Windows7のサポートが2020年1月で終了!
2009年にリリースされたWindows 7の「サポート終了」まで、半年を切りました。サポートが終了してしまうと何が起きるかというと、
・セキュリティの更新がストップする
・新しい周辺機器に対応できなくなる
・ソフトの動作対象から除外される
つまり「新しい脅威に対応できず、安心して使えなくなる」ということなんです。
この機会に、Windows 7搭載パソコンを使ってるのならぜひ新しい機種に乗り換えましょう。今回は価格とスペックのバランスを見ながら、ベストな選び方も紹介します。
格安パソコンでも失敗しないメインマシンの選び方
まずは現在のパソコンのトレンドを掴みましょう。パソコンの用途別の機種選びと、スペックと価格のバランスを考えたパーツ選びを紹介します。
パソコンの主流は大きく分けて3通り
メインマシンなら狙いは高性能ノート!
パソコンはその用途によって、形や性能が違います。現在の主流となっている用途は、大きく分けて下記の3つとなります。
① ノートだけどハイスペック「高性能ノートPC」
大画面のノートPCで、据え置きで利用することが前提のモデルです。モバイルノートPCよりも高性能で、家の中で使いやすい家族共用としても活躍できる機種です。持ち運ぶことは可能ですが、外出先で使いにくいタイプです。
② 手軽に持ち歩いてどこでも使える「モバイルノートPC」
小型で薄くて軽い、がウリのモバイル型ノートPC。外出先での利用がメインで、持ち運びやすい代わりに、性能はどうしても低くなりがちです。
③ 仕事やゲームでバリバリ使える「デスクトップPC」
今、デスクトップ型は仕事やPCゲームで使う人がほとんど。高性能で長い期間利用することが可能です。ハイスペックな機種を安く買うならこのタイプです。
スペック選びでは性能と
価格のバランスがポイント
パソコンを構成するパーツで重要な5つの要素があります。このパーツの良し悪しで性能や価格が決まってくるのです。基本的な5つの要素を理解しましょう。
【1.計算や処理を行う左脳的な役割「CPU」】
【2.作業場所となる机の広さ「メインメモリ」】
【3.データを保存する机の引き出し「ストレージ」】
【4.画像処理や動画処理を行う右脳的役割「GPU」】
【5.画面のキレイさを決める「ディスプレイ」】
この5つがパソコンの性能を決める主なパーツとなっています。すべてハイスペックなのが理想ですが、それでは高価になりすぎます。パソコンで何をしたいのか、その用途によって性能を選ぶことが重要です。
ちなみに、デスクトップの場合CPU以外は基本的にあとから増設や増強ができるので、あまりシビアに考えず、予算から決めてしまうのもあり。足りなければ、後から買い足せばいいのです。
ノートの場合は増設できるものとできないものがあります。
5大スペックの選び方をマスターしよう
上で紹介した5つの構成要素の選び方を紹介します。ここを抑えておけば、今後の買い替えの際にも役に立ちますよ。
「CPU」はCoreシリーズが
価格とスペックのバランス◎
CPUの性能は、パソコンの処理能力に直結します。そのためメインマシンとして使うなら、Intel Celeronシリーズよりも、Intel Coreシリーズがベターです。一番の理由はコア数。
コア数が多いと複数の命令を並行して処理することが可能で、スペック以上に快適に利用することができるのです。
また、Coreシリーズの中でも、価格と処理能力のバランスでいうとCore i5が特にオススメです。
「メインメモリ」はOSだけで最低2GB
安定動作には8GB以上がベスト
メモリはCPUで処理する前後で一時的にデータを保存する場所で、CPUの性能が高くてもメモリが不足するCPUの力が発揮できないこともあります。そのため、ある程度余裕を持った容量を搭載することが最適解です。
また、メモリにもCPU同様にクロック数が設定されていますが、数字が高いほうが高性能です。
ちなみに、メモリースロットに空きがあり、あとから増設することのできる機種もあるので確認しておきましょう。
「ストレージ」は容量よりも
高速アクセスが主流に!
