11.0×W36.0×H27.5cm
サクラクレパス「ノータム・オフィス・トートバッグJ」は持ち手に余裕があり、ファイルの縦入れもできます。
持ち運びやすさはベストです。
ナカバヤシ「ミーティングバッグ〈myfocus〉」
ナカバヤシ
ミーティングバッグ
〈myfocus〉(ベージュ)
実勢価格:1670円
サイズ:約D10.0×W26.0×H32.0cm
ナカバヤシ「ミーティングバッグ〈myfocus〉」は、背表紙が見える切り込みが使いやすさの秘密。使い勝手は縦型と同じです。
背表紙が見えるようになっています。
おわりに
PC周辺機器からデスク周り、その他仕事グッズなど、超はかどるおすすめテレワークアイテム全42選を一挙にご紹介しました。
なかなかテレワークに慣れない、不便さを感じるという方はぜひこれらのグッズを取り入れて、自宅のテレワーク環境を整えてみてはいかがでしょうか? どれも快適になるものばかりですので、気になるモノがあったらぜひお試しくださいね!
どんな人がどんな撮り方をしてもキレイに映る、マルチなWebカメラです。