便利系ゴミ箱のちょい足しで 家事がもっとラクになる!
ゴミ捨てで一番大変なのはキッチン周りではないでしょうか。料理中に出る生ゴミはニオイや汚れが気になるし、ペットボトルやプラスチックの資源ゴミはかさばって邪魔になったり。この小さなストレス、実はゴミ箱のチョイスで解消できるんです。
そこで、ゴミ出しの悩みが特に多いキッチン周りで役立つ“便利系ゴミ箱”をピックアップ。タイプ別で使いやすさを比較しました。今回は、手をかざすだけでフタが開いて衛生的な、“センサータイプ”ゴミ箱です。
ノンタッチでゴミ捨て! 便利で衛生的なセンサータイプ
ゴミ箱に手をかざすとフタが開くセンサータイプは、手でフタを汚さないのがメリット。ウイルスや雑菌が気になる昨今、ノンタッチでゴミを捨てられる優れものとして気になっている人も多いのではないでしょうか。
ほとんどの製品が5秒くらいで自動的に閉じ、前方のスイッチでも開閉ができます。ただし、上手に使いこなすには慣れが必要です。
今回チェックしたポイントは以下の3点です。
・センサーの反応
・お手入れのしやすさ
・ニオイ
センサーの感度はもちろん、センサーの感知範囲についてもプロがチェックしました。それではおすすめ順に見ていきましょう。
横開きのフタに感激! センサー反応もいいZitA
ZitA
センサー式ゴミ箱
ジータ mini
実勢価格:1万3530円
サイズ:Φ33.5×H46.2cm 容量:30L
▼検証結果
- センサーの反応 : ◎+
- ニオイもれ : ×
- お手入れのしやすさ: △
- ニオイの付着 : ◎+
ZitA「センサー式ゴミ箱ジータ mini」はフタが横に開くゴミ箱です。そのため上に開くゴミ箱と比べて手が当たらないので衛生的でノンストレス。また、センサーの感知範囲まで調節できるすご技の持ち主でした。ニオイが付着しないのも優秀です!
フタがスッと横に開くため、手にぶつかりません。センサーが無駄に反応しないように調節できるため、人がよく通るキッチンでも使い勝手が良さそうです。ただ、横に開く分幅はとります。
スタイリッシュで丈夫な作りなので、長く愛用できるゴミ箱です。
フタが手に当たりにくい! 感知範囲広めのアイリスプラザ
アイリスプラザ
センサー付
全自動ペール
実勢価格:4780円
サイズ:W38×h57×D33.5cm 容量:48L
▼検証結果
- センサーの反応 : ◎
- ニオイもれ : ×
- お手入れのしやすさ: ◎+
- ニオイの付着 : ○
アイリスプラザ「センサー付全自動ペール」は口が広くゴミが捨てやすいです。センサーの感知範囲が広めで、手にフタが当たらないようにセンサー部分だけに手をかざすことができます。
センサー部分が少し上にカーブしている分、感知範囲が広く、フタが開く時に手に当たりにくいです。コチラは5000円以下というコスパの良さもあってA+評価になりました。
キッチンの隙間に最適! スリムなオリエンタル
オリエンタル・スタンダード・ジャパン
センサー自動
開閉式ごみ箱
実勢価格:5280円
サイズ:W約25×H約69×D約32cm 容量:45L
▼検証結果
- センサーの反応 : ○
- ニオイもれ : ×
- お手入れのしやすさ: ◎+
- ニオイの付着 : ○
オリエンタル・スタンダード・ジャパン「センサー自動開閉式ごみ箱」は、家具などの隣に沿わせやすい直方体で、センサーの反応も良好。高さがあるため、腰をかがめることなくラクにゴミが捨てられます。
スリムな直方体なため、ムダなスペースができず、家具や家電の隣にフィットしやすいです。
【まとめ】センサー反応が ストレスにならないものを選ぶべし
センサー式の3製品を検証してわかった注意点はまず、フタが上に開く製品は手に当たりやすいこと。次に、そばを通っただけでセンサーが反応するため、キッチンのような狭い場所ではムダにフタが開くことです。
その点、アイリス製はフタが手に当たりにくく、ZitA製はフタが横開きで手に当たらないことに加え、センサーの感知範囲の調節までできるためストレスは少ないでしょう。また、3製品共にフタの密閉性が低いため、ニオイもれを防げないことがわかりました。生ゴミよりも紙類やプラゴミをメーンとしたゴミ箱として使いやすそうです。
以上、手をかざすだけでフタが開く「センサータイプ」のゴミ箱の検証でした。自動で開くセンサータイプゴミ箱は、フタ付きで清潔感があり、見た目もスッキリ! キッチン・リビング共通の家族が一番よく使うゴミ箱の候補として検討してみてくださいね。