CPUの高速化によって、データの読み書きでの遅延が実感されるようになり、読み書きの高速化が最近のトレンドとなっています。しかし読み書きが早いSSDは高価で小容量となっているため、コストとのバランスが重要です。
高速化と価格は比例するように上がっていくため、注意が必要です。OS部分だけをSSDに入れたり、外付けの大容量HDDにデータを移動させたりすると快適に利用できます。
「GPU」はゲーミングPCなら
必須パーツ
グラフィック機能が向上するGPUは、映像処理や3Dゲームなどをバリバリ使う場合には必須のパーツです。しかし、逆をいうと映像処理を必要としない作業では、CPUに内蔵されている機能でも十分です。
ハイエンドなゲーミングPCを目指すなら、ある程度高価なGPUを搭載すると快適に操作可能です。
時々持ち運ぶなら
フルHD以上で15.6インチ
据え置き利用がメインなら、大画面と高解像度はマスト条件です。時々持ち運ぶという場合、解像度はフルHD以上、画面はギリギリ持ち運べる15.6インチがベスト。
現在13インチ以上のパソコンはフルHD画質が標準搭載となっているので、解像度はあまり気にする必要はありません。ただし、映像処理などで利用する場合は、さらに上位の4K画質を狙うのもありです。
「Officeソフト」が
付属している方が安上がり
仕事で使う場合なら必須のMicrosoft Office。パソコン購入時に付属されているほうが、後から買い足すよりも1万5000円ほど安上がりです。
別途購入だとこちらの価格になります。
3万2184円の「Personal 2019」ならWord、EXCEL、Outlookが使えて、Windowsパソコン2台まで利用可能。
3万7584円の「Home & Business2019」ならWord、EXCEL、Outlook、PowerPointが使えて、Win/Mac台まで利用可能です。
別途購入する場合は、マイクロソフトが力を入れている「Office 365 Solo」もおすすめです。詳しくはこちらをご覧ください。
6つの項目で徹底検証!機能や使い勝手を評価します
さて、各パーツの選び方を紹介したところで、パソコンの検証を行います。検証は6項目で行い、ランキングにしました。
【TEST①】スペック
構成パーツのスペックだけでなく、ベンチマークソフト「CrystalMark」で計測したスコアも基準にしています。
【TEST②】操作性
実際に利用して、キーボードやタッチパッドの使い勝手を評価。付属マウスも対象にしています。
【TEST③】拡張性
搭載されている端子の種類や数はもちろん、光学ドライブやカードスロットの有無も評価しています。
【TEST④】見やすさ
ディスプレイは解像度以外にも、視野角や周囲の映り込みも評価に反映されています。
【TEST⑤】バッテリー
公式のカタログスペックと利用時の減少度合いから判断しています。着脱して交換可能な場合は、評価に含まれています。
【TEST⑥】その他
Officeソフトの付属以外にも、生体認証機能やWebカメラのがぞ数なども評価しています。
各項目10点満点で採点し、60点満点でランキング化しました。
それでは早速、10万円以上のスペック高めのノートPCランキングを発表していきます。
最新CPUとOptaneメモリ&GeForceでスキのない「ideapad L340」
Lenovo
ideapad L340 Gaming 81LK001BJP
実勢価格:18万3373円
発売:2019年6月
CPU:Core i7 9750H2.6GHz/6コア
メモリ:DDR4 16GB PC4-19200
ストレージ:16GB Optane+1TB HDD
グラフィックス:GeForce GTX 1650
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Home & Business 2019/インターフェース●HDMI、USB 3.0×2、USB 3.0 Type-C×1、LAN/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2/バッテリー稼動●約9.1時間
ハイスペックでありながら
価格とのバランスが抜群!
今回1位を獲得したのは、LenovoのゲーミングPC「L340」でした。最新のCPUに加えてHDDを高速化させるOptaneメモリやGPU搭載など、スキのない1台となっています。唯一の欠点が拡張性の低さ。SDカードスロットやUSB Type-CのThunderbolt3に未対応でした。
それでは各項目をチェックしてみましょう。
[チェック1]高速な最新Hシリーズの
第9世代Core i7搭載
CPUは高性能なハイパフォーマンス&グラフィックスのHシリーズを採用。しかも、最新第9世代CPUを搭載しています。
ベンチマークで比較しても差は歴然。
[チェック2]Optaneメモリで
HDD全体を高速化!
