家でもおいしい一杯が手軽に 飲めるコーヒーメーカーは?
朝食やランチ、ちょっと一息のときに飲みたくなるコーヒー。最近は淹れ立てのコーヒーが楽しめるコーヒースタンドはもちろん、コンビニなどでも手軽においしい一杯が購入できるようになり、もはや毎日の生活に欠かせない! という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は家やオフィスでもおいしいコーヒーを楽しめるコーヒーメーカーを探すため全10製品を大検証! お手頃でありながら、面倒な操作やお手入れいらずの一台はいったいどれなのか? オススメ順にランキング形式でご紹介したいと思います。
今回は、手軽さを重視し2000〜5000円台で購入可能な10製品がエントリーしました。
こちらの製品です。
①タイガー/コーヒーメーカー ADC-A060
②シロカ/ドリップ式コーヒーメーカー SCM-401
③メリタ/エズ SKG56
④Toffy/Toffy 4カップコーヒーメーカー
⑤ブルーノ/4カップコーヒーメーカー
⑥デロンギ/ドリップコーヒーメーカー ICM14011J
⑦サーモス/サーモス真空断熱ポットコーヒーメーカー/ECJ-700
⑧象印/コーヒーメーカー 珈琲通/EC-TC40
⑨ティファール/スビト
⑩ニトリ/ティー&コーヒーメーカー CM6631A
Amazonや楽天で購入できるものが多いので、ぜひ今後の購入の際にお役立てくださいね!
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「メリタ」と「サーモス」 なんと2製品がベストバイに!
今回10製品の比較をしたところ、なんと2製品がベストバイに決定! どちらも甲乙付けがたい魅力がつまっていたので、ぜひ最初にご紹介させてください!
こちらの2製品です。
メリタ
エズ SKG56
購入価格:2583円
そしてもう一つがこちら。
サーモス
サーモス真空断熱ポット
コーヒーメーカー/ECJ-700
実勢価格:4411円
ベストバイはこちらのメリタとサーモスでした!
メリタは豆のうまみを引き出し、格安機とは思えないくらいおいしいコーヒーが飲めて、仕上がりで最高評価を獲得! 一方のサーモスは手順がスムーズで便利な機能も付いていることが好評でした。どちらもサッとおいしく作れて、ほっと一息つく時間を叶えてくれるコーヒーメーカーです!
ランキングを発表する前に、手軽に美味しいコーヒーが作れる製品の選び方と、今回のテスト方法をご紹介します。
お手軽コーヒーメーカー選びは 3つのポイントをチェック!
今回の検証では「ラクにおいしいコーヒーが作れるコーヒーメーカー」を見つけ出すべく、「仕上がり(味や香り)」「使いやすさ」「手入れのしやすさ」の3つのポイントをチェックしました。
ポイント①仕上がり:同じ豆を使って味と香りの違いをチェック!
水と豆を計量して抽出し、味と香りを比較。ペーパーフィルターまたは、パーマネントフィルターが付属しているものはそれを使用して、3杯分ずつ抽出しました。味のチェックはコーヒーのプロ2人、そしてコーヒー好きの主婦モニター2人に協力いただきました!
すべて同条件でチェックするため、豆はこちらを使用しました。
まろみブレンド
共和コーヒー店
実勢価格:800円
味と香りのバランスがよく、まろやかでコクのある味わいが特徴です。テストではこの特徴が引き出せているかをチェックしました!
ポイント②使いやすさ:粉を入れてからカップに注ぐところまで採点
説明書通りの手順で、コーヒー粉を設置してスイッチを押すまで、やりにくさや分かりにくいところがないかチェックしました。注ぎやすさについては、カップだけでなく、持ち運びができる口の細いボトルへの移し替えやすさも見ました。
ポイント③手入れのしやすさ:片付けやすさと洗いやすさもチェック!
抽出後の状態からパーツを取り外し、実際に洗ってみて片付けやすさと洗いやすさをチェック。取り外す際にストレスがなく、スムーズに片付けられたものが高評価となります。ここまでクリアしていれば、朝の忙しいときもラクに淹れられますよね!
以上の3ポイントをそれぞれA〜Cで評価し、総合的に評価が高かった製品から順にランキングしました。まずは各テストの結果をご覧ください。
[テスト①仕上がり]「メリタ」は ハンドドリップ並のおいしさ!
唯一A+評価となったのは「メリタ」です。注いだ瞬間、いい香りにつつまれてほっこり。コクのあるまろやかな味わいで、飲み終わるまで香りが保たれ、まさにハンドドリップしたような仕上がりでした!
