ワイヤレスホンのある暮らしで 毎日をもっと楽しくしませんか?
掃除や洗濯、洗い物など、毎日やらなきゃならない家事。ときにはめんどくさいと感じることもありますよね。今回はそんな毎日にちょっと彩りを添える「ワイヤレスホン」をご提案! といっても「ワイヤレスホン? 使い方が分からない」「普通のイヤホンと何が違うの」という方も多いかもしれません。
実際に編集部が行ったアンケートによると、約7割の読者がワイヤレスホンを使っていないという回答が……。
通勤時や家事の合間に使用しているという3割の意見に対し、使用していない7割の人は「使い方がよくわからない」「コード付きのイヤホンで十分」「そもそも音楽を聴かない」など、興味のなさがハッキリと出る結果が出ました。
そこで、そもそもワイヤレスホンはどう便利なのか? どう選んだらいいのか? を人気の全10製品を比較しながらご紹介! 女性ならではの使用シーンを想定し検証したおすすめランキングもあわせてご覧くださいね。
全テストでトップクラス! ベストは格安の「TaoTronics」
今回はAmazonや楽天で購入できる人気の10製品を「音質」「使いやすさ」「充電・稼働時間」の3つのテストで徹底比較しました。
結果、すべてのテストにおいてトップクラスの成績の唯一の製品を発見! 気になるこちらの製品、最初にお見せしちゃいましょう。
こちらです!
TaoTronics
TT-BH026
購入価格:3480円
(ワイヤレス)
「TaoTronics」は、「感動の高音質」「耳にフィット」「充電時間が少ない」と、3拍子揃ったワイヤレスホン。プロも認めたクオリティでありながら価格は3000円台というのも魅力的です。のちほどテスト結果とあわせてじっくりご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください!
つづいては、ワイヤレスホンの基本やオススメポイントをご紹介します。
メンドウな家事も時間がかかる 電話も“ながら”でできます!
そもそもワイヤレスホンの使い方が分からない、コード付きとどう違うの? という方のためにおすすめポイントをご紹介したいと思います。
おすすめポイント1:コードがないから音楽を聴きながら家事ができます!
最大のメリットは「コードがない」こと。コードが顔の前に垂れて作業のジャマをしたり、動いた拍子にコードが抜けたりといったストレスなく、音楽やラジオを楽しめます。
今までのコード付きイヤホンだと……。
スマホやパソコンとつなげる必要があるうえ、コードが垂れるから、動きにくくてイライラしちゃいます。
一方のワイヤレスホンなら……。
両手が空いて作業がラクになります!
おすすめポイント2:スマホを触らずにイヤホンひとつで通話ができる!!
突然の電話もワイヤレスイヤホンなら焦る心配なし。ボタンひとつで通話に切り替えられます。わざわざ静かな場所に移動したり、電話をする時間をつくる必要がないんです! 買い物袋を抱えたままでも電話できますよ。
今までのコード付きイヤホンだと……。
通話機能のないものが多くて、いちいち電話を取る必要があります。
一方のワイヤレスホンなら……。
スマホいらずで通話ができちゃいます!
なぜ、こんなことができるのかというと、ワイヤレスイヤホンは“Bluetooth”という無線でスマホとイヤホンをつなげているからです。
BluetoothはWi-fiと同じ見えない線のこと。スマホやパソコンなどと接続すれば、コードがなくても聴くことができます。つまり、見えない線でつながっている! ってことですね。
接続方法は2ステップととってもカンタンにできます。
[ステップ1]
イヤホンの電源をオンして起動させます。
[ステップ2]
スマホのBluetoothをオンにします。あとは自動接続されるのを待つだけです!
ワイヤレスホンの基本的なポイントを理解したところで、選び方とテスト方法をご覧ください。
[選び方のポイント]家事を 使うことを想定してチェック!
ワイヤレスホンを選ぶ際に必ずチェックしたいポイントは大きく分けて「音質」「使い心地」「充電・稼働時間」の3つ。今回のテストでは家事をしながら使うことを想定し、とことん女性目線でチェックしました。
選び方1「音質」:家事をしながらでもキレイな音で聴くことができるか?
ワイヤレスホンを選ぶ際に一番気になるのは音質などの製品そのものの性能です。チェックのポイントはこちらになります。
音楽編:感動できる音質でありながら周りの声もちゃんと聞こえるか?
