AV機器 感動を安く買うなら1万円以下のケーブルイヤホン

スマホや音楽プレイヤーを購入したときに付いてくる、付属のイヤホンから卒業を考えている人は多いのではないでしょうか。そんな人に、おすすめしたい、高音質のケーブルイヤホンを今回はご紹介します。

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最近主流となっているBluetooth接続のワイヤレスイヤホンと比べると地味なジャンルではありますが、有線タイプにはバッテリー切れの心配や音の遅延がないというメリットがあります。

また、何よりも音質面で優れているのがケーブルタイプのメリット。Bluetoothタイプも音質は向上していますが、まだまだ低価格帯ではイマイチのこともあり、「せっかく買い替えたのに…」ということもあるかもしれません。

ケーブルタイプなら買い替えに最適な1万円以下の製品でも、その音にきっと満足するはずです。編集部おすすめのU1万円のケーブルイヤホンをその特徴と併せてご紹介していきます。

AV機器 1万円以下ケーブルイヤホンをオススメしたい2つの理由

まずは、ケーブルイヤホンの特徴から解説していきます。

[理由1]音質に対してのコスパが良い

1万円以下ケーブルイヤホンをオススメしたい2つの理由 イメージ

1万円以下のイヤホンでは主にダイナミックドライバーが採用されています。ダイナミックドライバーはパワフルな低音再生が特徴。また、生産・調達コストが安いためにイヤホンの価格を抑えることができます。ダイナミックドライバーは、コスパが良いイヤホンの条件の1つと言えるのです。

[理由2]耳に収まりやすい小型サイズ

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シンプルな構造をしているので、サイズが小さく仕上がっている機種が多いです。大きいイヤホンが苦手な人とっては喜ばしい特徴です。

また、ドライバーは口径が大きいほど低音のパワーが大きくなる傾向にあります。3000円台のイヤホンの口径が6mm弱なのに対して、7000円台のイヤホンだと口径が11mm強で、サウンドもパワフルです。同じ1万円以下のイヤホンでも口径の違いが価格や性能にも関わってくるのです。

ケーブルイヤホンの特徴がわかったところで、今回のテストの詳細をご紹介したいと思います。

AV機器 音質と使いやすさをプロが厳しくテストしました

良いイヤホンに出会うには片っ端から聞いてみるしかないということで、今回は8本のイヤホンをテスト。また、今回の検証では下記の評価項目を設けました。

評価項目
・高音域の質(20点満点)
・中音域の解像度(20点満点)
・低音域の質(20点満点)
・ダイナミクス(20点満点)
・装着感(5点満点)
・タッチノイズ(5点満点)
・外音遮音性(5点満点)
・形状安定性(5点満点)

上記8項目を総合し、順位を算出しました。特にダイナミクスについては音楽を楽しむ要素の1つとして、ご注目ください。

ご協力頂いたのはこちらの方々

音質と使いやすさをプロが厳しくテストしました イメージ

東京音研放送サービス代表
原田裕弘氏(写真左)

長年AM・FMラジオ局のスタジオ、中継、収録ミキサーを担当。局外中継、収録の際にはヘッドホンミキシングをしてきたため、ヘッドホン・イヤホンには強いこだわりを持ち、愛用機はモディファイして使用中。

サウンドプロデューサー
大澤大輔氏(写真右)

メジャーアーティストのCD制作や番組プロデュース、空間音響やプロダクション・システムのデザインなど、音響と音楽制作に関わる様々な領域で活躍する毒舌のアイデア・マン。

それでは、1万円以下で買えるケーブルイヤホンのおすすめランキングを発表します。

記事1位BEST 【1位】完成度が高いハイレゾ対応の「SE-CH9T」

【1位】完成度が高いハイレゾ対応の「SE-CH9T」 イメージ
パイオニア:SE-CH9T

パイオニア
SE-CH9T
実勢価格:8674円
重量:約9g(コードを除く)
コード長さ:1.2m
構造:ダイナミック型、密閉型
再生周波数帯域:5Hz~50kHz
出力音圧レベル:108Ω
インピーダンス:26Ω

テスト結果はこちら

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合計:71ポイント

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周波数特性

全体的に音圧が高いです。低音域や高域もインパクトのある再生ができます。

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音の密度

中高域の密度が高いだけではなく、ほぼ全域にわたって高密設計を実現しました。

栄えある第1位は、パイオニアが発売した「SE-CH9T」です。特徴は、9.7mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載し、ハイレゾ対応するために高域は50kHzまで再生できること。