[A+評価]誰が飲んでもわかるおいしさ!
メリタ/エズ SKG56
メリタ
エズ SKG56
購入価格:2583円
豆の特徴を引き出し、まろやかな味わいで香りも立っています。そのヒミツは、本体とポットとの間に隙間がなく空気に触れないこと。おかげで、しっかり香りが閉じ込められるんです!
粉が均一に蒸らされて、雑味のないコーヒーは、程よい濃さで澄んで、キレイに抽出されています。
[A評価]アロマ機能や真空ポットで香りが持続!
サーモス/サーモス真空断熱ポットコーヒーメーカー/ECJ-700
デロンギ/ドリップコーヒーメーカー ICM14011J
・「サーモス」は香り高くキリッとした味わいに
サーモスも真空ポットに直に抽出され、メリタ同様空気に触れません。飲んでいるときも香りが保たれていました。
香り:◎
味:◎
サーモス
サーモス真空断熱ポット
コーヒーメーカー/ECJ-700
実勢価格:4411円
・「デロンギ」は粉を均一に蒸らして抽出
じっくり蒸らして淹れるアロマ機能が選べるのが特徴。ふわっと広がる芳ばしい香りが好評でした!
香り:◎
味:◎
デロンギ
ドリップコーヒーメーカー
ICM14011J
購入価格:3939円
[B評価]おいしくても香りが飛んでしまっているものも……。
残念ながら残りの7製品はすべてB評価に。味と香りで評価に差が出る製品が多くみられました。
こちらの7製品です。
タイガー/コーヒーメーカー ADC-A060
シロカ/ドリップ式コーヒーメーカー SCM-401
Toffy/Toffy 4カップコーヒーメーカー
ブルーノ/4カップコーヒーメーカー
象印/コーヒーメーカー 珈琲通/EC-TC40
ティファール/スビト
ニトリ/ティー&コーヒーメーカー CM6631A
なかでも「ニトリ」は苦みばかりが強調され、飲む頃には香りも飛んでしまっていました。また粉のこりが多く、飲みにくく最後の一口は粉だらけ……という結果に。
お湯の抽出口とフィルターの間に隙間があり、ポットも大きいので、コーヒーの温度が低くなって香りが飛んでしまいました。
奥ゆきのない尖った苦さで豆のまろやかさがなく、飲み終わるとカップの底に粉が残っているほどでした。
[テスト②使いやすさ]家族全員 ノンストレスでつくれる「サーモス」
使いやすさで1位となったのは「サーモス」。見やすい水タンクの目盛りや、フタを開けて粉を入れるだけの簡単ドリッパーなど、作るうえでの手間を排除した構造が高評価でした。
さらに、抽出完了をお知らせしてくれて、オートオフ機能付きなのも魅力! うっかり淹れたことを忘れてしまっても、保温ボトルだから熱々をキープしてくれますよ。
[A+評価]手順が少なく便利な機能付き!
サーモス/サーモス真空断熱ポットコーヒーメーカー/ECJ-700
サーモス
サーモス真空断熱ポット
コーヒーメーカー/ECJ-700
実勢価格:4411円
作りやすさ:◎+
注ぎやすさ:◎
とにかくパーツが超シンプルなのがポイント! スイッチを押せばあとはお任せで出来上がっちゃうんです。
フタをカパッと開け、ペーパーフィルターをセットして粉を入れるだけで準備完了。粉も入れやすいですね。
スイッチを押したら抽出がスタート。抽出後はライトが消えてお知らせしてくれます。
放置しておくと自動で電源オフになり、真空ポットで保温するので手がかからないのも嬉しい!
さらにポットの口が細くてカップに注ぎやすい! これなら口の細いボトルに入れるのもラクラクです。
[A評価]ムダのない簡単操作!
メリタ/エズ SKG56
メリタ
エズ SKG56
購入価格:2583円
作りやすさ:◎
注ぎやすさ:◎
メリタもサーモス同様、フタを開けて粉を入れるだけなので簡単。ほかにもこんなポイントがあります。
目盛りは濃さにあわせて2種類。ぱっと見で分かりやすい表示ですよね。
水タンクとドリッパーのフタが一体になったシンプルな作りで、一緒に開きます。
給湯口は自動で粉の上にセットされます。メリタは、説明書を読む必要がないくらい操作が簡単でした!