素人でもわかるレベルで感動できる音質か、キッチンで洗い物をしていても水音にかき消されないか、呼びかけが聞こえるかを、皿洗いをしながら検証しました。音質についてはプロとモニター両方に聞き比べてもらいました。
動画編:静かな場所で聴いても音漏れはしないか?
移動中の電車内や隣で家族が寝ている横で、動画や映画を見るのが日々の癒しになっている人も多いはず。そんなときに気になるのが音漏れですよね。
そこでテストでは静かな場所で動画を視聴しても音が漏れないかを、防音室でチェックし騒音計を使用しデシベル数(dBA)を測りました。
電話編:スマホから離れても途切れないか?
イヤホンで通話したままスマホをリビングに置き、家中を歩き回って、音が切れたり遅れたりしないかをテストしました。今回は2階建ての一軒家を使ました。
選び方2「使い心地」:接続や操作、フィット感はいいか?
家事をしながら使うことを想定すると、カンタンに操作できることや付けていて違和感のないものを選びたいものです。
テストでは、接続や操作、つけ心地までモニターに採点してもらい、さらにラボではイヤホンを付けたマネキンに振動を与えて外れにくさをジャッジしました。
選び方3「充電・稼働時間」:短時間で充電でき長時間使用できるか?
せっかく選ぶなら、ちょっとの充電で長く使えるものの方が便利ですよね。
今回は、短時間で充電でき長時間使えるイヤホンはどれかを探すため、一日中iPhoneで曲を再生し、連続で使用できる時間を測定しました。また、フル充電までの速さもテストしました。ちなみに検証時間はのべ80時間超えとなりました!
それではさっそく各テストの詳細と結果をご覧ください。
[テスト1「音質」:音楽編]臨場感が あるのに呼びかけも聞こえる!
「感動できる音質でありながら周りの声もちゃんと聞こえるか?」をチェックするため、皿洗いをするシーンを想定して検証を実施しました。素人でも感動できる音質の良さに加え、曲を聴きながら家事をする“ながら聴き”ができるものを上位としました。
評価はこちらの3点をチェックしています。
(1)「感動」できる音質か?
音質の良さを「感動」とし、プロとモニター両方に聴き比べてもらいS・A・B・C・Dで評価してもらいました。
(2)雑音など「ノイズカット」できるか?
水音にかき消されることなく、音楽がハッキリ聴こえるかをS・A・B・C・Dで評価しました。
(3)「呼びかけ」が聞こえるか?
イヤホンで音楽を聴きながら洗い物をするモニターの背後から、スピーカーで時報を流し、徐々に接近。気づいた距離を計測し、評価をしました。
~4.5m:S評価
~3.5m:A評価
~2.5m:B評価
~1.5m:C評価
~0m :D評価
上記3つの評価を総合し、もっとも評価が高かったものからご紹介します!
S評価:素人でもわかる高音質かつ“ながら聴き”も叶えてくれるイヤホンです
S評価となったのはこちらの製品です。
GLIDiC「Sound Air TW-5000」
もっとも評価が高かったのは、GLIDiC「Sound Air TW-5000」。どんな曲でも気持ち良く響くのに、まわりの音はちゃんと聞こえるバランスの良さが魅力で高評価となりました。聴く人のテンションをアゲてくれる音質です!
GLIDiC
Sound Air TW-5000
購入価格:7500円
完全ワイヤレス
感動 :S評価
ノイズカット:C評価
呼びかけ :S評価
耳に装着するとほどよい隙間ができるため周りの音がちゃんと拾えます。モニターからは「付けていて密閉感がないから、意識の向け方次第で音楽と周囲の音を聞き分けられました」「水音が曲の邪魔をしないからノリノリでお皿洗いできた!」という意見があがりました。
A評価:音質の良さが高評価のポイントになりました!