ストレージは価格を抑えたOptaneメモリを搭載していますが、アクセス速度はSSDより少し遅い程度となっています。また、Optaneメモリの機能でHDDへのアクセス速度も向上されるので、効率よく作業ができるのです。
Optane機能をオンにするだけで、実感できるほどに読み書き速度が上昇しています。HDDの容量が1TBと多く、ストレスなく利用できる便利な機能です。
[チェック3]バックライドLEDで
暗くても作業可能なキーボード
ゲーミングPCの特徴として、飾りのLEDの搭載があります。この機種もキーボード部分にLEDが搭載されていて、派手な見た目だけでなく、暗い中でも作業ができる実用性もあります。
青い光でゲーミングらしさも演出しています。
G5 15なら最新Core i7とRTX 2060でさまざまなゲームを快適プレイ!
Dell
G5 15 5590
実勢価格:19万5980円
発売:2019年2月
CPU:Core i7 9750H 2.6GHz/6コア
メモリ:DDR4 16GB PC4-21300
ストレージ:256GB SSD+1TB HDD
グラフィックス:GeForce RTX 2060
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●オプションで追加可能/インターフェース●HDMI、MiniDisplayPort、USB 3.0×3、USB 3.0 Type-C×1(Thunderbolt3兼用)、LAN、SDカードスロット/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth/バッテリー稼動●約4.5時間
CPU、メモリ、GPU
どれをとっても上位パーツ
今回の10台の中でも、もっともゲームに特化したパソコンがこの製品。CPUとメモリはもちろん、GPUにも上位パーツRTX2060が搭載されているので、下手なデスクトップよりも処理速度が圧倒的な場合も。
本体左側に配置された端子では、Thunderbolt3に対応しているので拡張性も十分。HDMIとMiniDisplayPortで外部ディスプレイへの出力もしっかり完備しています。
キーボードは幅全部を使ったフルサイズで、デスクトップと同じ感覚で入力することが可能です。また、防滴設計も嬉しいポイント。タッチパッドの反応も文句なし。ディスプレイはIPSで視野角も広くて見やすくなっています。
本体が2.6kg以上なので持ち運びには向いていませんが、このスペックなら据え置きとして利用しても十分役立ちます。
OfficeもBDドライブも搭載で全体的なバランスが良いT9
dynabook
T9 P2T9KPBL
実勢価格:17万4800円
発売:2019年6月
CPU:Core i7 8565U 1.8GHz/4コア
メモリ:DDR4 16GB PC4-19200
ストレージ:128GB SSD+1TB HDD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 620
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Home & Business 2019/インターフェース●HDMI、USB 3.0×3、USB 3.0 Type-C×1、LAN、SDカードスロット/光学ドライブ●ブルーレイ/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0/バッテリー稼動●約9時間
第8世代の省電力CPUですが
メモリ16GBでスペックの低さを感じない
CPUが一世代前ですが、数値以上にスペックの差が感じられないほど、快適な操作でした。それもメモリ8GB×2という設計のおかげ。本来なら処理能力の足を引っ張ってしまうグラフィック周りも、大容量のメモリでしっかりカバーできているからなのです。
テンキー搭載のフルサイズで使い勝手はまずまず。ワイヤレスマウスも同梱されているので、追加で買う必要もありません。
今時のパソコンとしては珍しくブルーレイディスクドライブを搭載しているので、映画などを楽しむことにもピッタリ。ほかにも顔認証機能もあって、バランスが取れたオールインワンなノートPCです。
4位: 4Kディスプレイで圧倒的な表現力!