[B評価]目盛りが見にくいものも……。
こちらの5製品は目盛りが見にくかったり、抽出完了が分かりにくかったりと、つくりやすさの面で評価をさげてしまいました。
タイガー/コーヒーメーカー ADC-A060
シロカ/ドリップ式コーヒーメーカー SCM-401
Toffy/Toffy 4カップコーヒーメーカー
ブルーノ/4カップコーヒーメーカー
ティファール/スビト
ただ5製品のうち「タイガー」と「デロンギ」は評価の高い部分もありました。
・「タイガー」は水タンクが外せます
「タイガー」は唯一水タンクを取り外すことができ、目盛りも見やすいので、水道から直接給水できて便利です。
使いやすさ:○
注ぎやすさ:○
タイガー
コーヒーメーカー ADC-A060
実勢価格:5030円
・「デロンギ」は便利な機能が充実
「デロンギ」も抽出完了の音が鳴ったり、40分経つと自動で電源オフになったりと便利な機能が充実しています。ただ、抽出後すぐに取り出すとコーヒーが漏れてくるのがマイナスでした。
使いやすさ:○
注ぎやすさ:○
デロンギ
ドリップコーヒーメーカー
ICM14011J
購入価格:3939円
[C評価]作るまでの用意にひと手間もふた手間もかかる……。
象印/コーヒーメーカー 珈琲通/EC-TC40
ニトリ/ティー&コーヒーメーカー CM6631A
ポットにドリッパーが付いているタイプの「象印」と「ニトリ」は付け外しが面倒で注ぎにくいという評価で、C判定になりました。
「象印」はポットにドリッパーを設置して粉を入れ、更にフタをするのがとても面倒でした。ドリッパーを付けたまま注げますが、最後の方はフタの間からコーヒーが漏れてしまいます。
使いやすさ:△
注ぎやすさ:△
とくに手間のかかるドリッパーが不評だった「象印」。さらにパーツも多くて組み立ても大変でした。
セットしたあと、フタをはめようとしてもカチッとはまらず不安定です。
注ぐと、ドリッパーごと落ちてきそうでコワい!
一方の「ニトリ」は4杯未満は計量カップで給水する必要がある不便さ! 本体もポットも目盛りは4杯目からになっています。ドリッパーのロックは噛み合わせが悪くフタをするのにコツが必要で、付け外しに手間取ります。
使いやすさ:×
注ぎやすさ:△
作るのも注ぐのもひと苦労の「ニトリ」。フタがスムーズにハマらないのも、忙しい朝にはイライラしてしまいそうです。
4杯未満の場合は、わざわざ計量して給水する必要があります。
たっぷり作れるのはいいのですが、注ぐときに相当重いです!
[テスト③手入れのしやすさ] 「メリタ」と「サーモス」は片付けラク
パーツの分解から洗い終わりまで、スムーズにできるかを検証したところ、面倒な手順がなく、パーツも清潔に保てるのは「メリタ」と「サーモス」という結果に!
片手で持ち上げるだけでドリッパーが外せたり、凹凸が少なく、汚れが溜まりにくい形になっているところが高評価でした。
[A評価]パーツが片手でスムーズに外せる!
サーモス/サーモス真空断熱ポットコーヒーメーカー/ECJ-700
メリタ/エズ SKG56
・「メリタ」はパーツが少なく分解もカンタン!
ドリッパーもポットも片手で分解できてストレスゼロ。抽出が終わったら、コーヒー粉はペーパーフィルターごとゴミ箱にポイッとするだけで済みます。
メリタ
エズ SKG56
購入価格:2583円
「メリタ」は、とにかく分かりやすいつくりで、洗い終わりまでつまずきポイントがありませんでした!
片付ける際は、フタを開けて持ち上げるだけ。スッと取り外すことができます。
フィルターは捨てて、洗うのはドリッパーのみという簡単さです!
・「サーモス」は本体もツルッとしていて拭きやすい!
洗うのはドリッパーとポットだけ。ドリッパーは溝があって洗いにくいものが多いなか、凹凸の少ないフォルムで汚れが溜まりにくいのも魅力でした!
サーモス
サーモス真空断熱ポット
コーヒーメーカー/ECJ-700
実勢価格:4411円
「サーモス」はドリッパーの洗いやすさに目を見張るほどでした!
「メリタ」と同様、こちらもドリッパーは片手で取れます。
注目は、凹凸の少なさ! おかげで汚れにくく、拭きやすくなっています。
[B評価]ノンストレスだけどドリッパーが外しにくいものも!