A評価となったのはこちらの6製品です。
(1)TaoTronics「TT-BH026」
360度スピーカーに囲まれているような臨場感で高評価になりました! モニターからは「ずっと聴いていたくなるようなクリアな音質」という声がありました。
評価はこちらです。
感動 :S評価
ノイズカット:A評価
呼びかけ :D評価
(2)JVC「HA-FX57BT」
作業中に音楽を聴きながら、家族の呼びかけも逃さない万能イヤホン。3つのテストのバランスが良く、A評価になりました。
評価はこちらです。
感動 :B評価
ノイズカット:A評価
呼びかけ :S評価
(3)TAROME「X4T」
耳を完全にふさがない大きめサイズで、4m先で時報の音に気がつくことができました。さらに歌声や音楽が聴き分けられるほど高音質だったのも評価のポイントです。
評価はこちらです。
感動 :B評価
ノイズカット:B評価
呼びかけ :S評価
(4)JBL「T110BT」
生のバンド演奏のような迫力ある感動レベルの音質でA評価に! 水音をしっかりカットしてくれるので、曲をはっきり聴き取れます。
評価はこちらです。
感動 :A評価
ノイズカット:S評価
呼びかけ :C評価
(5)SONY「Wl-C300」
生活音と音楽のどちらも聴こえる他製品にはあまりないバランスの良さのソニー。音が心地よく響き、リラックスして聴くことができますよ。
評価はこちらです。
感動 :A評価
ノイズカット:B評価
呼びかけ :B評価
(6)Cshidworld「G11」
唯一シリコンがついていない形で、周りの音が聞きとりやすいため、作業がしやすいです。耳をふさがないので、一瞬で時報の音に気がつきました。
評価はこちらです。
感動 :B評価
ノイズカット:B評価
呼びかけ :S評価
B評価:音質は良いのにほかが惜しかったです!
B評価となったのはこちらの製品です。
AVIOT「TE-D01c」
繊細な音まで聴こえるキレイな音質が魅力で、静かな部屋でじっくりと聴くのにオススメです。ただ、家事をしながらの使用には不向きで評価を下げました。
評価はこちらです。
感動 :A評価
ノイズカット:C評価
呼びかけ :C評価
C評価:3テストとも振るわない結果に……
C評価となったのはこちらの製品です。
Estavel「HT-BT01A」
爆音好きにはいいものの、長時間聴くと、圧が強くてうるさく感じてしまいす。頭にガンガン響いて
聴いているうちに疲れてしまうかもしれません。
評価はこちらです。
感動 :B評価
ノイズカット:C評価
呼びかけ :C評価
D評価:素人でもわかる音質の粗さにガッカリでした
D評価となったのはこちらの製品です。
Pasonomi「TWS-X9」
盛り上がりに欠け、ライブ会場の端っこで聞いているような音の遠さを感じて残念だったのはPasonomi「TWS-X9」です。
ひょうたんのような耳をふさぐ大きなボディで奥までグッと入り込むのに、水音がうるさく音楽がかき消されてしまいます。呼び声にも1m近くまで気づけずガッカリ。“ながら聴き”どころではありません。
評価はこちらです。
感動 :A評価
ノイズカット:C評価
呼びかけ :C評価
参考までに:イヤーピースは耳に合わせて付け替えるだけで性能がアップします!
イヤホンを購入すると付属されてくるイヤーピース。コレ「なくしたとき用」ではないんです。収まりが良く、浮かないイヤーピースにすれば、イヤホンの性能を最大限引き出すことができます!
左からL・M・Sサイズ。プロによれば、耳の形は人それぞれですが、女性はSかMサイズが多いですとのことですよ。
[テスト1「音質」:動画編]大音量も 音漏れゼロで遠慮なく聴けます!
周りに気を使い、動画に集中できないなんてもったいないですよね。そこで行った「静かな場所で聴いても音漏れはしないか?」のテストでは、音の大きさ(dBA)を計測する騒音計を使い、イヤホンからどの程度漏れるかを防音室で調査しました。
防音室内は約40dBAで、イヤホンのボリュームは9に統一しています。ちなみに40dBAは、図書館内、50dBAはエアコンの風程度の音になります。
では、評価が高かったものからご覧ください!
S評価/46dBA以下:動画視聴中突然音が大きくなっても周りにほぼ漏れません!