拡張性も文句なしVAIO S15
VAIO
VAIO S15
実勢価格:24万4944円
発売:2019年4月
CPU:Core i7 8750H 2.2GHz/6コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-21300
ストレージ:128GB SSD+1TB HDD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 630
ディスプレイ:15.6インチ 3840×2160
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Home & Business 2019/インターフェース●HDMI、VGA、USB 3.0×3、USB 3.1 Type-C×1(Thunderbolt3兼用)、LAN、SDカードスロット/光学ドライブ●ブルーレイ/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1/バッテリー稼動●約4.5~8時間
VAIOブランドはまだまだ健在!
満足度は高いがあとひと押しが足りない
拡張性の高い本体設計や4Kディスプレイなど、VAIOらしい作りではあるものの、1世代前のCPUとメモリ8GBではスペック的にあとひと押しがほしいところ。しかし、ハイパフォーマンス設計のCPUを搭載しているので、2Dの描画能力なら問題はありません。あとはコスパがやや割高な点も惜しい。
キーボードは申し分のない打鍵感。軽快に入力ができますが、角度によってはキーの印字がやや見えづらいことがありました。
4Kの解像度は体験すると、かなり精細さが違います。グラフィック作業に向いているのはもちろんですが、Webサイトの閲覧だけでもよくわかります。
5位: 老舗メーカーの実力を実感する
手堅いスペックのNX850
NEC
LAVIE Note NEXT NX850/NA
実勢価格:15万1015円
発売:2019年5月
CPU:Core i7 8750H 2.2GHz/6コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-21300
ストレージ:256GB SSD+1TB HDD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 630
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Home & Business 2019/インターフェース●HDMI、USB 3.0×2、USB 3.1 Type-C×1、LAN、SDカードスロット/光学ドライブ●ブルーレイ/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth/バッテリー稼動●約5.9時間
目立った機能はないものの
全体的にまとまった高性能機
CPUとメモリはVAIOと同じで、一世代前ではあるもののまずまずの構成です。しかし、ストレージがSSDで256GBも搭載されていて、このあたりのバランスはかなり使いやすく、特にSSDはベンチマークで最速を叩き出しています。突出した性能はないものの、バランスの取れた機種となっています。
キーボードは打鍵音の少ない静音設計で、しかも打ちやすい構造。マウスが付属されているのもポイント高い。
YAMAHAのサウンドシステムを搭載しているので、ハイレゾ音源も忠実に再現。ブルーレイドライブでエンタメを楽しむことにもぴったりな機種です。ただ、欠点としては、ファンの音が大きめなのと、充電時に本体に熱がこもる点が心配です。
6位: 15.6インチで1kgを切る脅威の軽さ!
持ち歩きを重視するならSwift 5
Acer
Swift 5 SF515-51T-H58Y/BF
実勢価格:15万7202円
発売:2019年3月
CPU:Core i5 8265U 1.6GHz/4コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-21300
ストレージ:512GB SSD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 620
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Home & Business 2019/インターフェース●HDMI、USB 3.0×2、USB 3.1 Type-C×1/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth/バッテリー稼動●約10時間
軽さとバッテリー稼働時間10時間で
出先での心強い相棒になる1台!
スペック的には第8世代のCore i5でメモリ8GBと標準的ですが、今回の検証で唯一のSSD512GBが搭載されている機種となります。しかも、驚くのはその軽さ。15.6インチで1kgを切っているので、大画面を持ち運ぶことも可能です。ディスプレイにタッチパネルが搭載されていて、その軽さのせいでタッチのたびに画面が揺れてしまうのが少し残念。
キーボードは打ちやすく音も静か。視野角の広いIPSディスプレイですが、映り込みが多い光沢仕上げがやや気になります。しかしバッテリー稼働で10時間、今回の実測でも輝度MAXで8時間も動いていたパワフルな機種なので、外出の多い営業職にはオススメです。
7位: コスパ重視ならまず選択肢に入る
BTOのノートPC m-Book
マウスコンピューター
m-Book B509H-A
実勢価格:12万9384円
発売:2019年6月
CPU:Core i7 8565U 1.8GHz/4コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-19200
ストレージ:256GB SSD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 620
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Home & Business 2019/インターフェース●HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0×2、USB 3.1 Type-C×1、LAN、SDカードスロット/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth/バッテリー稼動●約8.6時間
高価格帯と比べるとスペックは落ちるが
今回の全機種中でもコスパ抜群!