B評価となったこちらの6製品のなかには付属のフィルターが洗いにくかったり、ドリッパーが取り外しにくいものがありました。
タイガー/コーヒーメーカー ADC-A060
シロカ/ドリップ式コーヒーメーカー SCM-401
Toffy/Toffy 4カップコーヒーメーカー
ブルーノ/4カップコーヒーメーカー
デロンギ/ドリップコーヒーメーカー ICM14011J
象印/コーヒーメーカー 珈琲通 EC-TC40
・「ブルーノ」はスポンジでこすっても黄ばみが……。
パーツの取り外しは簡単だったのですが、付属のフィルターはこすってもなかなかキレイになりませんでした。
・「Toffy」はドリッパー取り外しにくい
「Toffy」はスライドさせて取り外すドリッパーになっています。分解自体は手間ですが、力はいりません。
[C評価]ガチャガチャしないとドリッパーが外れない……!
ティファール/スビト
ニトリ/ティー&コーヒーメーカー CM6631A
「ティファール」と「ニトリ」はともにドリッパーの外しにくさ、汚れの溜まりやすい構造でC評価となりました。
「ティファール」は、横にスライドさせてからでないと外せないドリッパーがとても面倒で、しかも底にコーヒーが残っていると、外す際の衝撃で飛び散るので注意が必要です!
スライド式なので、しっかり抑えて両手で取り外す必要があります。10製品中いちばんドリッパーが外しにくかったです。
深い溝とバネの間が洗いにくく、ここに汚れが溜まりやすくなります。
一方「ニトリ」は、ドリッパーのフタが外すたびに引っかかってストレスになりました。フィルター底のメッシュは処理が甘く、隙間があるので、汚れが溜まりやすいです。
フタのロック部分が外しにくくなっています。
底の処理が雑で、隙間に汚れが溜まってしまいます。また、乾かすとき場所を取って邪魔にもなります。
以上、3つのテスト結果をダイジェストでご覧いただきましたが、ここから10製品をランキング順に一挙にご紹介します!
誰でも手で淹れたような 味わいになる「メリタ」
「メリタ」は、味と香りで他製品に差をつけて堂々の1位! 操作もシンプルで、主婦モニターさんから高い支持を得ました。仕上がりのよさと簡単さを備えた一台といえるでしょう。
そのうえ、お値段もお手頃で言うことナシです!
メリタ
エズ SKG56
購入価格:2583円
仕上がり:A+
使いやすさ:A
手入れしやすさ:A
粉を入れてスイッチを押すだけで、コクの深いコーヒーがすぐに作れます。
放っておいてもおいしく出来る! 機能充実の「サーモス」
「サーモス」も、粉と水を入れたらあとはお任せ出来ちゃう手軽さでベストバイに。その間に朝ごはんを作っても、オートオフ機能と真空ポットのおかげで、熱しすぎたり冷めてしまう心配がありません! 「これなら寝ぼけてても作れる!」と絶賛でした。
サーモス
サーモス真空断熱ポット
コーヒーメーカー/ECJ-700
実勢価格:4411円
仕上がり:A
使いやすさ:A+
手入れしやすさ:A
オートオフと抽出お知らせ機能など欲しい機能が全部付いて5000円前後というのもお買い得です。いちいち様子を見なくてイイのも忙しい朝にぴったりですね!
ふわっと香る香りが高評価! 片付けもしやすい「デロンギ」
粉を均一に蒸らして抽出する「デロンギ」は3位にランクイン。じっくり蒸らして淹れるアロマ機能を選ぶこともできます。ふわっと広がる芳ばしい香りが好評でした。
デロンギ
ドリップコーヒーメーカー
ICM14011J
購入価格:3939円
仕上がり:A
使いやすさ:B
手入れしやすさ:B
ドリッパーに凹凸が多く洗いにくさはありますが、持ち手も付いているので、パカッと開けてすぐ取り出せます。
4位: まろやかで飲みやすいけど
香りが残念「タイガー」
「タイガー」は、まろやかなやさしい味わいで飲みやすいコーヒーです。ただ、香りは薄めで残念でした。
タイガーは10製品中唯一水タンクを外すことができます。目盛りも見やすく水道から直接給水できるので便利です。
タイガー
コーヒーメーカー ADC-A060
実勢価格:5030円
仕上がり:B
使いやすさ:B
手入れしやすさ:B
1人分ならポット不要で、カップに直接抽出も可能です。この場合はポットを洗う手間が省けます。
4位: 温度が高すぎてまろやかさが 引き出せていなかった「Toffy」
「Toffy」で淹れたコーヒーは、香りはちゃんと残っていましたが、温度が高すぎてまろやかさが引き出せていないという結果に……。高温すぎるとぼやけた味になってしまいます。
また使いやすさという点では、ポットは注ぎやすいのですが、水タンクに目盛りがなくて水量の調整が難しいという声もあがりました。
Toffy
Toffy 4カップ
コーヒーメーカー
購入価格:3025円
仕上がり:B
使いやすさ:B
手入れしやすさ:B
スライドさせて取り外すドリッパーで、分解がちょっとメンドウです。
4位: 「ブルーノ」は香りが薄め
軽くて注ぎやすさは高評価
あまり香りが立たず印象に残らない味わいだった「ブルーノ」。薄めでカドのない口あたりなので人によっては飲みやすいかもしれません。
使いやすさのテストでは、軽くて注ぎ口の細いポットは高評価となりました。ただドリッパーとタンクのスライド式のフタは、かわいいけどサッと開けられなくて使いにくかったです。
ブルーノ
4カップ
コーヒーメーカー
実勢価格:3025円
仕上がり:B
使いやすさ:B
手入れしやすさ:B
手入れしやすさのテストでもご紹介したとおり、汚れやすくスポンジでこすっても黄ばみが残ってしまいました。
4位: 薄めの味が好みならこれ!