S評価となったのはこちらの3製品です。
(1)TaoTronics「TT-BH026」
ベストとなったTaoTronicsはシリコンがフィットするカナル型。44.3dBAと防音室と変わらない音量で、全く音漏れせず、思わずボリュームを確認したほどの静かさでした。しかも音量を1つ上げても45.8dBAとS評価のまま! 迫力満点なサウンドに没頭できますよ。
TaoTronics
TT-BH026
購入価格:3480円
(ワイヤレス)
騒音数:44.3dBA
(2)AVIOT「TE-D01c」
繊細な音まで聴こえるAVIOT「TE-D01c」ですが、こちらも音を外に漏らしません。
AVIOT
TE-D01c
購入価格:4980円
完全ワイヤレス
騒音数:44.6dBA
(3)Pasonomi「TWS-X9」
「音楽編」のテストでは評価を下げてしまった、耳をふさぐひょうたんのようなボディですが、音漏れという点では耳栓のように蓋をしてガードしてくれる役割を果たし、高評価になりました。
Pasonomi
TWS-X9
購入価格:6080円
完全ワイヤレス
騒音数:45.1dBA
A評価/49dBA以下:遠くで物音がしたくらいの音漏れで心配いらない程度です!
A評価となった製品は、平均しても47.4dBAとエアコンの風音以下。音がした気がするけど、どこから発せられたのか特定できないレベルでした。
A評価となったのはこちらの3製品です。
(1)TAROME「X4T」
電車内でも隣の人に聞こえません!
騒音数:46.2
(2)GLIDiC「Sound Air TW-5000」
音楽編に続き高評価です!
騒音数:47.5
(3)JVC「HA-FX57BT」
エアコンよりはうるさくありませんでした!
騒音数:47.5
B評価/52dBA以下:図書館など静かな場所だと聞こえてしまいます
B評価となったのはこちらの製品です。
Estavel「HT-BT01A」
授業中のひそひそ声が聞こえる程度で、話している人は特定できますが、内容までは聞き取れない程度の音漏れ。エレベーターなど、狭い密室は要注意です!
騒音数:49.5
音漏れテストの合格ラインはここまでです! 以下C~D評価は音漏れに注意してください。
C評価/55dBA以下:エアコンの風音以上の音漏れです
耳の奥まで入り、音漏れしにくいと思われがちな小ぶりサイズのワイヤレスイヤホンが、まさかのC評価に。プロからは「イヤホンの音が広がりやすいために、外に漏れてしまったのかもしれません」とのことでした。
B評価となったのはこちらの2製品です。
(1)SONY「Wl-C300」
知らず知らずのうちに、シャカシャカ音が出ちゃってるかも……。
騒音数:53.7
(2)JBL「T110BT」
言葉として認識できないものの音が聞こえるレベルです。
騒音数:54.7
D評価/56dBA以下:周りに迷惑をかけているかも?? というレベルです
D評価となったのはこちらの製品です。
Cshidworld「G11」
こちらは58.7dBAと手に持った時点で音がダダ漏れ……。耳に浅く引っ掛ける「インナーイヤー型」のため、スキマができ音が漏れてしまうのが原因と考えられます。
騒音数:58.7
[テスト「音質」:電話編]カギは Bluetoothのバージョンです!
家事をしている最中に電話がかかってくると、作業の手を中断しスマホを耳に当てないとならないですよね。でもワイヤレスホンを使えば、家事をしながらラクラク通話ができちゃうんです。
このテストではイヤホンで通話しながら、スマホをリビングに置き、2階建ての一軒家をウロウロ。途中で音切れしたり、聞き取りづらくないかをチェックしました。
検証してみて分かったのは、接続が切れない理由はBluetoorhのバージョンにカギがあることが判明! 数値が大きいほど接続が強く、音の遅れも起きません。スマホを置きっぱでも、家中歩き回れるボーダーは4.0でした!
それを踏まえて、ベストだった製品をご紹介します。
S評価:まったく途切れず快適に通話ができます!
S評価となったのはこちらの製品です。
TaoTronics「TT-BH026」
「TaoTronics」は4.1ながら相手の声がクリアに聞こえ、高評価に! 掃除機の音に負けずに話せたのも素晴らしいかったです。
TaoTronics
TT-BH026
購入価格:3480円
(ワイヤレス)
Bluetooth:4.1
一方、ブツブツ途切れて話しにくくD評価となったのは、こちらでした。
D評価:2階のベランダに出たら途切れてしまった……!