エアフロー・コントロール・システムと呼ばれる技術を駆使して、引き締まった低音とクリアな中域を表現します。また、ノズル部をアルミ合金と真鍮の二重構造にすることにより、不要な共振を抑制して、クリアな中音とタイトな低音の再生を実現しました。

そのほかの魅力的なポイントをご紹介しましょう。なんとU1万円のイヤホンながら、ケーブルが交換できるMMCX端子を採用しているのでリケーブルに対応できるんです。これで断線を恐れることなく、長くイヤホンを愛用できて、なおかつ好みの音色をケーブルで追及できます。

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そして、柔軟なケーブルを採用していることから耳の後ろにケーブルを回すシュアがけで装着可能。シュアがけはタッチノイズを減らすことができます。

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ほかにも、ステレオ分離を改善するL/Rグランド分離型のリモコンマイク付ツイストケーブルを採用することにより、 広大な音場再生が可能です。

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聴き方はアダプターで聴くのがベスト。イヤホン端子がなくデジタル出力専用のLighting端子のみのスマホでケーブルイヤホンを使うには、ヘッドホンジャックアダプタを使用しなくてはなりません。iPhone 7シリーズに付属する純正のアダプタを使って接続すると、バランスが整う傾向にあるため、ぜひこちらの方法をお試しください。

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このように魅力を挙げたらキリがないパイオニア「SE-CH9T」ですが、識者からも評価を得ています。

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「今まで視聴したパイオニア製品の中で、1、2を争う素晴らしい完成度! やや派手目の音がいい」

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「中音域寄りのバランスで音量を上げるとうるさく感じる。静かな音楽でもピアノの音が刺さることがある」

ダイナミックドライバーを採用したパワフルなサウンドながら、繊細な表現力も持ち合わせている「SE-CH9T」は、脱オーディオ初心者に薦める優秀なイヤホンです。

記事2位BEST 5千円で買える実力派音楽に入り込める「E3000」

5千円で買える実力派音楽に入り込める「E3000」 イメージ
ファイナル:E3000

ファイナル
E3000
実勢価格:4976円
重量:約14g
コード長:1.2m
ドライバー:6.4mmダイナミック
インピーダンス:16Ω
付属品:イヤーチップ(5サイズ)、イヤーフックなど

テスト結果はこちら

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合計:66.5ポイント

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周波数特性

なだらかに音圧が上昇しています。これは、特定の音域を強調しない特徴を持っているということです。

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音の密度

低音近くまでエネルギーがあるので、量感たっぷりのサウンドが楽しめます。

第2位はとにかくコンパクトなサイズで、ナチュラルな音質を追及しているファイナルの「E3000」。メーカーによるとこのイヤホンは、「強調した音域をつくらないことで、高い解像度と広いサウンドステージを実現」し、「ナチュラルな音質を追及した」とのことです。サウンドだけでなく、装着感にまで配慮された「E3000」の魅力を解説します。

まずはドライバー。6.4mm口径と小さめなために、誰の耳にでもフィットしそうなサイズを実現しています。また、ドライバーの加工精度も高く、メーカーは「この価格帯としては異例」と豪語するというレベルです。

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付属のイヤーフックはとても柔軟な素材でできていて、耳にすぐ馴染むスグレモノ。イヤホンの音質は装着性で大きく変化するので、装着性を向上させるイヤーフックはユーザーにとってポイントは高いです。

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しかも装着すると、このようにシュアがけができます。イヤホン自体が小さいので圧迫感を感じることなくしっかり装着することが可能です。

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また、「E3000」にはバリエーションがあり、価格は上がってしまいますがリモコン付のモデルもあります。AndroidやiOSに対応しており、ハンズフリーで通話も可能です。このような選択肢があるのも嬉しいです。

ファイナル:E3000C

ファイナル
E3000C
実勢価格:5428円

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「中域~高域にかけて無理やりな感じもなく、なかなか音楽に入っていけて、好印象。高級なんだけど威張り散らさない感じで、丁寧な出音です。低音の膨らみはロックなどでは邪魔に感じるかも……」

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「音場の広がり感に欠け、抜けがないものの、刺さるような印象はなく、ある意味耳に優しいイヤホンです」

完璧な評価とは言えないかもしれませんが、この価格帯としてはレベルが高いイヤホンに仕上がっています。丁寧で優しいサウンドで楽曲を楽しみたいなら、コスパも良い「E3000」がオススメです。