ほんのり芳ばしい「シロカ」
「シロカ」は他製品よりも苦みが抑えられて、あっさりとした印象のコーヒーに仕上がります。ほんのり芳ばしい風味で、薄めが好きな方にはおすすめです。
給湯口のセットが手動で忘れそうではありますが、作り方別の水量の目盛りが見やすくて便利でした。
シロカ
ドリップ式コーヒー
メーカー SCM-401
実勢価格:1813円
仕上がり:B
使いやすさ:B
手入れしやすさ:B
ドリッパーは真上に持ち上げれば、土台まで丸ごと外れるタイプ。ステンレス部分も小まめに洗えてキレイに保てます。
8位: 若干渋みはあるけど香りも
濃さもちょうどいい「象印」
香りは多少立っていて、濃さもちょうどよかった「象印」。若干渋みが出ていて尖った味なので、好みが分かれそうです。
使い勝手ではドリッパーが使いずらくC評価となってしまい、総合ランキングは8位となりました。
象印
コーヒーメーカー
珈琲通/EC-TC40
購入価格:2750円
仕上がり:B
使いやすさ:C
手入れしやすさ:B
使いやすさではマイナスになりましたが、ポットの口が広くて乾かしやすく、手入れのしやすさではプラス評価に。このように逆さにして乾かしても安定します。
8位: 一口目は香りがいいけど
後味が粉っぽい「ティファール」
一口目は香りが広がりましたが、後半は粉が残って舌触りや後味が悪くなってしまった「ティファール」。使いやすさについても抽出完了がわかりにくかったり、目盛りがなかったりと残念な点が目立ちました。
でも、ポットの口がシャープで小さなボトルに移しやすいのはプラス評価になりました。
ティファール
スビト
実勢価格:2836円
仕上がり:B
使いやすさ:B
手入れしやすさ:C
10位: 「ニトリ」は苦いばかりで香りなし カップには粉残りも……
味・香りといった仕上がり、使いやすさ、手入れのしやすさ、すべてにおいていいところがなかったニトリ。価格的にも他社と比べてそこまでコスパがいいわけではないので、買う理由が見当たらないかもしれません。
ニトリ
ティー&コーヒーメーカー
CM6631A
購入価格:3045円
仕上がり:C
使いやすさ:C
手入れしやすさ:C
[参考テスト]一度にたくさん抽出できるのは「ニトリ」でした
今回は3つのテストの他に、「たっぷり淹れられるか」についてもチェックしました。結果は、最下位という残念な結果だった「ニトリ」でした。
大量に抽出できる「ニトリ」は、お客さんが集まるときや、朝に1日分を作り置きするにはとても便利。ただし保温機能で長時間温めると風味が飛んで味が落ちてしまうので注意が必要です。
こちらは抽出量の結果になります。
ふだん飲む量や習慣にあわせて、自分に合うサイズを選んでくださいね。
以上、お手軽価格で購入できるコーヒーメーカーランキングBEST10をご紹介しました。ベストバイのメリタは手でドリップしたような味わいで2000円ちょっととコスパも最高! 充実した機能で選ぶなら「サーモス」がおすすめです。
ぜひ味の好みやライフスタイルに合わせてぴったりの一台を見つけてみてください!