D評価となったのはこちらの製品です。
JVC「HA-FX57BT」
JVCはBluetooth3.0。1階は問題なかったものの、2階のベランダで接続が切れてしまいました。
Bluetooth:3.0
これ以外の8製品は、Bluetooth4.0以上で「TaoTronics」同様S評価でした!
S評価:家中どこにいいってもとぎれません!
S評価となったのはこちらの8製品です。
AVIOT「TE-D01c」
Bluetooth:5.0
Pasonomi「TWS-X9」
Bluetooth:5.0
SONY「Wl-C300」
Bluetooth:4.2
GLIDiC「Sound Air TW-5000」
Bluetooth:4.2
Cshidworld「G11」
Bluetooth:4.2
TAROME「X4T」
Bluetooth:4.2
Estavel「HT-BT01A」
Bluetooth:4.1
JBL「T110BT」
Bluetooth:4.0
途切れずおしゃべりし続けられるのは、Bluetooth4.0とうのを覚えておくといいいですね!
次は「使い心地」のテスト結果になります。
[テスト2「使い心地」]小ぶりで 操作しやすいボタンが高評価に!
使い心地のテストでは接続や操作、フィット感のよさを比較するため、以下の6項目をS・A・B・C・Dで評価し、総合的にランキング化しました。
その1:外れにくさ
動きに強く外れにくいかを調べるため、マッサージマシンで30秒揺らし、イヤホンが取れないかラボで実験しました。
その2:フィット感
大きさや形を選ばず誰の耳でもフィットするか、形やつけ心地をチェックしました!
その3:装着のしやすさ
装着しやすいものほど高評価! 完全ワイヤレスが有利なのかも注目しました。
その4:ボタンの位置
ボタンは使いやすい位置にあるか? コードが長すぎて顔に当たったり、短すぎてボタンが押しづらくないかを評価しました。
その5:操作のしやすさ
オン・オフや音量、通話の切り替えがスムーズに行えるかを比較しました。
その6:見ため
形や色、大きさなど、日常使いしやすいデザインか、女性向きのデザインかを採点しました。
それでは総合的にS評価となった製品からご紹介して参ります!
[S評価]小ぶりなシリコンとちょうどいいボタンの位置で女性向き!
S評価となった製品はこちらです。
Estavel「HT-BT01A」
普段ワイヤレスイヤホンを使用していないというモニターに評価してもらったところ、「思ったより簡単」「動きやすい」という感動の声が! なかでも「Estavel」は小ぶりなイヤーピースで女性の耳に合いやすいことや、操作が単純なこと、フック付きで外れにくいことなどが魅力です。
初めはイヤーフックに戸惑っていたモニターも、一度つけるとフィット感の良さに大感動! 初心者でもすぐに使いこなせる簡単操作で、「買いたい!」の声続出! 満場一致のS評価となりました。
しかも防水なので、水仕事中も安心して使えるのも嬉しいポイントです。
Estavel
HT-BT01A
購入価格:1999円
ワイヤレス
外れにくさ :S評価
フィット感 :S評価
装着のしやすさ:S評価
ボタンの位置 :A評価
操作のしやすさ:A評価
見ため :A評価
ポイントは他の製品と比べると一目瞭然です!
[ボタンの位置:操作方法が感覚的にわかる]
「GLIDiC」をはじめとする完全ワイヤレスはボタンとイヤホンが一体になっていて、ボタンの位置がわかりにくいのですが、「Estavel」なら触るだけですぐに操作が可能です。
買い物中に電話がかかってきても、ワンタッチで通話に切り替えられるので、荷物がいっぱいでもラクラク通話ができちゃいますよ!
[装着のしやすさ:“ながら”でも一瞬でつけられる]
「Estavel」は装着してすぐ音楽が聞けますが、「TAROME」は両手がふさがり、起動も長押しが必要でした。
フィット感もよく、誰の耳でも付けやすいのが魅力です。片手間でササッとつけてもしっかりおさまります。
[見ため:シンプルでどんな服にも合わせやすい!]
太いコードが聴診器のように見えてしまう「JVC」より、細みで黒色の「Estavel」の方がスタイリッシュですね!
[外れにくさ:激しく動いても落ちない]
しっかりと耳におさまる「Estavel」に対し、「GLIDiC」は外れやすく、落としたり失くしてしまいそうで不安です。「Estavel」はフックも付いているから、たくさん動いても取れる心配もありません!