記事2位BEST ゼロオーディオの新しい装着感に注目

ゼロオーディオ:ZERO AUDIO CARBO i ZH-DX240-CI

ゼロオーディオ
ZERO AUDIO CARBO i ZH-DX240-CI
実勢価格:4860円
重量:約2.4g(コードを除く)
コード長さ:1.2m
構造:ダイナミック型、カナル型 
再生周波数帯域:8Hz~70kHz
出力音圧レベル:101Ω 
インピーダンス:16Ω

テスト結果はこちら

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合計:66.5ポイント

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周波数特性

超低域から中域まで、しっかりバランスが取れています。高音の処理もさすがです。

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音の密度

中高域に音を集中させています。ただし、中域の密度が低いので薄く感じるかもしれません。

続いて「E3000」と同率2位、ゼロオーディオ「ZERO AUDIO CARBOi ZH-DX240-CI」をご紹介しましょう。

このイヤホンの特徴はなんと言っても、耳に斜めに入れる「slant in(スラントイン)」を採用していることです。これにより、装着・着脱性能の向上だけでなく、立体的なサウンド再生を実現しました。

また、8Hz~70kHzの再生周波数帯域をカバーする超小型ダイナミックドライバーを搭載で、コンパクトながら鮮やかにサウンドを表現します。ほかにも、カーボンファイバーと削り出しアルミニウムの2重制振構造の複合強化ボディー「コンポジットハウジング」は、不要な共鳴振動を抑えて、ドライバーユニットの性能を上限まで引き出すことができます。

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「角度によって確かに中低域の聞こえ方がずいぶん違う。ゼロオーディオっぽいきらびやかな出音で、サウンドはドンシャリ系」

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「女性JAZZボーカルが生々しく、ベース音も濁りがなく美しい。個人的にはドラムスの緩いキックの再現性が面白かった。音に関してはかなりのクオリティだ」

斜めに入れる新装着法を採用した「ZERO AUDIO CARBOi ZH-DX240-CI」は、耳に心地よくフィットする優れた逸品だと言えるでしょう。

4位: 低音が得意で
ロック向きな「CX 2.00i」

ゼンハイザー:CX 2.00i

ゼンハイザー
CX 2.00i
実勢価格:4909円
重量:約15g
コード長:1.2m
ドライバー:ダイナミック
周波数特性:17~20000Hz
インピーダンス:28Ω
付属品:イヤーピース(XS、S、M、L)

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合計ポイント:66ポイント

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周波数特性

高音域の動きが若干異なりますが、「E3000」同様にフラットな周波数特性です。

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音の密度

赤~黄部分の高密度な領域が「E3000」よりも、低音域に伸びています。

4位はロックを好んで聞く人にオススメしたいのが、ゼンハイザー「CX 2.00i」です。低音から高音までの音域を幅広くカバーしていて、中でも安定感のある迫力満点な重低音を再生できるのが強み。

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「最初に驚くのが、その豊かな低音。ほんの少しだけ、強調されすぎているが、これだけ低音が聞こえるのはさすが」

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「低音が多め、中音多め、高音控えめです。大音量でハードロックを聞いても歪まないのがいいですね」

低音を重視のイヤホンをお探しならゼンハイザー「CX 2.00i」が最適かもしれません。ただし、「CX 2.00i」で低音を堪能するには、イヤーピースと耳の形状がマッチしていなければならないので注意が必要です。ちなみに今回ご紹介したのは、iOS用ですがAndroid用のイヤホンも販売されています。

5位: 小音量で楽しむなら
「AH-C620R」がイチオシ

デノン:AH-C620R

デノン
AH-C620R
実勢価格:6559円
重量:約6.6g(ケーブル、リモコンを除く)
コード長さ:1.3m
構造:ダイナミック型、カナル型
再生周波数帯域:6Hz~40kHz 
出力音圧レベル:110Ω
インピーダンス:16Ω

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合計:65ポイント

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周波数特性

特化したところはないですが、バランスの良いチューニングが施されています。

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音の密度

中高音が高密度ですが、低音域から高音域までまんべんなくそこそこキープできます。

5位のデノン「AH-C620R」は、11.5mmのハイレゾに対応したダイナミック型ドライバーを搭載したハイコストパフォーマンスモデルのイヤホンです。

特徴は低音から高音まで、全域に渡って高解像度なサウンドを実現してます。ほかにも、「iPod」「iPhone」「iPad」を操作できるリモコンと通話用マイク付きで、音量の調整やハンズフリー通話ができます。

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「小音量でもパンチのある豊かな低音が楽しめるモデル。ヒーリング系はとてもいい」