第8世代の省電力シリーズのCore i7、メモリ8GB、SSD256GBとスペックだけ見ると一通り揃っています。また、Officeも付属され、ディスプレイもIPSパネルで発色良く、視野角もしっかり確保されています。押さえるべき点はしっかり押さえられ、しかも価格が12万円台とほかの機種よりも2~3万円ほど安いのが最大の特徴です。コスパ重視なら外せません。
Windows Helloに対応したカメラも搭載され、セキュリティ面でも安心できます。
ちなみに、限定台数1000台のキャンペーン中で、キャンペーンが終了すると1万円ほど高くなるので、急ぎましょう。
8位: Thunderbolt3に対応した
拡張性の高いSOLUTIONシリーズ
iiyama PC/パソコン工房
SOLUTION-15FH061-i7-UHSX
実勢価格:12万5237円
発売:2019年6月
CPU:Core i7 8565U 1.8GHz/4コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-19200
ストレージ:256GB SSD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 620
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●Office Personal 2019/インターフェース●HDMI、Mini DisplayPort、USB 3.0×2、USB 3.1 Type-C×1(Thunderbolt3兼用)、LAN、SDカードスロット/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0/バッテリー稼動●約4.9時間
こちらもBTOメーカーのノートPC。7位の機種と同じ筐体を使っていて、構成パーツもほぼ一緒です。違いはThunderbolt3に対応していることと、Office Personal 2019ということです。グラフィックはCPU内蔵なのですが、ベンチマークは1.5倍ほど早くSSDも高速でした。
ディスプレイは反射防止のノングレア加工で見やすく、映り込みが少ないのが特徴です。しかし、視野角は狭めです。
9位: SSD・GeForce・DVDが揃って
コスパ十分なInspiron 15 5000
Dell
Inspiron 15 5000 プレミアム
実勢価格:12万1532円
発売:2019年5月
CPU:Core i5 8265U 1.6GHz/4コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-21300
ストレージ:256GB SSD
グラフィックス:GeForce MX130
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●HOME & Business 2019/インターフェース●HDMI、USB 3.0×2、USB 3.0 Type-C×1、LAN/光学ドライブ●DVD/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth/バッテリー稼動●約4.3時間
CPUは第8世代のCore i5 Uシリーズを搭載し、今回の検証では一番低いスペックです。しかし、グラフィックにGeForceを搭載しているので、比較的軽めのゲームなら快適にプレイ可能です。3D処理も、CPU内蔵グラフィックス機種よりも格段に性能は上です。
キーボードの操作もタッチパッドもストレスなく操作可能で、セキュリティについても指紋認証で万全です。さらにDVDドライブもあって、お得感はかなり高い機種です。
10位: USBが少なくスペックもそこそこですが
お手軽価格のVivoBook 15
ASUS
VivoBook 15 X512FA-EJ121TS
実勢価格:10万9633円
発売:2019年4月
CPU:Core i5 8265U 1.6GHz/4コア
メモリ:DDR4 8GB PC4-19200
ストレージ:256GB SSD
グラフィックス:Intel UHD Graphics 620
ディスプレイ:15.6インチ 1920×1080
OS●Windows 10 Home(64ビット)/Office ●HOME & Business 2019/インターフェース●HDMI、USB 3.0×1、USB 3.0 Type-C×1、LAN、microSDカードスロット/通信●Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)、Bluetooth/バッテリー稼動●約10.5時間
構成自体は9位のDellと同じですが、グラフィックスはCPU内蔵を利用しています。そのため、映像処理やゲームには不向きですが、EXCELなどの軽作業ならストレスなく使えます。公称10.5時間は10台中トップで、検証でも輝度最大で7時間稼働していました。
ベゼルレスが極狭でかなりスッキリしたデザイン。かなりコンパクトな筐体で、持ち歩きにも最適です。
以上、10万円以上のハイスペック機種のランキングでした。価格差がある中あえてひとつのランキングにしているので、価格・性能・やりたいことのバランスを確認して、ぜひ自分に合った一台を見つけてください。