[A評価]小ぶりなサイズが高評価となりました!
A評価となった製品はこちらの4製品です。
(1)SONY「Wl-C300」
イヤーピースが小さく女性向きです。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :S評価
フィット感 :S評価
装着のしやすさ:S評価
ボタンの位置 :B評価
操作のしやすさ:B評価
見ため :B評価
(2)JBL「T110BT」
マグネット付きで落とさないのは魅力です。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :B評価
フィット感 :S評価
装着のしやすさ:S評価
ボタンの位置 :A評価
操作のしやすさ:A評価
見ため :B評価
(3)TaoTronics「TT-BH026」
イヤーフックでしっかりおさまるため、安定感があります。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :B評価
フィット感 :S評価
装着のしやすさ:A評価
ボタンの位置 :A評価
操作のしやすさ:A評価
見ため :B評価
(4)Cshidworld「G11」
耳にかけるだけなのに落ちないのが嬉しいポイントです!
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :S評価
フィット感 :B評価
装着のしやすさ:A評価
ボタンの位置 :A評価
操作のしやすさ:A評価
見ため :B評価
[B評価]持ち運びのしやすさは高評価でした!
B評価となったのはこちらの2製品です。
(1)AVIOT「TE-D01c」
取り出すだけで電源がつきます!
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :S評価
フィット感 :B評価
装着のしやすさ:B評価
ボタンの位置 :A評価
操作のしやすさ:B評価
見ため :A評価
(2)Pasonomi「TWS-X9」
特徴的なひょうたん型は持ちやすいです。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :B評価
フィット感 :A評価
装着のしやすさ:A評価
ボタンの位置 :B評価
操作のしやすさ:B評価
見ため :A評価
[C評価]コードが太くズレやすいうえ、見ためが不評でした……。
コードが太くてちょっと動くとズレやすく、何より聴診器のような見ためが評価を下げました。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :S評価
フィット感 :B評価
装着のしやすさ:B評価
ボタンの位置 :B評価
操作のしやすさ:B評価
見ため :C評価
[D評価]動くと外れそうになるので注意です!
D評価となったのはこちらの2製品です。
(1)GLIDiC「Sound Air TW-5000」
ケースから取り出しにくいつくりになっており、うっかり転がって落としてしまいそうです。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :D評価
フィット感 :B評価
装着のしやすさ:B評価
ボタンの位置 :B評価
操作のしやすさ:B評価
見ため :B評価
(2)TAROME「X4T」
イヤホン自体が大きく、耳から飛び出て不恰好に。また、ボタンが押せているかわからない、充電器が重たいなど、初心者が使うにはマイナスな面が浮き彫りになりました。
各項目の評価はこちらです。
外れにくさ :B評価
フィット感 :C評価
装着のしやすさ:C評価
ボタンの位置 :B評価
操作のしやすさ:C評価
見ため :B評価
以上が使い心地の結果でした。上位のものには、「イヤーピースにマグネットとフックが付いている」という共通点があります。ネックレスのようにかけられたり、ズレにくかったりといった+αの工夫に票が集まりました!
[テスト3「充電・稼働時間」] 半日ぶっ通しで使えるのはごくわずか!
最後のテストでは短い充電で、長時間使用できるイヤホンを見つけるべく、ひたすら音楽を再生しましました。
[稼働時間]
スマホで音楽を連続再生して、充電が切れるまでの時間を記録しました。接続時間を充電時間で割って、最も燃費のいいイヤホンを算出しました。長いほど優秀になります。
[充電時間]
バッテリーを空っぽにしたイヤホンを、パソコンで充電します。充電中を示すランプが消え、フル充電されるまでにかかった時間を計測しました。こちらは短いほど優秀となります。
結果を見ると、ワイヤレスの多くが7時間以上使用できたのに対し、完全ワイヤレスの方は、一番長くて約4時間と惨敗……。ケースに戻せば、こまめに充電できるのですが、ケース自体も充電しなければならず手間。燃費の良さはワイヤレスの勝ちです!
詳しくみてみましょう。
[A評価]稼働時間が長いものは、いずれもワイヤレスでした!