低音を楽しむために音量は大きくなりがちですが、デノン「AH-C620R」なら小さめの音量でも量感のある低音が楽しめます。

6位: 大音量でも楽しめる
ゼロオーディオの3千円イヤホン

ゼロオーディオ:WHITE TENORE ZH DX201
ゼロオーディオ:WHITE TENORE ZH DX201

ゼロオーディオ
WHITE TENORE ZH DX201
実勢価格:3936円
重量:約3.2g(コード除く)
コード長:1.2m
ドライバー:5.78mmダイナミック
周波数特性:8~24000Hz
インピーダンス:16Ω
付属品:ヘッドホンクリップ、シリコンイヤーピース(S、M、L各2個)

テスト結果はこちら

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合計:64ポイント

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周波数特性

低音域と中音域が豊富でドンシャリ傾向にありますが、中音域の密度がある(下記グラフ参照)ので、バランスが取れています。

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音の密度

低音域近くまで一定の密度を保っているのが特徴です。

6位のゼロオーディオ「WHITE TENORE ZH DX201」は、5.78mm 超小型マイクロドライバーユニットを搭載した、中低域を中心にバランスの良いサウンド再生ができるイヤホンです。このイヤホンを製作したゼロオーディオは、低価格帯のイヤホンづくりのうまいメーカーとして知られています。

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「ドライバーの動きは少し硬そうですが、低音、中音、高音にわたってチューニングセンスは抜群です」

ほかにも、仕様上は可聴音域を超える8~24000Hzの周波数特性を誇り、大音量でも各音域のバランスが崩れないのも特徴です。大音量で音楽を楽しめる3000円台のイヤホンとして、かなり満足度が高いできになっています。

7位: 素直な音作りで
リケーブルもできるキネラ

キネラ:Bd005E e☆イヤホンモデル

キネラ
Bd005E e☆イヤホンモデル
実勢価格:3890円
重量:約30g
コード長:1.2m
ドライバー:ダイナミック×1、バランスドアーマチュア×1
周波数特性:20~20000Hz
インピーダンス:12Ω
付属品:シリコンイヤーチップ(S、M、L)

テスト結果はこちら

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合計:63.5ポイント

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周波数特性

中高音をピークに滑らかに音圧が変化しています。

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音の密度

中音を中心に高密度な音域が広いため、中~高音域が濁りなくきれいに聞こえます。

7位はこちら。キネラという中国メーカーの製品を、日本に向けにイヤホン専門店「e☆イヤホン」がチューニング監修をしたのが、この「Bd005E e☆イヤホンモデル」です。

3000円台というリーズナブルな価格帯ながらMMCXコネクタを採用しているのでリケーブルを楽しめます。

ほかにもドライバーには、中上位機種で多く見られるハイブリッド型を採用するなど、信じられないコスパの高さ。ちなみにハイブリッド型とは、原理の異なるドライバーを組み合わせるドライバー方式のことで、量感のある低音と繊細な高音が再生できるというのが特徴です。

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「立体感はあまりないが、余計な味付けがされていない分、とても素直に音楽を楽しむことができます」

リケーブルやハイブリッド型搭載など、3000円台とは思えない機能を搭載しているだけでもコスパが良いのに、サウンドも悪くないイヤホンならば、購入しない手はないでしょう。

8位: 「E300W」は欠点がないのが
長所のイヤホンです

オンキヨー:E300W

オンキヨー
E300W
実勢価格:4644円
重量:約14g
コード長さ:1.2m
構造:ダイナミック型、カナル型
再生周波数帯域:7Hz~25kHz
出力音圧レベル:108Ω
インピーダンス:16Ω
※現在は販売終了しています

テスト結果はこちら

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合計:59ポイント

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周波数特性

高域がほとんど出ていないことから、中低域メインのチューニングだとわかります。

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音の密度

全体的に音の密度感は乏しい印象です。高域はもちろん、中低音以下はほとんど確認できません。

不要な振動を抑えるアルミハウジングを採用しており、精細なサウンドが特徴のオンキヨー「E300W」が8位でした。また、周波数特性のグラフからわかるように中低域の再生を得意としています。

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「中低域の音楽の実の部分が充実していて、電車通勤でもしっかりと音楽が聞ける」

ただし、ほかに長所らしい長所もなく、得意な音楽ジャンルもなければ不得意なジャンルもないという無個性なイヤホンです。フラットな性能のイヤホンをお探しの人にはぴったりのイヤホンになるかもしれません。

1万円以下で買えるケーブルイヤホンをランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたか。普段、イヤホンなどオーディオに興味のない人も、手軽な価格帯なのでご紹介したイヤホンを試してみてください。きっといつも聞いている音と違う何かを感じることができるはずです。


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