A評価となったのはこちらの3製品です。
(1)JVC「HA-FX57BT」
「JVC」は、2時間半で14時間以上稼働可能で、1日お出かけするときも電池切れの心配なし! こまめに充電する必要なし!です。一見充電時間が長いように思われますが、14時間の稼働時間は、D評価の約5倍使える超長持ちイヤホンです!?
JVC
HA-FX57BT
購入価格:2730円
ワイヤレス
稼働時間:14時間6分
充電時間:2時間31分
(2)TaoTronics「TT-BH026」
短時間充電でOKです!
TaoTronics
TT-BH026
購入価格:3480円
(ワイヤレス)
稼働時間:7時間38分
充電時間:1時間30分
(3)Estavel「HT-BT01A」
稼働時間は「JVC」に次ぐ2位でした!
Estavel
HT-BT01A
購入価格:1999円
ワイヤレス
稼働時間:10時間30分
充電時間:2時間6分
A評価以下の結果はこちらです。
[A評価:SONY「WIC-300」]
稼働時間は10時間は越えなかったですが、8時間超えと優秀でした。
稼働時間:8時間18分
充電時間:2時間2分
[B評価:JBL「T110BT」]
充電のコードがオレンジ色で珍しいです。
稼働時間:5時間54分
充電時間:1時間44分
C評価の製品はこまめな充電が必要です。
[C評価:Cshidworld「G11」]
完全ワイヤレスのなかでは長持ちする方です。
稼働時間:3時間52分
充電時間:1時間43分
[C評価:Pasonomi「TWS-X9」]
充電時間は短くていいのですが、稼働時間も短かったです。
稼働時間:2時間48分
充電時間:1時間12分
[C評価:GLIDiC「Sound Air TW-5000」]
アルバム2枚で切れちゃう、稼働時間の短さ……。
稼働時間:2時間38分
充電時間:1時間12分
そしてD評価の2製品がこちらです。稼働時間のわりに充電時間が長かったです。
[D評価:TAROME「X4T」]
充電したあと、しまう角度が難しくてイライラしちゃいます!
稼働時間:3時間47分
充電時間:2時間17分
[D評価:AVIOT「TE-D01c」]
S評価の「JVC」とは4倍以上の差が出てしまった「AVIOT」。とにかく使用時間が短かすぎます! ケースでも充電できるけど、充電スピードも遅くて残念でした。
稼働時間:2時間58分
充電時間:2時間3分
以上、各テストの結果を詳しくご紹介しました! 最後に、これらすべてのテストを踏まえて全製品をランキング順にご覧ください。
すべてのテストで高評価! 神イヤホンは「TaoTronics」
今回は“ながら家事”ができ毎日を楽しく過ごせるようなワイヤレスイヤホンを求め、とことん女性目線でテストを実施。実際の使用シーンを想定した検証を行った結果、1位に輝いたのは「TaoTronics」でした!
水仕事や掃除機がけをしていても音楽がしっかり聞こえる点、大きなスピーカーで聴いているような広がりのある超高音質で、音楽・動画・電話、全ての場面でバッチリ対応してくれます。
360度音が広がる音は、まるで大ホールにいるよう! 重厚感があり、スピーカー並みの音質が楽しめるのがプロやモニターからとくに好評でした!
イヤーフックで誰の耳にもフィットし、ズレないのも魅力。LDK初のワイヤレスイヤホンで無敵の逸品が見つかりました!
TaoTronics
TT-BH026
購入価格:3480円
(ワイヤレス)
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:A評価
動画編:S評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:A評価
●テスト3/充電・稼働時間:S評価
2位以下については、どこかに欠点が目立ちはじめる結果になりました。
使い心地はトップクラス! 稼働時間も満足の「Estavel」
ぴたっと密着して外れにくいシリコンとフックがでフィット感バツグン、充電・稼働時間のテストでも高評価を獲得した「Estavel」。音質が「ガンガン響いてくる音」という点で若干評価を下げましたが、大きな音でノリノリで聴きたい人にはおすすめです!
Estavel
HT-BT01A
購入価格:1999円
ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:C評価
動画編:B評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:S評価
●テスト3/充電・稼働時間:S評価
小ぶりで、音のバランスもいい SONY「Wl-C300」
心地のいい音でリラックスして聴ける「SONY」。全体的にバランスのいい音質でした。小ぶりなサイズ感で使い心地もばっちりです。
SONY
Wl-C300
購入価格:4250円
ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:A評価
動画編:C評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:A評価
●テスト3/充電・稼働時間:A評価
4位: 音楽にひたすら没頭できる!
JBL「T110BT」
生のバンドを聴いているような臨場感を味わえます。洗い物をしていても水音を気にすることなく音楽に没頭できますよ! SONY同様女性にぴったりの小さめサイズで装着感もいいです。
JBL
T110BT
購入価格:2369円
ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:A評価
動画編:C評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:A評価
●テスト3/充電・稼働時間:A評価
5位: 臨場感たっぷり! でも外れやすい…
GLIDiC「Sound Air TW-5000」
音質「音楽編」ではベストに輝いた「GLIDiC」。まるで耳元で歌われているような臨場感がありながら、まわりの音や呼びかけがちゃんと聞こえるから、ながら聴きに最適です! ただちょっと大きめで、外れやすいのがマイナスとなり5位止まりとなりました。
GLIDiC
Sound Air TW-5000
購入価格:7500円
完全ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:S評価
動画編:A評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:D評価
●テスト3/充電・稼働時間:C評価
6位: 音楽に集中したい人向きの
AVIOT「TE-D01c」
「AVIOT」は音漏れのテストで高成績を獲得! まわりを気にせず音楽や動画に集中できるイヤホンです。ザンネンなのはサイズ。女性の耳には大きすぎて、うっかりすると外れてしまいます。
AVIOT
TE-D01c
購入価格:4980円
完全ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:B評価
動画編:S評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:B評価
●テスト3/充電・稼働時間:D評価
6位: 周囲の音や声がちゃんと聞こえる
Cshidworld「G11」
10製品中、唯一シリコンがついていないイヤホンで、装着すると耳を完全に塞がないため、周囲の音がしっかり聞こえます。ただその分、音漏れはしてしまいます。
Cshidworld
G11
購入価格:3999円
完全ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:A評価
動画編:D評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:A評価
●テスト3/充電・稼働時間:C評価
6位: 装着感はばっちりだけど他は……
Pasonomi「TWS-X9」
ひょうたんのような耳をふさぐ大きなボディが特徴の「Pasonomi」。しっかり装着できる点は高評価でしたが、その反面水音がうるさく音楽がかき消されてしまいました。呼び声にも気がつきにくく“ながら聴き”はちょっと難しいかも……。
Pasonomi
TWS-X9
購入価格:6080円
完全ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:D評価
動画編:S評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:B評価
●テスト3/充電・稼働時間:C評価
6位: バランスのいい音! 見ためが
残念なJVC「HA-FX57BT」
音質のテストでは全体的に評価が高く、バランスのいいイヤホンなので、ながら聴きにはおすすめです。太いコードがズレやすいうえ、聴診器のようで、女子的には見ためが今ひとつという結果に……。
JVC
HA-FX57BT
購入価格:2730円
ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:A評価
動画編:A評価
電話編:D評価
●テスト2/使い心地:C評価
●テスト3/充電・稼働時間:S評価
10位: すごい高音質! でも女性には
使いにくかったTAROME「X4T」
歌声や音楽が聴き分けられるほどの高音質で、呼びかけにも気がつきやすく、音質のテストでは高評価だった「TAROME」。ただ、女性がながら聴きするには大きすぎて、使い心地で評価が下がりました。また完全ワイヤレスのため、稼働時間の短さも気になりました。
TAROME
X4T
購入価格:5999円
完全ワイヤレス
各テストの結果はこちらです。
●テスト1/音質
音楽編:A評価
動画編:A評価
電話編:S評価
●テスト2/使い心地:D評価
●テスト3/充電・稼働時間:D評価
以上、女性向けのワイヤレスホンのランキングBEST10でした。
[まとめ]「TaoTronics」以外は 得意不得意が分かれる結果に!
2位以下は音質が良くても充電時間が長かったり、使い心地は良くても音漏れがすごいなどと得意・不得意分野がハッキリと分かれ、バランスの良いものがほとんどありませんでした。
その中で1位に輝いた「TaoTronics」は、欠点なしにもかかわらずなんと3000円台で買えちゃいます。今すぐにでも購入して、ホッと一息つきながら大好きな曲を聴く幸せを味わってみてくださいね!